現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > スポーティな「フィットRS」復活! スポーティハッチの反響は? 刷新から半年の現状いかに

ここから本文です

スポーティな「フィットRS」復活! スポーティハッチの反響は? 刷新から半年の現状いかに

掲載 12
スポーティな「フィットRS」復活! スポーティハッチの反響は? 刷新から半年の現状いかに

■マイナーチェンジ以降も安定した売り上げ。RSも人気

 ホンダ「フィット」といえばホンダを代表するコンパクトカーで、現在では2020年2月に登場した4代目が販売されています。
 
 直近では2022年10月にマイナーチェンジが行われましたが、現状はどのような動向なのでしょうか。

限定1500台! ホンダが旧型「フィットRS」のカッコイイ特別仕様を発表!

 2001年に初代が登場。名前の由来はさまざまな人のあらゆる生活シーンに「ぴったりフィット」するという気持ちを込めて命名されたといいます。

 そんなさまざまなシーンで活躍するフィットですが、現在では2020年2月に登場した4代目が販売されています。

 4代目は先代に比べて視認性や、シートの質感が向上。またパワートレインには「e:HEV」が搭載され、低燃費で力強い走りを実現しています。

 さらに、先代のヘッドライトがつり上がっており、全体としてもシャープでスポーティな印象となっていましたが、4代目はヘッドライトの形状が変わり、丸みを帯びたデザインとなっています。

 2020年の発売当初では、従来のように装備などの違いで「グレード」を設定するのではなく、ライフスタイルに合わせた「タイプ」として、シンプルで自分らしさが光る「BASIC(ベーシック)」、生活になじむデザインと快適性を備えた「HOME(ホーム)」、毎日をアクティブに過ごしたい人のための「NESS(ネス)」。

 週末に出かけたくなるエンジョイライフに応える「CROSSTAR(クロスター)」、洗練と上質を兼ね備えたスタイリッシュな「LUXE(リュクス)」がラインナップされました。

