アルファロメオ ジュリエッタ 「AlfaRomeo Giulietta」のユーザーレビュー

AlfaRomeo Giulietta

2020.1.21

総評

デザイン、製品としての出来など含めると万人受けする車ではないし万人受けする値段でもない。普通、自分や生活などに合う車を探すがジュリエッタに自分を合わせることができないと非常にストレスがたまると思う。なのでジュリエッタになにかを感じ、本気で付き合っていく覚悟を決めてから買わないと結構後悔すると思う。セグメント的に安くはないから。
2012年に発売した当時、自分はCMか何かでこの車を見たとき本当に衝撃を受けた。こんなデザインの車がこの世に存在するのかと。まさに一目惚れ。当時ちょうど仮免教習中で、父親にせがんで試乗に行ったが猛反対を受け諦めた。しかし一昨年Peugeot5008GTを妻が買ったので色々と二人でいじってみたり、維持費を軽減する方法を考えてみたら、意外と近年の外車は何だかんだ手間はかかるが全部が全部金を積まなくても直せることを知ったので、通勤用として増車するため輸入車も視野に入れ探した結果縁あって我が家のジュリエッタとなってくれました。今後も色々と手間のかかるじゃじゃ馬娘でしょうが、付き合っていきたいと思います。

満足している点

この車は何と言ってもデザイン。現在でこそ似ている車もあるが2010年にこのデザインを出すあたり、流石はイタリアという感じ。
エンジンはMultiAir1368ccエンジンで、気づいたら３～４０００回転するようなエンジン。ミッションもAlfaTCTというデュアル乾式クラッチで、トルクコンバーター式ATやCVTとも違う、何というか本当にMT車のようなつながり方をするので面白い。
プジョー５００８ＧＴのパナソニックストラーダよりカロッツェリアナビがもう圧倒的に使いやすい。ＨＤＤもついていて音楽も入れられる。

不満な点

なんといってもダッシュボードがうるさい。バリバリバリバリというくらいうるさい。それに加え、フロントドア内張あたりからもビビビビビと鳴っている。現在2.5万kmだが、代車で乗った8万kmのVitsのように、リアサスあたりから古びたベッドのような音がある。ギッ、ギッ。
Cセグメントで、対抗はゴルフ、308などですが車両価格の割に内装のプラスチックが１００ショップクラスじゃないかというくらい安っぽい（特にドア取っ手）し、パネルをはがせばバリまみれ、ゴミまみれと嫌な人は嫌かもしれない。そんなもん掃除すればいい話ですが。
内装の建付けが適当（プラとプラ、プラと車体など干渉する辺りをしっかりと防音対策していない）なので、ダッシュボードとかからビビリ音が鳴るのではないかと思う。現行モデルの2000km程の試乗車もダッシュボードから音鳴りしていたので、そもそもの設計なのかパーツの精度なのかだと思っている。その代わり革の質感は非常に高い。その熱意を樹脂パーツにも発揮してほしい。
窓の開閉が、プジョーや国産と違い無段階（普通だと２段階で１段目が手動調整、２段目が全開閉）なので、ちょっと押し込むだけで窓が全開になってしまう。
2020/4/30追記
ビビり音全般的にエンジンマウントの劣化のせいで、対策品の液体封入エンジンマウントに交換したところ、今まで不満だった点がほぼ消えました。交換後も唯一鳴ったのはナビのフレーム？で、これは隙間にゴムを詰めて解決。

デザイン

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走行性能

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あくまでｉ－コクピットのプジョーとの比較ですが
、ハンドルは重め。180系ゼロクラウンと同じくらいの重さな気がする。雪道は普通に走れる。

乗り心地

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足まわりはちょっと硬めでスポールな設定。プジョーが柔く感じる。

積載性

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後席全部倒せばスキー板４セットくらいは積めます。

燃費

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７～１１ｋｍ／Ｌ

価格

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故障経験