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アルピーヌA110のシートに座ってみた 質感は718ケイマンに負けていない?

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アルピーヌA110のシートに座ってみた 質感は718ケイマンに負けていない?

コンパクトなのに快適なシート

待望のアルピーヌA110。待望のコンパクト・スポーツ。4180×1800×1250mm。これを待っていたのだ。

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この常識的なサイズ。192cmのテスターでも乗り降りラクチン。たしかに、その体格ではシートを目一杯下げる必要がある。

それでも、足元も頭上も肩回りも、十分に快適だ。おまけに、助手席に同じくらいの体格の木偶の坊を座らせるだけの余裕は十分にある。

しかも、そのシートは、メガーヌR.S.用の半分ほどの重さしかないレーシングタイプで、高さ調整やリクライニングができないばかりか、工具なしには前後位置すら変えられないシロモノであるにもかかわらず、すこぶる快適なのだ。

座れたのはほんの5分ほどだが、クッションに不満はなく、このA110が大陸横断も苦ではないクルマであることを、アルピーヌは十分すぎるほど知らしめてくれた。

A110の内装、価格に釣り合っている?

操縦系は全て、ドライバーが、走りを楽しむクルマであるならそこにあって欲しいと思う場所にある。視野のうちに収まり、手を伸ばせばそこにあるのである。

デジタル表示の計器盤は非常にスマートで、走行モードを変えると表示内容や色も変わる。そして、いずれのモードでも、F1風のレブカウンターが左右から中央へ向かって光る。

1トン少々と軽量で、€60,000(741万円)弱と比較的抑えた価格であるにもかかわらず、地金がむき出しの場所は見当たらない。

ローンチ時に登場する仕様のインテリアは組みつけも仕上げも上々。

ただし、コンパクトなクルマゆえに、グローブボックスを設置するスペースは用意できなかったようだ。

やや気になる点も

おどろいたのは、運転席からボンネット先端がかなり見づらいことだ。着座位置が低いものの、いろいろ試してみてもそればかりは解決しがたい。

まだ座っただけで、実際に走らせていないので判断は保留するが、このことは飛ばすほどに気になりそうな、潜在的なネガティブ要素だといえる。

おそらく、ライバルのポルシェ718ケイマンとは徹底的に比較されるだろうが、それに十分耐えうるクオリティであることは間違いない。

ケイマンほど高級感に満ちているわけでも、スイッチ類がソリッドなわけでもないが、デザインや個性、そのクルマ独自の魅力では少しも劣るところはない。

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