■2023年の「生産終了モデル」 SNSでは悲痛の声
2023年はトヨタ「アルファード」やホンダ「N-BOX」など、大人気モデルの多くがモデルチェンジした一方で、生産終了したクルマも多くあります。
なかには長い歴史を持つモデルも多くあり、SNSなどではそれぞれのモデルについて惜別の声が多く寄せられています。
【画像】「えっ…」 これが去年「販売を終えたクルマ」です!(77枚)
2023年に生産を終了したモデルとして、トヨタ「カムリ」「C-HR」、三菱「ミラージュ」などがあります。
カムリは1980年に登場したミディアムセダンで、43年にもおよぶ長い歴史を持ちます。
10代目となった最終モデルはTNGAプラットフォームの採用やスポーティなデザインを採用し若返りを図りましたが、セダン不況の波に逆らうことができず、2023年12月下旬に生産終了し、幕を閉じました。
その一方で、現在もミディアムセダンセグメントの主力モデルとして多くの支持を受ける北米市場では11代目が登場し、国外専売車として継続されることになりました。
SNSなどでは、「ずっとカムリを乗り継いできました。ついにかという感じです」といった、歴代カムリを乗り継いできたユーザーからの悲痛なコメントや、「カムリは上級社用車として、評価は高かったけど…」とフォーマルニーズでの使い勝手の良さを評価していたとする声もありました。
C-HRは2016年に登場したコンパクトSUVで、ひし形をモチーフにした斬新でスタイリッシュなデザインと、高い走行性能が特徴です。
発売当初はコンパクトSUVがまだ少なく、新車販売ランキングにも名を連ねる人気モデルでしたが、トヨタだけではなく各社からもライバル車種が多く登場し、その存在感は薄れていきました。
2023年7月に生産終了しましたが、前月の6月には欧州で2代目モデルが登場。日本への導入はアナウンスされず、国外専売車となります。
C-HRについてSNSなどでは、「タイムズカーで旧型C-HRを運転しましたけど、ホントに良い車です」と、高い走行性能を気に入っていたとするコメントのほか、「ヒットしたC-HRだけに、現オーナーは次は何に乗り替えるか悩ましいところ」「新型SUVを投入するのではなく、C-HRの2代目モデルを導入したほうがよかったんじゃないか」など、C-HR独自の特徴を持った後継モデルが存在しないことを嘆く人も多いようです。
ミラージュは1978年に登場したコンパクトカーで、最終モデルは2012年発売の6代目です。
当時、国内のミラージュとしては12年ぶりの名称復活となりましたが、タイで生産されるエントリークラスのモデルとなっています。
度重なるマイナーチェンジを経ていますが、販売台数は苦戦しており、2023年3月に法規対応が難しいことなどを理由に国内での販売を終了しました。
SNSなどではミラージュの生産終了について、「ミラージュよかったのにな」「ネームバリューでは、ミラージュが無くなるのが残念」「また歴史のあるモデルが…」など、長い歴史を持つモデルの終了を惜しむコメントが投稿されています。
なお、いずれのモデルにおいても「日本車なのに海外専売モデルになるのか…」「国内のラインナップ減りすぎでしょ」「国産メーカーなのに日本国内より海外市場を主力にするんだから寂しいもんだよ」「日本のメーカーなんだから日本向けモデルの車種を拡充してほしい」といった、車種整理により選択肢が減っていく現状を憂うる人が多いようです。
このほか、マツダ「CX-8」、ダイハツ「ムーヴ」「ミラトコット」、アウディ「TT」、ルノー「トゥインゴ」、海外ではクライスラー「300」やホンダ「インサイト」が生産を終えています。
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こいつらも消えて欲しい
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あおり運転のイメージしかない