 その後、改良などを重ねていきますが、2022年10月にはマイナーチェンジが行われます。

 この際に前述の「ネス」が廃止された代わりによりスポーティなデザインと専用サスペンションなど高い走行性能を持つ「RS」が追加されました。

 RSに関しては先代にMT仕様が設定されていたこともあり、「フィットにMTが追加されるのか」という期待もありましたが、現在の市販ではCVTのみとなっています。

 そんなマイナーチェンジから約半年が経過しましたが、現状はどのような売れ行きなのでしょうか。首都圏内のホンダ販売店担当者は次のように話します。

「フィットはマイナーチェンジ以降も安定して売れておりますが、利便性の高い『ホーム』というグレードのハイブリッドモデルが特に人気です。
 
 また、新しく追加された『RS』もホームまでは及びませんが、フィットのラインナップのなかでは2番手か3番手につける人気です」

 さらにフィットを購入する人の傾向について、前出の担当者は次のように話します。

「フィットは、買い物などの普段使いをする目的で買う人が多いです。

 走りやデザインについてはそこまで重視せず、コンパクトで利便性が高く使い勝手が良いフィットを選ぶといった傾向があります。

 一方で、フィットの利便性や室内空間の広さにくわえ、デザインや走りの楽しさを求めるという人がRSを買うというケースも多いです」

 また、関西圏のホンダ販売店の担当者は次のように話します。

「ホームを中心にハイブリッドのモデルが人気ではありますが、RSに関しては『スポーツ性能を楽しみたい』といった理由でガソリンのモデルを買うという人もいます。

 また先代RSにはMTが設定されていたことから、今回MTが無いことで購入検討を保留にされた人もおりました」

 さらに、フィット以外にもさまざまなコンパクトカーが販売されていますが、フィットの需要について前出の担当者は次のように話します。

「ほかのコンパクトカーと比較する人では、トヨタ『ヤリス』『アクア』などと検討する人も多いです。

 フィットの外装デザインは好みが分かれるところであり、見た目の面でほかのコンパクトカーを選ぶという人もいます。

 一方で、フィットを選ぶ人は『ゆったりした室内空間がいい』『後席が広い』といった快適性が決め手になりフィットを買うというケースが多いです」

※ ※ ※

 あらゆる生活シーンでユーザーに根付いてきたフィットですが、その室内空間の快適性と利便性の高さを特徴とし、現在でも幅広いユーザーに親しまれています。

 一方で、納期について前出の担当者は「どのタイプであっても半年くらいはかかります。とくにガソリン車では条件によって1年程度という状況です」と話しています。

こんな記事も読まれています

トヨタ小林可夢偉が見据えるテール・トゥ・ウイン。「優勝以外リベンジとは言えない」と平川亮/ル・マン24時間
トヨタ小林可夢偉が見据えるテール・トゥ・ウイン。「優勝以外リベンジとは言えない」と平川亮/ル・マン24時間
AUTOSPORT web
LMP2新レギュレーション、3度目の導入延期。2027年末まで現行規定を維持へ
LMP2新レギュレーション、3度目の導入延期。2027年末まで現行規定を維持へ
AUTOSPORT web
2025年からのハイパーカー『最低2台義務』が正式発表。イモラはガレージ数を拡張へ
2025年からのハイパーカー『最低2台義務』が正式発表。イモラはガレージ数を拡張へ
AUTOSPORT web
マフラーを横から出しちゃダメだろ! クルマの「サイド排気」って車検に通るの?
マフラーを横から出しちゃダメだろ! クルマの「サイド排気」って車検に通るの?
ベストカーWeb
ル・マン24時間グランドマーシャルとTGR-E副会長で多忙な中嶋一貴。「しっかり役をこなしたい」
ル・マン24時間グランドマーシャルとTGR-E副会長で多忙な中嶋一貴。「しっかり役をこなしたい」
AUTOSPORT web
一体どこが抜け出すんだ!? 2024年ル・マン24時間は開始1時間を過ぎても依然接近戦……11番手発進トヨタ8号車もトップ争いに加わる
一体どこが抜け出すんだ!? 2024年ル・マン24時間は開始1時間を過ぎても依然接近戦……11番手発進トヨタ8号車もトップ争いに加わる
motorsport.com 日本版
ハイパーカーのホモロゲーションサイクルが2029年まで延長。水素クラス導入は2028年へ4度目の延期
ハイパーカーのホモロゲーションサイクルが2029年まで延長。水素クラス導入は2028年へ4度目の延期
AUTOSPORT web
アストンマーティン、2025年WECハイパーカー参戦を確認。2台のヴァルキリーAMR-LMHが登場へ
アストンマーティン、2025年WECハイパーカー参戦を確認。2台のヴァルキリーAMR-LMHが登場へ
AUTOSPORT web
築110年の駅舎には2つのミュージアム! バーストーの街はクルマ好きも鉄道好きも立ち寄る価値ありです【ルート66旅_56】
築110年の駅舎には2つのミュージアム! バーストーの街はクルマ好きも鉄道好きも立ち寄る価値ありです【ルート66旅_56】
Auto Messe Web
[セレナミニ]爆誕!? シエンタにフリードバカ売れなのに日産なぜ出さない!?
[セレナミニ]爆誕!? シエンタにフリードバカ売れなのに日産なぜ出さない!?
ベストカーWeb
2024年のル・マン24時間がスタート! フェラーリがすかさずワンツー奪取……トヨタ8号車6番手
2024年のル・マン24時間がスタート! フェラーリがすかさずワンツー奪取……トヨタ8号車6番手
motorsport.com 日本版
いよいよステーションワゴン登場! BMW i5 ツーリングへ試乗 万能道具感は先代を超えず?
いよいよステーションワゴン登場! BMW i5 ツーリングへ試乗 万能道具感は先代を超えず?
AUTOCAR JAPAN
富士6時間レースは9月に開催。WEC、ル・マンで全8戦の2025年レースカレンダーを発表
富士6時間レースは9月に開催。WEC、ル・マンで全8戦の2025年レースカレンダーを発表
AUTOSPORT web
ランボルギーニ史上初、ル・マン24時間レースのハイパーカークラスに参戦! SC63の2台体制で歴史的なデビューを飾ります
ランボルギーニ史上初、ル・マン24時間レースのハイパーカークラスに参戦! SC63の2台体制で歴史的なデビューを飾ります
Auto Messe Web
登録者数400万人超YouTuber、新車で買った「高級車」公開! ガラスルーフ×白内装の“近未来モデル”に「カッコイイ!」の声集まる
登録者数400万人超YouTuber、新車で買った「高級車」公開! ガラスルーフ×白内装の“近未来モデル”に「カッコイイ!」の声集まる
くるまのニュース
「高級小型スポーツ」がパワーアップ! 直6ターボで480馬力 新型BMW M2クーペ、8月生産開始
「高級小型スポーツ」がパワーアップ! 直6ターボで480馬力 新型BMW M2クーペ、8月生産開始
AUTOCAR JAPAN
過去3戦は好調でもメルセデスF1代表は慎重な姿勢を崩さず「この前向きな軌道を継続できるよう願う」
過去3戦は好調でもメルセデスF1代表は慎重な姿勢を崩さず「この前向きな軌道を継続できるよう願う」
AUTOSPORT web
ポルシェ「918スパイダー」の開発者がベントレー新CEOに! 会長兼CEOに就任した「Dr.フランク=シュテフェン・ヴァリザー氏」とはいったいどんな人物?
ポルシェ「918スパイダー」の開発者がベントレー新CEOに! 会長兼CEOに就任した「Dr.フランク=シュテフェン・ヴァリザー氏」とはいったいどんな人物?
Auto Messe Web

みんなのコメント

12件
  • なんであっても見た目がダメだから要らないしアウト~って感じ( ´∀` )
  • フィットはヤリスやアクアより内装が広いし質感が良い
    価格を見ても格上で満足度は高いんだがデザインを韓国人が担当したと言う事で購入対象外だな
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

162.5236.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

2.8306.1万円

中古車を検索
フィットの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

162.5236.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

2.8306.1万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村