現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 待ってろ、カローラクロス! 「ホンダZR-V」は2023年4月21日に発売決定!! 

ここから本文です

待ってろ、カローラクロス! 「ホンダZR-V」は2023年4月21日に発売決定!! 

掲載 14
待ってろ、カローラクロス! 「ホンダZR-V」は2023年4月21日に発売決定!! 

 ホンダは11月17日、新型クロスオーバーSUVのZR-Vを2023年4月21日に発売すると発表した。2022年7月に特設サイトが開設され、当初は「2022年秋発売予定」として9月8日から先行受注を始めるとしていたものの、その後に発売が2023年春とアナウンスされていた。今回、ようやく正式発売日が決まったのだが、今から約5カ月後のデビューとなる。

本文/ベストカーWeb編集部、写真/HONDA、ホンダアクセス

待ってろ、カローラクロス! 「ホンダZR-V」は2023年4月21日に発売決定!! 

■各社売れ筋のCセグSUV市場に殴り込み!

9月から先行受注が始まっていたものの、当初は2022年秋の発売予定が延期されていたZR-V。今回、ようやくホンダから2023年4月21日に正式発売されることがアナウンスされた

 ZR-Vは、現行型のシビックをベースとするCセグメントのクロスオーバーSUV。ホンダの販売ラインナップでは上に位置するCR‐V、その下に位置するフィットベースのヴェゼルの中間となるミッドサイズSUVモデルだ。

 競合するのはカローラクロス、クロストレック、CX-30などで、そのボディサイズは全長4570×全幅1840×全高1620mm、ホイールベース2655mm。ガチのライバルであるカローラクロスの全長4490×全幅1825×全高1620mm、ホイールベース2640mmとほぼ同サイズとなる。

 ZR-Vの開発コンセプトは「異彩解放」で、SUVのコア価値である「実用性」と、最新の安全装備と衝突安全性能が生み出す「信頼感」に加え、異彩を放つ存在感のある「デザイン」、そして爽快かつ快適な「走り」を高い次元で兼ね備えることを目指して開発されている。

■パワートレーンは2Lハイブリッドと1.5Lターボの2種類

ZR-Vのパワートレーンは2Lハイブリッドと1.5Lターボのふたつを設定する。基本的にはベースとなったシビックと同じパワートレーンを搭載

 設定されるパワートレーンは2種類。シビックe:HEVで新開発された2L直噴エンジンと2モーター内蔵電気式CVTの「スポーツe:HEV」をホンダのSUVには初搭載。V6 3Lエンジンに匹敵するモーターならではの力強い加速を実現している。また、ガソリンモデルには、1.5L直噴VTEC TURBOエンジン+CVTを採用し、2.4Lエンジンに匹敵する低速トルクと、高回転までパワーが増大するリニアな出力特性が持ち味だ。

 ハイブリッド車もガソリン車のいずれもリアルタイムAWDを全タイプに設定。ドライブシーンによって選択が可能な「SPORT」、「NORMAL」、「ECON」、「SNOW」の4つのドライブモードを搭載。このなかで国内ホンダSUV初採用となる「SNOWモード」は、アクセルペダルの踏み込みに対する駆動力を抑えることで、雪道など滑りやすい路面においてもスムーズな発進と加速をサポートする。

 滑りやすい急な下り坂や荒れた急勾配な道でも設定した速度を自動でキープし、ドライバーがステアリング操作に集中することができる「ヒルディセントコントロール(HDC)」も設定。

 また、ZR-Vはヒールポイントからヒップポイントの高低差を小さくすることで、クルマとの一体感を高めたドライビングポジションがアピールポイント。視線移動時に「流れを乱さない」、「流れを切らない」、「挙動変化をつかみやすくする」という3つをポイントに、運転のしやすさに寄与する爽快な視界を徹底追求したという。

 さらに、荷室空間についてはかぎりなくフラットに近くするとともに、サイドに波形の幾何学模様を施したデジタル造形デザインを国内ホンダ車として初採用し、統一感のある「デザイン性」と傷が目立ちにくい「機能性」を兼ね備えた造形としている。パワーテールゲートを全タイプ標準装備としているのも嬉しい点だ。

