2021年1月の東京オートサロンでホンダアクセスが“バーチャル出展”したのが、N-ONEをベースにした「K-CLIMB」だ。出展時は開発中というアナウンスだったが、この度その車両が完成した。
K-CLIMBは、コーナーが連続する山道を全力で駆け上がるヒルクライムレースのために機敏さを極めたモデル。レースを左右する要素のひとつはコーナリングの速度。特に足まわりに求められるのは、果敢にコーナーを攻められるコーナリング時の安定感だ。
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K-CLIMBの足まわりは、勾配を伴うコーナーでの安定性を磨く専用チューニングを施した車高・減衰力調整式ダンパーに換装されている。タイヤは前後ともにヨコハマ アドバン フレバの165/55R15タイヤ。ホイールは、初代N-ONE モデューロX用の15×5.0Jのアルミホイールを装着している。
注目はボディワークだ。軽量化を追求するとともに、ユーザーが自分のクルマに部分的に取り入れられそう…と思ってもらえるようなカスタマイズ。グリルと前後バンパー、フードをCFRP製に換装。フードのみノーマルと同じ形状で、それ以外は空力にも配慮した専用デザイン。テールゲートスポイラーも専用開発で、空力効果を狙ったパーツだ。また、ホイールインセットを変更し、よりワイドなスタンスを実現。専用デザインのオーバーフェンダーを装着している。
丸目でコンパクト、そしてターボエンジンが生み出す痛快な走り…。過去を振り返れば、K-CLIMBと似たプロフィールを持つクルマがある。それは1983年に発売されたシティ・ターボIIだ。「ブルドック」との愛称で人気を博し、ワンメイクレースまで開催されていた名車。K-CLIMBはブルドックへのオマージュとしてアッパーグリルの開口形状やHマークの配置を左右非対称デザインとしている。
K-CLIMBは、このほかリヤバンパーに合わせたデュアルセンター出しのエキゾーストシステム(ワンオフ)、6点式ロールバーを装備している。
なお実車は、ホンダeをベースとしたドラッグマシン「e-DRAG」とともにHondaウエルカムプラザ青山に展示。期間は4月20~5月17日(休館期間あり)。
〈文=ドライバーWeb編集部〉
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