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岡本裕生が得意のSUGOで驚速振りを発揮。ST1000は岩戸亮介がトップ/全日本ロード SUGO公開テスト 2日目

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岡本裕生が得意のSUGOで驚速振りを発揮。ST1000は岩戸亮介がトップ/全日本ロード SUGO公開テスト 2日目

 全日本ロードレース選手権第3戦SUGOの公開テスト2日目が5月15日(水)に行われた。この日は、各クラス45分の走行が2セッションあり、その中でマシンのセットアップに勤しんだ。天気は引き続きよく、午後になって雲が多くなり気温は下がったものの、路面温度はマックスで48度ほどまで上がっていた。

 JSB1000クラスは、1本目に岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が1分25秒954をマークし、これがトップタイムとなった。2本目にはロングランを行い、20周目辺りで1分25秒991を記録。アベレージも高く、レースウイークのコンディションにもよるが、ハイペースなレースになりそうだ。

野左根航汰が4年振りのSUGOでトップタイム。ST1000は國井勇輝、ST600は伊達悠太が首位/全日本ロード SUGO公開テスト 1日目

「自分の調子としては悪くないですし、あとはライバルがどこまで上げてくるかですね。チームの皆さんが色々セットアップしてくれたおかげで、あと少し詰めるだけの状態です。自分自身のレースペースは去年より確実に速く走ることができていますし、予選もタイムを上げてくると思いますが、大事なのはレースなので、しっかりアベレージを上げてレースに挑みたいです」と岡本。

 2番手には、この日から走り始めた水野涼(DUCATI Team KAGAYAMA)がつけた。タイムは1分26秒123。「すごくいいすべり出しだと思います。初日のタイムに当てはめればトップですから。SUGOは、苦手かと思っていたのですが、走り始めから、すごくフィーリングがよく、これまでやれなかったテストもこなすことができポジティブな手応えを感じました。初日にしては100点の内容でした」とパニガーレV4 Rで早くも自己ベストを更新。3日目に、どんなタイムが出るか楽しみなところだ。

 3番手には1分26秒316の中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)、4番手には1分26秒727の野左根航汰(Astemo Honda Dream SI Racing)、5番手には1分26秒783の高橋巧(日本郵便 Honda Dream TP)、6番手には1分26秒913の伊藤和輝(Honda Dream RT SAKURAI HONDA)と、ここまで1分26秒台で続いた。

 ST1000クラスは、初日、2日目の1本目と國井勇輝(SDG Team HARC-PRO)がセッションをリードしていたが、2本目で岩戸亮介(Kawasaki Plaza Racing Team)が1分27秒966をマークしトップにつける結果となった。

「去年の課題だった部分を改善して決勝に向けたセットを進めていく中で、現状を確認するためにニュータイヤを履いてアタックしてタイムは出ましたが、初日の転倒もありロングランができていません。ただ、データは取れているので、マシンセットの方向性は見えて来ているので、しっかりレースウイークで詰めていいレースができるようにしたいですね」と岩戸。

 2番手には國井が1分27秒972でつけ、トップ2のみ1分27秒台。3番手に豊島怜(DOGFIGHTRACING JDS)が1分28秒251、4番手に村瀬健琉(Team TITAN-TKR SUZUKI)が1分28秒449、5番手に荒川晃大(MOTOBUM HONDA)が1分28秒714、6番手に伊藤元治(MOTOBUM HONDA)が1分28秒859、7番手に國峰啄磨(TOHO RACING)が1分28秒934、8番手に井手翔太(AKENO SPEED・RC KOSHIEN)が1分28秒968と1分28秒台で続いた。

 ST600クラスは、阿部恵斗(squadr atigre tairapromoto)が1本目から1分29秒台に突入。1分29秒692でトップタイムとなった。阿部は2本目にも1分29秒993を記録した。2番手は伊達悠太(AKENO SPEED・MAVERICK)が1分30秒011、3番手は菅原陸(GarageL8 Racing Team)が1分30秒122、4番手に鈴木光来(MOTOBUM HONDA)が1分30秒163、5番手に長尾健吾(TEAMKENKEN Ytch)が1分30秒181、6番手に芳賀涼大(WORK NAVI NITRO RACING TEAM)が1分30秒242、7番手に小山知良(JAPAN POST HondaDream TP)が1分30秒391、8番手に中山耀介(ITORACING SHOTA BORG CUSTOM)が1分30秒752、9番手に藤田哲弥(TN45withMotoUPRacing)が1分30秒838と1分30秒台で続いた。

 J-GP3クラスは、木内尚汰(Team Plusone)が1分34秒913でトップ。これに若松怜(JAPAN POST HondaDream TP)が1分34秒984で続き、トップ2のみが1分34秒台。3番手に尾野弘樹(P.MU 7C GALESPEED)が1分35秒535で続いた。

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