■価格はガソリン車で300万円切りから設定

ZR-Vの価格表。1.5Lターボ車の最廉価グレードは300万円切りで設定されている

 もちろん、安全運転支援システムにも抜かりはない。ホンダセンシングの最新機能を装備し、フロントワイドビューカメラは約100度の有効水平画角を持つ広角カメラと高速画像処理チップにより、衝突軽減ブレーキ(CMBS)などにおける対象物の検知精度を高めた。このほか、前後バンパーに4カ所ずつ設けられたソナーセンサーは近距離での外壁やガラスなどを高い精度で検知し、踏み間違いなどによる誤発進の抑制や衝突を回避する。

 さらにリアバンパーに内蔵されたレーダーで、車両の後側方25m以内に接近する車両を検知し、斜め後ろにいるクルマの存在をドアミラーのインジケーターで知らせる、ブラインドスポットインフォメーションを標準装備しています

 ボディカラーは、ホンダ車では初採用カラーとなる「プレミアムクリスタルガーネット・メタリック」(6万500円高)をはじめ、「プラチナホワイト・パール」と「スーパープラチナグレー・メタリック」(ともに3万8500円高)、「ノルディックフォレスト・パール」、「クリスタルブラック・パール」、「プレミアムクリスタルブルー・メタリック」(6万500円高)、「ミッドナイトブルービーム・メタリック」(3万8500円高)の7色展開。

 価格は1.5Lターボが294万9100~376万8000円、2Lハイブリッドが329万8000~411万9500円となっている。

■同時にホンダアクセスからは純正パーツ発売!

ホンダアクセスは2023年4月21日に純正アクセサリーを全国のホンダカーズで発売開始する。写真はフロントロアースカート(5万9400円)

 ホンダアクセスは同時に11月17日、ZR-V用の純正アクセサリーを2023年4月21日同日から全国のホンダカーズで発売することを発表した。

 エクステリアアイテムでは、「Premium Style」(プレミアム スタイル)をコンセプトに、ブラックとガンメタリックを基調とした「LEDフォグライト&ガーニッシュ」や「フロントロアースカート」を用意。また、フロント、サイド、リアのそれぞれにロアーガーニッシュを設定し、車両と調和のとれた存在感を演出。

 さらに、足元の重厚感を高めるアイテムとして、ZR-V専用デザインで標準ホイールに対して1インチアップの「19インチアルミホイール MG-030(ベルリナブラック)」を採用している。

 一方、インテリアではイルミネーションアイテムをラインナップし、落ち着きのあるホワイトの点灯色を採用。「サイドステップガーニッシュ」は、ステップワゴンから採用している、中央から両端に向かって光が流れるシーケンシャル点灯タイプで、ZR-Vではさらに「リアパネルライニングカバー」にもテールゲートオープン時にシーケンシャル点灯するLEDを採用。

