プラットフォームに限界
ランドローバー・ディフェンダーのEV版が登場するのは、新しいプラットフォームを使用して次の世代へ移行する2030年以降になる可能性が高い。
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JLR(ジャガー・ランドローバー)の最高商務責任者であるレナード・ホーニック氏はAUTOCARの取材で、現行型ディフェンダーの電動化に関するリサーチにより、乗り越えるのが難しいパッケージング上の問題が明らかになったことを認めた。
「D7xプラットフォームを採用した現行の『L663』型をEV化することは、当社の望むところではない」とホーニック氏は言う。
「L663は、優れた性能を発揮するクルマであり、すでに(4気筒)PHEV版も存在しているが、必要なアクスル・パッケージングや性能を考慮すると、バッテリー搭載用のスペースをシャシー内に確保することは容易ではない」
レンジローバーやレンジローバー・スポーツ(MLAプラットフォーム車)にはJLRの大型バッテリー搭載6気筒PHEV版が存在するが、D7xプラットフォームではこれに切り替えることさえ不可能であると、同社関係者は認めている。
「当社は、レンジローバー、ディフェンダー、ディスカバリー、ジャガーという新しいブランドのそれぞれで量産EVを作ると発表しており、その方針に変わりはない。しかし、現行のディフェンダーのプラットフォームにスペースを見つけるのは本当に難しいので、別のものを使用する必要がある」とホーニック氏は続けた。
つまり、新プラットフォームへ移行した2代目ディフェンダーを待つか、あるいはEV専用プラットフォームを採用したディフェンダーブランド第2のモデルを投入するかのいずれかになるが、ホーニック氏は方向性については明言しなかった。しかし、同氏のコメントからは、前者のシナリオの可能性が高いことがうかがえる。
「EVは、ディフェンダーの進化においてかなり重要なステップとなる」
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