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上質感が味わえるコンパクトSUV対決。価格差1万円(!)のヴェゼルとCX-30のハイブリッドモデルはどう選ぶ?

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上質感が味わえるコンパクトSUV対決。価格差1万円(!)のヴェゼルとCX-30のハイブリッドモデルはどう選ぶ?

現行型ヴェゼルのメインはハイブリッドグレード
国産SUVとして定番モデルといえば「ホンダ ヴェゼル」でしょう。初代モデルはコンパクトSUVというカテゴリーを確立させたことで知られています。

そんなヴェゼルが現行モデルとなったのは2021年4月。フレームレスのフロントグリルが特徴的なルックスと、1.5L 4気筒エンジンと2モーターを組み合わせたハイブリッドシステム「e:HEV」の採用などがトピックスでした。

>>ホンダ ヴェゼル ハイブリッドのおすすめグレードとユーザーの評価を見てみる

非ハイブリッドグレードも用意されるヴェゼルですが、メインはハイブリッド。比較試乗してみると、非ハイブリッドの1.5Lエンジン車が軽快なハンドリングのSUVであるのに対して、ハイブリッドは車格をグレードアップさせたようなフィーリングが味わえます。

このハイブリッドから感じる落ち着いたハンドリング、モーターをメイン駆動としていることによるスムースさは、ダウンサイジング志向のユーザーも納得できる高級感があるといえそうです。

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ヴェゼルの上級グレード「e:HEV Z 」のライバルとは?
ただし、ヴェゼルの上級グレードであるe:HEV Zの価格はFFで289万8500円、4WDは311万8500円と、コンパクトSUVとしてはイメージ以上に高く感じるかもしれません。購入時にはメーカーオプションのナビゲーションシステムの追加も必須といえそうで、諸費用を含めた乗り出し価格はハイブリッドのFFで330万円に迫る勢いです。

このプレミアムな価格帯でダウンサイジング志向のユーザーの愛車候補としてライバルになりそうなクルマとなると…こだわりのあるユーザーなら「マツダ CX-30」のハイブリッド仕様を上げるのではないでしょうか?

CX-5で上級イメージのあるパワートレインとなるのは、e-SKYACTIV X(スカイアクティブエックス)と名付けられた2.0Lエンジンのマイルドハイブリッド仕様です。このエンジンはSPCCI(火花点火制御圧縮着火)というマツダが独自に開発した理想的な燃焼システムを実現したもので、メカニズムとしての所有欲も満たしてくれるでしょう。

なかでもど真ん中のライバルとなりそうなのが、メーカー希望小売価格288万7500円のX スマートエディションです。両モデルの価格差は、消費税込みで計算しても1万1000円、予算感としてはほぼ同じといえます。

>>マツダ CX-30 ハイブリッドのおすすめグレードとユーザーの評価を見てみる

装備が充実するCX-30か、燃費で圧倒するヴェゼルか?
CX-30の場合、横長ディスプレイは標準装備で、ディーラーオプションとしてメモリーカードを購入することでカーナビゲーションシステムを実装できるという部分が大きく異なります。そのため、諸費用込みの乗り出し価格は315万円程度と、ヴェゼルより少々手が届きやすい気もします。どちらも18インチアルミホイールを標準装備している点も満足度において互角といえそうです。

なお燃費性能は、ヴェゼルe:HEVのFF車で24.8km/L、CX-30のハイブリッド車では17.4km/L(いずれもWLTCモード燃費)と、ヴェゼルが圧勝しています。このようにスペックを比較していくと、価格面ではライバルでありつつ、決め手となる部分はほかにある2台といえるかもしれません。

文:山本晋也(自動車コミュニケータ・コラムニスト)
※写真:
1枚目:ヴェゼル
2枚目:CX-30

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みんなのコメント

57件
  • やっぱり書き込んでるのはマツダ関係者だとコメントみてわかるね。そんなに心配というより危機感の現れなんだね。それよりCX応援しようよ。
  • アンチコメントにすぐ食いつく
    無職のカマッテちゃんアホンダパトロール笑
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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