■待望の「ターボ×MT」ミライースが初公開!
2025年1月10日、ダイハツは幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区)で開催された「東京オートサロン2025」にて、軽自動車「ミライース」のスポーツモデルを提案する、新型「ミライース GRスポーツ コンセプト」初公開しました。
一体どのようなモデルなのでしょうか。
【現地画像】超カッコイイ! これがダイハツ新型「ミライース・ターボMT」です!(38枚)
ミライースも属する「ミラ」シリーズはリアハッチを備えつつも“軽セダン”というカテゴリに分類される、ダイハツのベーシックカーとして長い歴史を持つモデルです。
初代モデルにあたるのは1980年に誕生した「ミラ クォーレ」で、スズキ「アルト」を競合車種として高い支持を集めてきました。
1985年にはターボを搭載した「TR-XX」も登場し、ライバル車種とともに軽自動車におけるホットハッチブームを牽引。
さらに、デザイン重視の「ミラ モデルノ」や「ミラ クラシック」などもラインナップされたほか、2002年には上級仕様の「ミラ アヴィ」も登場するなど、ミラシリーズとして数多くのモデルが展開されました。
しかし軽自動車にハイトワゴンブームが到来したことで、全高を抑えたミラシリーズのシェアは徐々に低下し、比例してモデル数も減少。
2011年にスタンダードモデルのミライースが登場し、現在は同車の2代目モデルのみが販売されています。
このミライースのコンセプトは「第3のエコカー」で、徹底的な軽量化とコスト削減により低燃費のみならず低価格も実現。
現行モデルの燃費は軽自動車トップクラスの25km/hを誇り、環境にくわえて財布にも優しいと支持されています。
そんなミライースに今回、同車初となるスポーツモデルが提案されました。
この新型ミライース GRスポーツ コンセプトは、その名の通りコンセプトカーではあるものの、「今後の市販を前提としたモデルなのでは…」と思ってしまうほど高いクオリティで作り込まれていることが特徴。
パワーユニットには、ミライース初となるターボエンジンを搭載するとともに、トランスミッションにも初のMTを搭載しているというから、ダイハツの力の入れようが伝わります。
外観にも大きく手が加えられ、大型の2段グリルを備えたスポーティなエアロ形状となったフロントバンパーや、大径のアルミホイールなどを採用。
通常のミライースとは異なるこれらの部分は、そのすべてが飾りではなく、走行性能につながる機能性を持つパーツとなっています。
例えばフロントバンパーにオフセットして設けられたスリットは、サーキットなどでの高速走行時などに水温を下げる役割を果たします。
またフロント左右下部のエアロパーツは前方から取り込んだ空気をサイドに吐き出し、ダウンフォースを発揮。
さらにこのダウンフォースが適度な力加減になるよう、空気の導入口のサイズや段付きの形状を調整し、現在考えうる最適な状態に仕上げているとのこと。
そしてAピラー下部に設けられた黒いパーツはただのガーニッシュでは無く実際に穴が設置されており、エンジンルームの熱を吸い出すことで冷却を助けます。
リアバンパーの形状も、メッシュ張りの開口部を多数設けた専用のもの。
空気抵抗を低減し、パラシュート効果を防いで加速性能を高める機能を備えています。
アルミホイールはダイハツのオープンスポーツカー「コペンGR」に採用されている、BBS鍛造ホイールを使用。
これは軽量かつ高強度を特徴とし、新型ミライース GRスポーツ コンセプトのハードな走りにもマッチします。
そして気になるインテリアは、スパルタンな5速MTのシフトと、コペンGRと同型のレカロ製セミバケットシートを採用。
ホイール同様、すでに実績のある高性能パーツを用いることで、極力コストを抑えつつ、誰もがスポーティな走りを楽しめるモデルへと仕上げているのです。
そのほか、フロントには“GR”エンブレムをあしらい、リアには金属調のブラックメタリック塗装を施した「イース」エンブレムを取り付けて雰囲気を一新。
エコカーのみに収まらない、ミライースの潜在的なスポーツ能力の高さを感じられる1台が完成しました。
※ ※ ※
先述のように、この新型ミライース GRスポーツ コンセプトについてダイハツは市販化を明言しておらず、あくまでもコンセプトカーとしての提案モデルとなっています。
しかしダイハツは以前から「モータースポーツのすそ野を広げ、走る楽しさをみんなのものに」というテーマを掲げていることから、比較的安価で、軽く、取り回しのしやすいミライースをターボ&MT化することで、誰でも気軽に走りを楽しむことができる環境を実現したいと考えているのではないでしょうか。
つまり今回のオートサロンでのユーザーからの反響が高まり、ダイハツにその熱意が届けることが出来たなら、この新型ミライース GRスポーツ コンセプトが市販車として実現する可能性は十分に考えられます。
クルマ好きの想いを受けた新型ミライース GRスポーツ コンセプトについて、ダイハツが今後どのような判断を下すのか、その動向に引き続き注目していく必要がありそうです。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
横浜駅から水戸駅までノンストップ!? 「東京駅すら通過する特急」が運転へ 神奈川県と茨城県を直結
航行中のフェリーが海自の「最新ステルス艦」に遭遇!? 珍しい2ショットが実現 “映える”画像を自衛隊が公開
クルマの「車検制度」4月から変更! “新しい車検”はユーザーにも「メリット」あり! 悲惨だった「車検受けられない」問題ついに解消へ!
原付免許で排気量50cc超の二輪車が運転可能に 警察庁
新車約100万円! トヨタ新「軽トラック」発表に反響殺到! 「十分」「いいね」 コスパ重視の“実用モデル”何が変わった? MT×高性能4WDもある「ピクシストラック」に注目
最大68万8000円の値下げ!! なんとドルフィンが299万円台となりBYDの値下げ祭り勃発か?
車の「オイル交換」って必要ですか? 全く乗らないので「5万km」変えてません… 「高級オイル」は長持ちするんでしょうか? 知られざる「車の血液」の役割と交換が必要なワケ
ホンダ新型「プレリュード」“市販前モデル”初公開! 斬新ワイドな「横一文字」ライトが超カッコイイ! 復活した「令和のデートカー」美しすぎるデザインの“狙い”とは!
約220万円で買える! マツダ「5ドアハッチバック」輸入車勢にも負けない“美しすぎるデザイン”がスゴい! 日本にジャストサイズな「MAZDA3」に熱視線!
【これが新型プレリュードの(ほぼ)市販仕様】ついに内装まで公開した唯一無二の“GTデートカー”の完全体がカッコよすぎる!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント