アウディ A3スポーツバック 「走り、乗り心地、実用性、スタイリング、全...」のユーザーレビュー

走り、乗り心地、実用性、スタイリング、全...

2006.2.21

総評

走り、乗り心地、実用性、スタイリング、全て気に入ってます。納車2ヶ月半3000km走行後のレポートです。この車は、うちの家族の誰かがかわるがわる毎日乗っていて、それぞれ仕事、遊び、買物、ドライブ等と休む暇なく働いてくれています。しかも、誰が乗ってもどの目的で使ってもほとんど満足させてくれるこの車は、凄いと思います。

　私にとっては、車に求めるものがほとんど全て揃っていて、この車と出会えたのはある意味奇跡かもしれません（笑）。

　ひとつひとつの要素を見ればこの車より優れている車は星の数程ありますが、多くの要素を高いレベルで実現している車として見た場合、かなり有力な存在だと思います。我が家のように1台で色々な用途をこなす車を求める場合には、きっと満足できる車になると思います。

満足している点

◎すばらしい加速とそれを十分制御できる強力なブレーキ
　特に、高速ではビクともしない非常に安定した走りを提供してくれます。高速以外でも、例えば混雑した状況でタイミングのいい加速減速が必要な状況等で、非常に楽に運転できます。

◎電光石火、滑らか、オートでもマニュアルでもとにかく凄い6速DSG
　このグレードの目玉装備ですが、これに感動してます。オートで走らせても、急加速すると変速されていくサウンドがまるでＦ１カーのようです。しかも、変速ショックをほとんど感じません。マニュアルで走らせると、特にシフトダウン時に回転数を合わしてくれているのでしょうか、クラッチの繋ぎ方が凄く上手いと感じることができます。

◎どの席に座っても乗り心地は満足できる
　シートとサスペンションの出来が絶妙です。Sline装着車ですが、カーブでのロール、凹凸の吸収が非常に良く、長時間乗っても疲れず、車酔いすることもありません。運転の楽しさと乗り心地を高次元で両立させていて、さすがはアウディといったところでしょうか。

◎シングルフレームと派手過ぎず中身が詰まったSlineのスタイリング
　アウディは少しスタイリングが大人しすぎると感じていた私にとって、シングルフレーム化はちょうどいい演出だと思います。それでいて、Slineの演出は控えめな前後スポイラーやすっきりしたＦバンパー等、華美にならないように心がけているのが、私の求めるところの大部分にヒットしています。Sline専用のシートやハンドル、シフトノブも気に入ってます。

不満な点

・ドア開けが全開か半開けでしか止まらない
　半開けでは荷物が入らず、全開けすると隣の車にドアが当たる、という状況ではドアの開度を制御するのが大変です。

・カーブを曲がっているときのアクセルワークは慎重にする必要あり
　私のドラテクが無いせいでしょうが、ターボが効き始めると曲がっている方向に吹っ飛んでいきそうです。カーブの出口で加速する際には慎重に踏むようにしてます。

　後、細かい欠点は、

・純正CDデッキに単曲リピート機能が無い
・PWスイッチの照明がライトを付けた時しか付かない（屋内の暗い駐車で困る）
・電動格納ミラーが時々動かなくなる
・ハンドル位置と連動するパドルシフトはハンドル位置によっては非常に使いにくい
・Slineのハンドルはホーンスイッチが非常に押しにくい

　といったものがあります。

　オートワイパーは便利な場合と思ったとおり動いてくれない場合が半々で微妙な評価です。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験