 また、「パドルライト」は、ドアオープンやスマートキーでの開錠に連動してグラデーション点灯し、のびやかな光を放つ1本のラインで足元を照らす。

 価格はフロントロアースカートが5万9400円など。詳しくはホンダアクセスウェブサイト上で。

こんな記事も読まれています

トヨタ小林可夢偉が見据えるテール・トゥ・ウイン。「優勝以外リベンジとは言えない」と平川亮/ル・マン24時間
トヨタ小林可夢偉が見据えるテール・トゥ・ウイン。「優勝以外リベンジとは言えない」と平川亮/ル・マン24時間
AUTOSPORT web
LMP2新レギュレーション、3度目の導入延期。2027年末まで現行規定を維持へ
LMP2新レギュレーション、3度目の導入延期。2027年末まで現行規定を維持へ
AUTOSPORT web
2025年からのハイパーカー『最低2台義務』が正式発表。イモラはガレージ数を拡張へ
2025年からのハイパーカー『最低2台義務』が正式発表。イモラはガレージ数を拡張へ
AUTOSPORT web
マフラーを横から出しちゃダメだろ! クルマの「サイド排気」って車検に通るの?
マフラーを横から出しちゃダメだろ! クルマの「サイド排気」って車検に通るの?
ベストカーWeb
ル・マン24時間グランドマーシャルとTGR-E副会長で多忙な中嶋一貴。「しっかり役をこなしたい」
ル・マン24時間グランドマーシャルとTGR-E副会長で多忙な中嶋一貴。「しっかり役をこなしたい」
AUTOSPORT web
一体どこが抜け出すんだ!? 2024年ル・マン24時間は開始1時間を過ぎても依然接近戦……11番手発進トヨタ8号車もトップ争いに加わる
一体どこが抜け出すんだ!? 2024年ル・マン24時間は開始1時間を過ぎても依然接近戦……11番手発進トヨタ8号車もトップ争いに加わる
motorsport.com 日本版
ハイパーカーのホモロゲーションサイクルが2029年まで延長。水素クラス導入は2028年へ4度目の延期
ハイパーカーのホモロゲーションサイクルが2029年まで延長。水素クラス導入は2028年へ4度目の延期
AUTOSPORT web
アストンマーティン、2025年WECハイパーカー参戦を確認。2台のヴァルキリーAMR-LMHが登場へ
アストンマーティン、2025年WECハイパーカー参戦を確認。2台のヴァルキリーAMR-LMHが登場へ
AUTOSPORT web
築110年の駅舎には2つのミュージアム! バーストーの街はクルマ好きも鉄道好きも立ち寄る価値ありです【ルート66旅_56】
築110年の駅舎には2つのミュージアム! バーストーの街はクルマ好きも鉄道好きも立ち寄る価値ありです【ルート66旅_56】
Auto Messe Web
[セレナミニ]爆誕!? シエンタにフリードバカ売れなのに日産なぜ出さない!?
[セレナミニ]爆誕!? シエンタにフリードバカ売れなのに日産なぜ出さない!?
ベストカーWeb
2024年のル・マン24時間がスタート! フェラーリがすかさずワンツー奪取……トヨタ8号車6番手
2024年のル・マン24時間がスタート! フェラーリがすかさずワンツー奪取……トヨタ8号車6番手
motorsport.com 日本版
いよいよステーションワゴン登場! BMW i5 ツーリングへ試乗 万能道具感は先代を超えず?
いよいよステーションワゴン登場! BMW i5 ツーリングへ試乗 万能道具感は先代を超えず?
AUTOCAR JAPAN
富士6時間レースは9月に開催。WEC、ル・マンで全8戦の2025年レースカレンダーを発表
富士6時間レースは9月に開催。WEC、ル・マンで全8戦の2025年レースカレンダーを発表
AUTOSPORT web
ランボルギーニ史上初、ル・マン24時間レースのハイパーカークラスに参戦! SC63の2台体制で歴史的なデビューを飾ります
ランボルギーニ史上初、ル・マン24時間レースのハイパーカークラスに参戦! SC63の2台体制で歴史的なデビューを飾ります
Auto Messe Web
登録者数400万人超YouTuber、新車で買った「高級車」公開! ガラスルーフ×白内装の“近未来モデル”に「カッコイイ!」の声集まる
登録者数400万人超YouTuber、新車で買った「高級車」公開! ガラスルーフ×白内装の“近未来モデル”に「カッコイイ!」の声集まる
くるまのニュース
「高級小型スポーツ」がパワーアップ! 直6ターボで480馬力 新型BMW M2クーペ、8月生産開始
「高級小型スポーツ」がパワーアップ! 直6ターボで480馬力 新型BMW M2クーペ、8月生産開始
AUTOCAR JAPAN
過去3戦は好調でもメルセデスF1代表は慎重な姿勢を崩さず「この前向きな軌道を継続できるよう願う」
過去3戦は好調でもメルセデスF1代表は慎重な姿勢を崩さず「この前向きな軌道を継続できるよう願う」
AUTOSPORT web
ポルシェ「918スパイダー」の開発者がベントレー新CEOに! 会長兼CEOに就任した「Dr.フランク=シュテフェン・ヴァリザー氏」とはいったいどんな人物?
ポルシェ「918スパイダー」の開発者がベントレー新CEOに! 会長兼CEOに就任した「Dr.フランク=シュテフェン・ヴァリザー氏」とはいったいどんな人物?
Auto Messe Web

みんなのコメント

14件
  • この車の価格帯を見ると、確かにシビックタイプRが良心的な価格に思えます
  • ここ数年は、どこのメーカーもデザインが中途半端な感じがする。
    一昔前は結構欲しい車あったのになあ。
    残念!
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

264.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

70.0390.0万円

中古車を検索
ヴェゼルの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

264.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

70.0390.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村