■ホワイトレザー内装×2トーンでラグジュアリーに
2025年2月7日からインテックス大阪(大阪市住之江区)で開催のカスタムカーイベント「大阪オートメッセ2025」では、さまざまなカスタムカーが披露されました。
なかでもLEGANCEはトヨタ「ハイエース」の特装車「ファインテックツアラー」のコンプリートカーを展示しました。どのようなクルマなのでしょうか。
【画像】超カッコイイ! これが「超豪華10人乗りハイエース」です! 画像で見る(43枚)
LEGANCEは、堺市南区でカー用品企画や販売・レンタカー事業などを営むジェイクラブが展開するカスタムカーブランドです。主にトヨタの商用バン「ハイエース」向けのカスタムパーツやコンプリートカーがラインナップされています。
今回展示したのはハイエースのなかでも、ハイルーフ・ロングのボディにゆったりとくつろぐことができるシートを備えた、ハイヤーや送迎車向け特装車 ファインテックツアラーです。
ハイエースの製造を担当するトヨタ車体が手がけるもので、2列目・3列目には高級ミニバン「アルファード」と同じ、上級仕立ての「リラックスキャプテンシート」を4座備えている点です。
リクライニング可動域も通常のハイエースよりも大きく取られているほか、両側アームレストやオットマン、折りたたみ式サイドテーブルを備え、ゆったりとくつろぐことができます。
ロングスライドも可能で、4列目を格納すれば足を組むことはもちろん、足を前に投げ出して座ることもでき、広大な室内空間を最大限まで活かすことができます。
そんなプレミアム仕様のファインテックツアラーを、LEGANCEではさらにラグジュアリーなものへと一変させました。
エクステリアではマットのホワイトをベースに、フロントフェイスからボンネット、ルーフ、リアゲートまで続くグロスブラックのアクセントを中央に配置。
さらにサイドウインドウ周辺やボディサイド下部にもグロスブラックをペイントし、シンプルなハイエースの存在感を引き立てています。
また、ボディサイドを貫くキャラクターラインにはブラックのデカールを施したほか、「LEGANCE」やブレーキパーツメーカーの「DIXCEL」などのブランドステッカーを貼付。レーシーな雰囲気も感じられます。
フロントバンパーはリップスポイラーを備えたエアロパーツを装着し、リアバンパーもディフューザー形状のスポーティなロアを持つものに交換。4本出しマフラーも相まって、ひときわ目立つ仕様へと変貌しています。
非常に低く抑えられている車高は、ボルドワールド製エアサスを組み込んでおり、BACK GAMMON製20インチホイールも相まって、スタイリッシュに佇んでいます。
そして、何より凄まじいのがインテリアです。そこにはハイエースとは思えない空間が広がっていました。
まずシートはラグジュアリーな雰囲気のホワイト/ダークグレーレザーに張り替え。ステップマット、フロアカーペットも厚みのあるグレージュの生地のものを備え、車内が一気にモダンになりました。
ルーフにはLEDのイルミネーション付きコンソールが備わり、車内をきらびやかに彩っており、ウインドウにはカーテンを備え、贅沢なプライベート空間を作り出すことができます。
折りたたみ式サイドテーブルにはワインとグラスは置かれ、プレミアムなハイエースライフを物語っているようでした。
ちなみに、このLEGANCEのファインテックツアラーの見どころは、前席にもあります。
センターコンソールは延長され、ドリンクホルダーや小物入れ、ティッシュケースなどが備わる上級車種のような大型品を装着。
乗車時につかむグリップはメッキ調に変更され、インパネやドアアームレストもブラックウッド調とし、前席までもラグジュアリーな雰囲気を演出。ドライバーや助手席に座る人も、ほかとは違ったハイエースをたっぷり味わえます。
※ ※ ※
外から見るだけでも、内装のラグジュアリー感が伝わってくるLEGANCEのファインテックツアラー。あえてサイドウインドウはスモークのない「素ガラス」となっているところも、さり気なく他のハイエースとは違う雰囲気を醸し出しています。
大阪オートメッセ会場ではハイエースのカスタムカーが多く披露されていましたが、LEGANCEブースはひときわ目立っており、来場者の多くは興味深そうにインテリアを眺めていました。
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わかりますよ、広告収入は…だけど酷いな…