光を受けて抜群の色艶を放つ愛車を眺めるだけで、心が湧き立つ。洗車を含めたカーディテイリングは、クルマ好きにとって永遠のテーマだ。カーケアの愉しさを、愛車の魅力をより引き立てるブランドが上陸した。
カーディテイリングの最高峰ブランドが上陸
単なる掃除(クリーニング)という範疇を超えてカーディテイリングという言葉が一般化するほど、洗車を筆頭とするカーケアには多くのクルマ好きがのめり込む。プロに依頼するのはもちろん正解だ。でも、休日にみずからの手で愛車を洗う。それ自体が趣味となるかけがえのない時間である。
その時間をさらに楽しくしてくれそうなブランドが、いま日本で注目を集めている。主にプロフェッショナル向けの自動車用ケミカル製品をインハウス体制で製造し、世界70カ国以上に供給するドイツ発のコッホケミーである。その実力は大手カーディーラーやプロショップはもとより、大手自動車メーカーにも認められている。
コッホケミーの製品は膨大な数にのぼるが、上の表にあるように化学元素の周期表に基づいて厳密に区分される。その数はざっと10色10製品グループだ。それぞれが独自のカラーコードで特徴を視覚的に表わし、シャンプーやクリーナーなど用途ごとに分けられている。同じグループ内でも製品ごとに味付けは違う。プロツールである以上、用途に応じてその性格を厳密に突き詰めていったがゆえのラインナップの豊富さだと思う。
とはいえph濃度と製品名の略称だけを見て判断するのは難しい。そこで今回、一般ユーザーが手を出しやすいと思われる4アイテムを取り上げる。どれも市場の評価が高く、約半年前から始まった日本での販売も好評だという。
まずはカーディテイリングの基本中の基本であるカーシャンプーだ。取り上げるのはジェントルスノーフォーム(Gsf)というもの。黄色い製品グループに属する中性シャンプーの一種である。水で希釈して泡立てたうえで、スポンジやクロスを使ってボディを洗うという方法は一般のカーシャンプーとなんら変わらない。チェリーのようないい香りに癒されつつ確かな洗浄力を発揮する。中性洗剤なのでボディコーティングに悪さもしない。希釈具合によって泡の弾力性も変わるという。さらに虫や油汚れなどに効果を発揮するのがグリーンスター(Gs)だ。一般的な水洗い洗車であれば、この2本を併用すれば綺麗なクルマへと見違える。
さらにクイックディテイラーとも呼ばれるケミカルにも注目したい。溶剤を噴霧して拭きとることで、水垢を落としながらツヤを出す効果があるFse(フィニッシュスプレーエクステリア)や、樹脂やゴム部分を新車時のような質感によみがえらせる艶出し剤のPss(プラストスターシリコンフリー)など。どれも手軽に試すことができて効果絶大だ。今秋にはドイツ本社のR&D部門との共同研究により、日本の環境や洗車習慣に合わせて改良された酸性タイプのシャンプーを発売予定だという。
もちろん、今回取り上げた製品以外にもコッホケミーの回答はいくつもある。同ブランドが日本に浸透するにつれ、日本を走るあらゆる“愛車”たちは、より瑞々しく光り輝くことになりそうである。
問い合わせ先=AVAN化成株式会社 Koch-Chemie事業部 TEL︎045-411-7892 http://www.avankasei.co.jp/koch-chemie/
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