役者が揃いユーザーにとっては悩ましい?
SUV全盛と言われる昨今でも、根強い人気を誇っているのが、トヨタ「ノア/ヴォクシー」、日産「セレナ」、ホンダ「ステップワゴン」に代表されるミドルクラスのミニバンです。
2022年10月の新車販売台数ランキングを見ると、ヴォクシーが7位、ノアが8位、セレナが13位、ステップワゴンが17位といずれも上位にランクインしており、高い人気を誇っていることがわかります。
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さらに、2022年はこれらの4車種すべてがフルモデルチェンジを果たしており、まさに役者が揃ったという状況です。
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ファミリーカーだから納期も妥協できない
一方、いま新車を検討する上で避けて通れない問題が、半導体不足などに起因する新車の長納期化です。
特に人気の高いモデルや、半導体を多く使用するハイブリッド車などは納期が長くなる傾向が強く、モデルによってはオーダーから納車までに1年以上の時間を要することも珍しくありません。
新車の長納期化は自動車業界全体の問題であるため、ユーザーレベルではどうすることもできず気長に待つしかないというのが実情です。
ただ、ミドルクラスミニバンにおいては、そのような悠長なことを言っていられない事情もあります。
ミドルクラスミニバンの主なターゲットは、子どものいるファミリー層です。子どもの送迎や家族旅行などにクルマが利用されることを考えると、あまりに長い納期だとそもそも購入自体を見直すことになりかねません。
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それぞれの納期は?
では、実際にこれらのミドルクラスミニバンの納期はどのようになっているのでしょうか?
まず、2022年1月にフルモデルチェンジを果たしたノアとヴォクシーについては、半年以上の納期を覚悟しなければならないようです。また、ブラインドスポットモニターなどの特定のオプションを選択すると、納期はさらに長くなる可能性があり、2023年中の納車が難しい場合もあると言われています。
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次に、2022年7月に登場したステップワゴンでは、現在8か月程度の納期と案内されているようです。ただ、11月22日には、ステップワゴンの生産を行っている埼玉製作所が半導体不足を理由に減産を行うと発表されるなど、依然として不安定な状態が続いています。
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最後に、2022年11月28日に登場した新型セレナを見てみましょう。すでに予約受注が開始されている新型セレナですが、現在のところ、4か月程度の納期と案内されているようです。
これらを見る限り、新型セレナが最も早く納車される可能性が高いようですが、新型セレナは、現時点ではガソリン車のみしか販売されておらず、ハイブリッド車は2023年春の発売であることから、ハイブリッド車を手に入れるまでにはまだかなりの時間が必要と言えます。
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納期優先なら中古車も。ただし高値で推移
ただ、最近では半導体不足も徐々に解消されているとの報道もあり、当初の予定よりも納車が早まったというケースも出はじめているようです。
とは言え、かつてのようにオーダーから1か月程度で納車されるようになるまでにはまだしばらく時間を要するのも事実です。
こうした現状から、一刻も早くミドルクラスミニバンを手に入れたいというユーザーは、程度の良い中古車を探すケースも少なくないようです。
carview!の中古車情報ページを見ると、ノアやヴォクシー、ステップワゴンについては、現行モデルの未使用車が多く掲載されていることがわかります。しかし、いずれの場合も、新車価格と同等かそれ以上の価格が掲示されており、新車に比べて安く購入できるということはあまり期待できそうにありません。
ユーザーにとってはしばらく厳しい時期が続きそうです。購入の予定があるのであれば、早めにディーラーに問い合わせておくことが大切です。
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文:ピーコックブルー
写真:トヨタ自動車、日産自動車、本田技研工業
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