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ヤリス×フィット×ノート。3大コンパクトで最もお得なモデルを、下から「いっこ上」グレードの装備で選んでみると?

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ヤリス×フィット×ノート。3大コンパクトで最もお得なモデルを、下から「いっこ上」グレードの装備で選んでみると?

日本の道路事情にマッチし、価格帯的にも手を出しやすい国産コンパクトカー。国内3大メーカーであるトヨタ、日産、ホンダが、それぞれいいクルマを作ろうと長年しのぎを削ってきたジャンルでもあります。その3メーカーを代表するコンパクトカーの「ヤリス」「ノート」「フィット」の現在地をおさらいしていきましょう。

ヤリス…世界トップレベルの低燃費
現行モデルが登場した時系列順に紹介しますと、まず一番古いのがトヨタのヤリスです。2019年12月にTNGAのGA-Bプラットフォームを採用した現行モデルが登場しました。ハイブリッドモデルは36.0km/L(WLTCモード)という世界トップレベルの低燃費がセールスポイントです。

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フィット…3モデル中一番フレッシュな存在
次にデビューしたのが2020年2月に発表されたホンダのフィットです。ハイブリッドモデルは駆動用と発電用の2モーターを備えた「e:HEV」に刷新され、モーターによる駆動領域を大幅に拡大しました。そして、直近の22年10月にマイナーチェンジが発表され、外装のデザインも小変更されていますので、3モデルの中で一番フレッシュな存在という言い方もできます。

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ノート…100%モーター駆動のe-POWER
最後に日産のノートですが、現行モデルのデビューは2020年11月でした。100%モーター駆動の電動パワートレーン「第2世代e-POWER」を搭載し、運転支援技術の「プロパイロット」もコンパクトカーとして初採用。2021-2022カー・オブ・ザ・イヤーを受賞し、セールスも好調と、各方面で高く評価されています。

>>日産 ノートのカタロググレードをチェックする

ベースグレードの「いっこ上」で各モデルを比較
では、ここから3モデルの価格と装備内容を比較してみましょう。ヤリスとフィットにはガソリンエンジン車も設定されていますが、ノートと似た条件で比較するため、今回はハイブリッドモデルに限定します。ガソリンエンジン車の価格帯はカタログページでチェックしてみてください。

さらに、よりシンプルに比較ができるよう、あえて各車のベンチマークとなるグレードをひとつだけ絞り出してみたいと思います。それは各車ベースグレードにプラスαの上級装備や何らかの付加価値を加えた「いっこ上」のグレードです。ヤリス、フィット、ノートの場合は次のようになります。

ヤリス(ハイブリッド)
「G」 214万5000円(FF)
>>ヤリス ハイブリッドのグレードをチェックする

フィット(ハイブリッド)
「e:HEV HOME」 217万5800円(FF)
>>フィット e:HEVのグレードをチェックする

ノート
「X」 221万1000円(FF)
>>ノートのグレードをチェックする

では、以上の3グレードの主要な装備内容を確認してみましょう。

ヤリス G…LEDヘッドランプはオプション
まず、ヤリスのハイブリッド「G」ですが、全車速追従機能付きレーダークルーズコントロール、8インチディスプレイオーディオ、オートエアコン、スマートエントリー、フロントウインドウとフロントドアウインドウのUV&IRカット機能などが標準装備されています。少し残念なのはLEDヘッドランプがオプション設定で、ハロゲンが標準となっているところでしょうか。

>>ヤリス ハイブリッドのグレードをチェックする

フィット e:HEV HOME…ホンダコネクトディスプレーはオプション
次にフィットの「e:HEV HOME」はLEDヘッドライトのほか、渋滞追従機能付きアダプティブクルーズコントロール、オートエアコン、スマートキーシステム、フロントウインドウとフロントドアウインドウのUVカット機能が標準装備されています。Honda CONNECTディスプレーがメーカーオプション設定で、フロントウインドウとフロントドアウインドウのIRカット機能は採用されていません。

>>フィット e:HEVのグレードをチェックする

ノート X…LEDヘッドランプやACCがオプション
最後にノートのX(FF)です。オートエアコン、インテリジェントキー、フロントウインドウとフロントドアウインドウのUV&IRカット機能などが標準装備されています。LEDヘッドランプ、プロパイロット(、NissanConnectナビゲーションはすべてメーカーオプションとして設定。それらのほとんどが抱き合わせのセットオプションとなっていて、プロパイロットは「X」以上のグレードでないと選択することができません。全部載せにすると、総額は280万円近くになります。

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どのモデルもナビはオプション。トータルバランスでヤリス有利か
いずれのモデルもナビゲーション機能はオプション扱いとなりますので、純正ナビにこだわるのか、スマホで代用するから必要ないと考えるかは判断が求められそうです。以上の内容だけで判断すると、ヤリスのトータルバランスが光るのではないでしょうか。

今回は「見た目が好きだから」とか「乗り味が好きだから」といった情緒的な価値は一切無視して、ベンチマークの価格と装備だけを比較してみました。ですが、本来はその人ならではの主観で評価するのがクルマ選びの楽しみです。今回紹介した比較の仕方もひとつの参考材料にしていただき、ぜひカタログページで「マイ・ベンチマーク」を探し出してみてください。

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文:小林秀雄
写真:
1~2枚目:トヨタ ヤリス
3~4枚目:ホンダ フィット
5~6枚目:日産 ノート
※いずれも本文に登場するグレードとは違います。

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みんなのコメント

22件
  • なんとなく
    ノート、フィットと比較なら
    TOYOTAは、アクアの気がしますが。
  • 160・43Dマダム定食です。250万の軽自動車買うよりこれらの車のほうがいいと思います。たいした変わらんと言う人がいますが衝突安全性がかなり違います。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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