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大ヒットのレクサスSUV軍団に「本命」投入!! 新型レクサスNX登場で「買い」はどれ?

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大ヒットのレクサスSUV軍団に「本命」投入!! 新型レクサスNX登場で「買い」はどれ?

 2021年6月にフルモデルチェンジを発表、10月からの発売開始がアナウンスされているレクサスの新型NX。既に8月より予約がスタートしているが、パワートレインの選択肢がガソリンターボからPHEVまでと多くあり、グレード検討に迷っている方も多いのではないだろうか。

 また、レクサスにはほかにも、エントリーラグジュアリーSUVから、クロスカントリー路も走破できる本格クロカンSUVまで用意されていることから、そもそもどのモデルがいいのかと、悩んでいる方もいるだろう。

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 そこで本稿では、直近のレクサスSUVの販売台数を振り返りながら、新型NXを含めたレクサスSUVの「買い」モデルがどれか、考えてみよう。

文:吉川賢一
写真:LEXUS

【画像ギャラリー】ラグジュアリーSUVが欲しいなら!! 本格クロカンSUVからエントリーラグジュアリーまで、レクサスのSUVラインアップのすべて

人気車種はRX、車種グレード別ではUX250hが人気

 レクサスのSUV、4車種の2021年販売台数(1~8月)は、それぞれ、UX=7560台、NX=4748台、RX=8626台、LX=462台となっており、車種別で最も売れていたのはRXであった。

 また、人気のグレードは、トップがUX250h(6267台)、2番手はRX300(4132台)、3番手はRX450h(3935台)となっていた。全体的には、廉価なガソリンモデルよりも、価格はやや高いが、ハイブリッドが好まれている様子が読み取れる。

2021年の販売台数は、UX=7560台、NX=4748台、RX=8626台、LX=462台。人気のグレードは、トップがUX250h(6267台)、2番手はRX300(4132台)、3番手はRX450h(3935台)だ

 2021年3月までは、ほぼ同じような台数が売れていたUX、NX、RXだが、従来型NXのみ、4月以降登録台数が減少している。新型NXがワールドプレミアとなったのは6月12日、従来型NXの受注停止・販売終了がアナウンスされたのはそのころだ。事前に新型NXを察知していたユーザーが買い控えをしたのだろうか。その分、RXが販売を伸ばしたといった感じだ。

2021年4月以降、従来型NXのみ登録台数が減少している。新型NXの登場を予測してのことだろうか

迫力のLX、優雅なRX、パワトレの選択肢が多いNX、コンパクトなUX

●パワートレインの選択肢が多い新型NX
 10月に発売開始となる新型NXは、従来型NXに対して、スタイリングはほぼキープコンセプトであったが、ボディサイズは若干大型化し(従来型NXよりも20mm伸び、20mmワイドに、5mm背が高くなり、ホイールベースも30mm伸びた)、細部がよりダイナミックなデザインとなった。

現在、先行商談中の新型NX。価格は、NX250:455万円~570万円、NX350:599万円、NX350h:520万円~635万円、NX450h+ :714万円~738万円の予定だ

 そして最大の特徴は、なんといってもパワートレインだ。注目の18.1kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載する2.5L直4プラグインハイブリッドと、2.5L直4ハイブリッド(FFとE-Four)、2.5L直4NAガソリンエンジン(FFとE-Four)、そして、2.4L直4ガソリンターボ(電子制御フルタイム4WD)の、なんと6種。トヨタが持つエンジンラインアップをフルに織り込んできた。

ヘッドアップディスプレイ、液晶デジタルメーター、14インチワイドタッチディスプレイを採用。コマンドコントローラーで操作するのではなく、直感的に操作ができるようにした

 プラグインハイブリッド車の燃費や加速性能などは、今後明らかにされていくだろうが、RAV4PHVの圧巻のパフォーマンスから想像すると、半端ない加速力の快速ラグジュアリーSUVになっていることだろう。

 ただし、714万円~と超高額になる模様。RAV4PHV(469万円~)よりも200万円以上も高く、RX450hが買えてしまうほどだ。RAV4PHVのときも予想に反して大人気となったため、ふたを開けてみなければわからないところもあるが、おそらく人気の中心となるのはハイブリッドのNX350hだろう。

●取り回ししやすいサイズと手ごろな価格が魅力の「UX」
 UXは、コンパクトなサイズと個性的なデザイン、そして、レクサスとしては手ごろな価格(UX200 397万円~)も人気の理由のひとつだ。ボディサイズは、CH-Rよりもひとまわり大きいが、全高が抑えられているため、コンパクトカーとSUVのクロスオーバー的な印象が強い。

