価格もオーバーラップしているから予算だけでは決められない
かつてはコロナやブルーバードのような4ドアセダンだった「一家に一台」のファミリーカーの形が21世紀に入って大きく変わった。現在ファミリーカーの大きな柱になっているのは三列シートのミニバンである。
ミニバンのなかでもボリュームゾーンになっているのは、トヨタシエンタとホンダフリードが二強となっているスモールミニバンと、トヨタヴォクシー&ノア&エスクァイア、日産セレナ、ホンダステップワゴンが三強を構成するミドルハイトミニバンだ。
ファミリーカーであるミニバンを選ぶ際に、このスモールかミドルハイトかという2つのジャンルで迷うケースは案外多いように思う。その際に決め手としてほしい最大の要素は、三列目シートの使用頻度だ。というのもどちらも全幅は実質的に5ナンバーサイズなのに加え、キャビンスペースを広く取ることに関しては徹底的に行われているため、二列目までの居住性はさほど変わらない。
しかし三列目の居住性は「スモールミニバンも十分実用的に使える広さが確保されているけど、当然ながらミドルハイトミニバンの方が広い」という明確な差がある。
そのため「三列目を使う頻度が月に1回程度ならコンパクトミニバン、週に1回くらいはあるならミドルハイトミニバン」という選び方をすると、それぞれのメリット(コンパクトミニバンは価格が安さと取り回しがしやすさ/ミドルハイトミニバンは三列目の広さ)が際立つクルマ選びができると思う。
そのほかこの2つのジャンルの主な違いは、動力性能と、二列目まで使用をする際のラゲッジスペースといえる。
動力性能は当然ながら車重も重いが、1.5リッターのコンパクトミニバンより2リッター級エンジンを搭載するミドルハイトミニバンの方が余裕があり、三列目シートの使用頻度が少なくても動力性能を理由にミドルハイトミニバンを選ぶという考えはある。
二列目までを使用する際のラゲッジスペースも、コンパクトミニバンでも多くの人にとっては十分なスペースが確保されている。だが大きな荷物を積む機会が頻繁にあるというのであれば、ラゲッジスペースの広さを目的にミドルハイトミニバンを選ぶのもいいだろう。
※ちなみに三列目までシートを使うと、ラゲッジスペースはどちらのミニバンもミニマムで、乗車定員分の手荷物を積むのは一泊分でも難しいだろう。
なおコンパクトミニバンとミドルハイトミニバンの価格は、コンパクトミニバンのハイブリッドとミドルハイトミニバンのガソリン車が似た価格帯に入ってくる。それゆえ値引きなどを含めた実際の購入条件になると両ジャンルの差が意外に少ないといったケースもある。
こういった場合には前者では自分の走行距離などを含めた総合的な損得、後者では長期的な満足感などを深く考えて、なるべく自分の使い方にあったクルマを選んでほしい。
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