新たにFIA国際自動車連盟のホモロゲーション認証も取得し、2024年より本格デリバリーが開始された新型『トヨタGRヤリス・ラリー2』だが、WRC世界ラリー選手権で最初のカスタマーとして発表されたサミ・パヤリに続き、2022年のフィンランド国内選手権チャンピオンであるミッコ・ヘイッキラもトヨタへのスイッチを表明。今季ERCヨーロッパ・ラリー選手権への投入を予定している。
すでにWRC第2戦『ラリー・スウェーデン』のエントリーリストにも掲載されたとおり、欧州域内最高峰のERCでも表彰台とステージウインを獲得した実績を持つヘイッキラは、今季4月12日から14日にかけて開催されるオールグラベルへと一新されたERC開幕戦『ラリー・ハンガリー』を前に、シュコダから新型ラリー2規定モデルへの乗り換えを決断した。
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そんな心機一転のERCシーズンを前に、地元の北欧で“冬季イベント詣で”を計画する32歳のヘイッキラは、新たなコドライバーとしてクリスチャン・ティモネンを起用し、2月1日から3日に開催されるフィンランド選手権の名物イベント『アークティック・ラップランド・ラリー』に出場。その後、2月15日から18日まで地元でのWRCイベントにも参戦し、新たな冒険を始める準備に取り掛かる。
「昨年末以来、僕らはトヨタの新型モデルであるGRヤリス・ラリー2にスイッチする決断を下した」と明かしたヘイッキラ。
「それと僕の隣に座ってくれるコドライバーも変更になり、ユハ・サロのコドライバーだったクリスチャン・ティモネンが今年から戦線に加わってくれる。でも、そこに関して言えば大きな変更ではないね。僕らはペースノートのトレーニングに忙しくしているし、テストデイが待ち受けている。僕たちの協力はシームレスに始まると信じているよ」
■7台のGRヤリス・ラリー2が姿をみせる予定のスウェーデン
昨年10月にスペインで開催された『ラリー・シウダ・デ・グラナダ』では、元コドライバーのサム・ヴァーレリとともに勝利を飾るなど、2023年も好調を維持したヘイッキラだが、今季ERCシーズン序盤のイベントでは地元フィンランドに拠点を置くTGSのチームに加わることとなる。
「僕らはアークティックとスウェーデンに、かつてのフィンランド・ラリー選手権のチームであるTGSのクルマで参戦する」と続けたヘイッキラ。
「僕らはチームのことをよく知っているし、いつもより物事が少しだけ楽になるだろうね。もちろん今年もERCへの参戦を目指しており、これらのラリーへ出場することを可能にするべくサポートしてくれた、パートナーの全員に多大な感謝を申し上げたい」
これで前述のパヤリを筆頭に、昨季WRC3チャンピオンのローペ・コルホネンなど、スウェーデンでは合計7台のトヨタGRヤリス・ラリー2が姿をみせる状況となった。
「クルマに関して言えば、確かに学ぶべき新しいことはいくつかあるが、その違いは画期的なものではない」とヘイッキラ。
「いくつかの小さな変更が予想されるけれど、ドライビングの基本原則は同じさ。地元フィンランドだけでなく隣国のスウェーデンでも、ふたたび雪上で勝負ができるのはうれしいことだね」
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