たった3万3000円高で驚くほどの充実度。Jスタイルは要注目だ!
ハスラーにJスタイルが登場した。Jスタイルは、キュートでスタイリッシュなハスラーを、より個性的に仕上げた注目モデルだ。Xをベースに、ルーフレール、メッキグリル、フードエンブレム、合成レザー&ファブリックシートを特別装備。ボディカラーは2トーン仕様標準。全8種のうち、5タイプはJスタイル専用色になる。うれしい点は、その価格設定。2トーン仕様のX比で3万3000円高。装備内容を考えると驚くほどリーズナブルに感じる。
「国産コンパクトカー比較」スイフトスポーツは純スポーツ指向の軽量モデル。上質にこだわったノートと好対照
さっそく、その魅力を実感しようとドライブに連れ出した。試乗車は、ラインアップ中、最もパワフルで頼りになるターボの4WDである。
Jスタイルのメカニズムは標準仕様と同じ。パワーユニットはマイルドハイブリッド。658ccの直3DOHC12Vターボ(64ps/98Nm)とISG(モーター機能付き発電機/3.1ps/50Nm)の組み合わせだ。4WDシステムは路面状況に応じてセレクトできるグリップコントロール/スノーモード/ヒルディセントコントロール付きである。
走りは余裕たっぷり。これ1台で何でもできるオールラウンダーだ!
パフォーマンスは、余裕たっぷり。しかも驚くほど静かだ。コンパクトSUVのヤリスクロスや、フィット・クロスターとほぼ同じ感覚で走り回れる。通常の交通の流れに乗るには、アクセルを軽く踏み込むだけでOK。モーターが加速をアシストし、スムーズにスピードが上昇する。さすがに右足を深く踏み込むとエンジンサウンドが耳に届くが、なかなかいい音で不快には感じない。それよりも予想以上の加速ぶりに思わずほほが緩んだ。
高速道路のクルージングは快適そのもの。絶妙なCVT設定により100km/hクルーズの回転数は2000rpm前後と低く、安定性はなかなかのレベル。試乗時は横風が強く、若干気を使ったが、全般的にリラックスしてクルージングを楽しめた。
室内は広い。スペース性を重視したパッケージングの効果でKカーを意識するシーンは皆無。前席が旧型のベンチシートからセパレートシートになったからだろうか、助手席と適度な距離感が感じられるようになったのはプラス点。多彩なシートアレンジによって、使用シーンに応じた空間が生み出せるのは大きな魅力だ。各部の質感が高いのもプラスポイントである。
Jスタイルは、お洒落なスタイルと、がっちりとしたボディ、そして快適でたくましい走りが楽しめるマルチなSUVだった。
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みんなのコメント
それは凄いな。
ターボもモーターのアシストが付いているので、軽とは思えない走り。
是非試乗して頂きたい。