 また、最小回転半径が5.2mと、コンパクトSUVの中でも小さく、都内でも取り回しのしやすい絶妙なボディサイズもあり、運転は抜群にしやすい。ちなみに、NXは最小回転半径5.6m(18インチ)、RXは5.9mだ。弱点といえば、NXやRXには及ばないインテリアの質感くらいだろう。またUX300eは、レクサス唯一のバッテリーEVであり、どうしてもEVが欲しいという方はこの一択となる。

コンパクトなサイズと個性的なデザイン、そして、レクサスとしては手ごろな価格(UX200:397万円~)も人気の理由のひとつだ。UX200:397万円~482万円、UX250h:432万円~544万円)

●ゆったりしたインテリアが魅力の「RX」
 全長4890mm、全幅は1895mm、という立派なサイズのRX。このサイズをうまく生かした、シャープでダイナミックなエクステリアデザインは、迫力を感じさせてくれるが、最小回転半径が5.9m(FF、AWDとも)と、この手のSUVにしては大きめ。

 この最小回転半径5.9mという数値は、先日発売となった新型(300系)ランドクルーザーと同じ数値であり、駐車場などでの取り回しには、多少苦労するかもしれない。

 しかし、新型NXに対して30mmも車幅が広いRXは、ダッシュボードやインパネ周りが伸びやかに使え、ナビゲーションモニターやエアコン吹き出し口、シフトノブやドリンクホルダー、コントロールスイッチなどを、ぎっちりとレイアウトする必要がないためか、優雅でおおらかな雰囲気が漂っている。

 新型NXが、いかに最新のデジタルインフォテイメントを投入し、豪華な内装素材を使おうとも、RXの空間の広さには敵わない。インテリアに「上質感」を求める方には、やはり、RXの方がおすすめだろう。

新型NXに対して30ミリも車幅が広いRXは、インテリアが強み。RX300:524万円~642万円、RX450h:638万円~783万円、RX450hL:796万円

●ランクルに高級感をプラス!! レクサス最大のSUV「LX」
 レクサスLXの日本市場導入は2015年のこと。日本のみならず、いまや世界中から圧倒的な支持を得ている、トヨタのランドクルーザー(以下ランクル)と姉妹車だ。悪路走破性など、クルマとしてのポテンシャルの高さはランクル同様であるが、滲み出るオーラは、ランクルとはひと味ちがい、高級感に溢れている。

 ラダーフレームの強靭な車体と、ハイテクの足回りの効果もあり、オンオフ問わず、どこでも快適に走ることができる。全長5080mm、全幅1980mmのボディは、当然、日本国内で扱うには持て余すサイズだが、その分満足感も高い。姉妹車のランクルが300系へとモデルチェンジしたことで、このLXもそう遠くないうちに、新型へと刷新されることだろう。

LX570の価格は1135万円

新型NX350hの4WD がおススメ!!

 さて、この4種のどれがベストバイか、という話だが、ボディサイズでいえば、LXを検討するような方は、新型NXやRXのサイズ感は、もはや眼中にないだろう。またUXは、そのコンパクトさ故に、派手さに欠ける、といったデメリットもある。

 パワートレインでいえば、レクサスの美しい世界観を最大限に満喫するには、滑らかな加速フィールかつ静粛性の高いハイブリッドがふさわしい。

 そのうえで、日常のクルマとして使い勝手の良さを求めるならばNX、広いインテリアや落ち着いた走りを求めるならばRX、といったところが、現状筆者の考えるレクサスSUVのベストバイだ。

 ちなみにNX350hの4WDが約635万円、RX450hの2WDが638万円と価格はほぼ同じ。価格が同じとなると、より格の高いRXが欲しくなるところだが、筆者としては、NX350hの4WDをおススメする。

 4WDの安心感の高さ、普段の使い勝手、内外装デザインなど、新型NXは一歩先行くモデルだ。RXでなくても、所有欲も十分に満たされるはずだ。

 RXは既に登場から6年が経過しており、2022年以降に次期型が登場するという噂もある。今後は、最新の装備とデザインで登場するはずの次期型RXまでは、新型NXの独壇場となるだろう。

新型NXはRAV4やハリアーとプラットフォームを共用するが、ボディサイズはRAV4よりもやや大きくした分、エクステリアが迫力ある姿となった

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みんなのコメント

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  • いろんな選択肢がある中で自分が乗りたいと思う車に乗ればいいだけ
    レクサスが~
    トヨタが~
    欧州車が~
    自分がいいと思えばそれがNo.1でしょ
  • レクサスや欧州車を揶揄してる大半は安い国産車を乗り
    買えないけど気になりYouTubeを見てる。
    読むのが苦手なのが多いからcarviewは記事も読まずに
    タイトルのみで書き込んでるから記事と書き込みが
    連動していない。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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