2022年は身近なEVのラインナップが充実
世界初の量産EV(電気自動車)といえる「三菱 アイミーブ」(2009年)や日産の初代「リーフ」(2010年)の誕生以来、ここ10年ほどは毎年のように「EV元年」と呼ばれているような気もしますが、そんな風潮は2022年で終わりになるかもしれません。
なぜかと言えば、身近なEVのラインナップが充実してきたからです。
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EVといえば、イーロン・マスクが率いるテスラが高いブランド価値を持っています。実際、テスラの各モデルはリセールバリューの点でも優位で、国産EV(主に日産リーフ)とは次元の違う価値を生み出しています。
とはいえ、今のところはテスラのオンライン販売にハードルの高さを感じるユーザーが多数派。また、テスラは全国にディーラー網が整備しているわけではないので、日常的なメンテナンスはメカニックがクルマのある場所まで出張するという手法を取っていますが、法で定められている設備が必要な整備はできないというウィークポイントが指摘されるなど、ユーザーを選ぶ面があるのも事実です。
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アイオニック5は日本で買える最高レベルのEV
同様のことは、同じくオンライン販売で展開しているヒョンデのEV「アイオニック5」にもいえます。ヒョンデはWRC最終戦ラリージャパンで優勝するなど日本でのブランド価値を高めているところですが、今はまだブランドの認知度が低く、さらにオンライン販売を利用するユーザーの母数そのものも小さいでしょう。
しかしながら、ヒョンデ「アイオニック5」のコストパフォーマンスは日本で買えるEVの中では最高レベルにあります。基本的にリア駆動となるアイオニック5の中間グレードのスペックを見ると、バッテリー総電力量が72.6kWhで、一充電航続距離は618kmと非常に長くなっています。それでいてメーカー希望小売価格は519万円です。
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日産リーフのロングレンジモデルはバッテリー総電力量が60kWhで一充電航続距離は450km、メーカー希望小売価格は422万5100円です。100万円という価格差は、実際に予算を組んでEVの購入を検討しているユーザーにとっては無視できる違いではないでしょうが、パフォーマンスを考えるとアイオニック5が優勢です。
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オンライン販売で、ディーラーネットワークが整備されていないというのが気にならないのであれば、アイオニック5は十分に検討するに値するモデルと言えます。
もっとも、多くのユーザーは近所にディーラーがあって、日常的なメンテナンスや、ちょっとしたリペアなどで気軽に訪れることのできる環境を求めているのも事実でしょう。
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航続距離500km級の国産EVならソルテラがコスパ有利
そうなると国産EVが絶対条件となりますが、その点でも2022年はラインナップが充実しました。
トヨタ「bZ4X」とスバル「ソルテラ」の兄弟車はFWDモデルで560kmを超える一充電航続距離を誇ります。同じSUVスタイルのニューモデルとして日産から登場した「アリア」も470kmを走ることができる性能を有しています。
ちなみに、メーカー希望小売価格はソルテラが594万円、アリアは539万円(いずれもFWD車)。こちらも絶対的な価格ではアリアのほうが手頃に見えますが、一充電航続距離の差を考えるとソルテラのほうがコストパフォーマンスには優れているといえそうです。
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2022年、EV最大のトピックは「サクラ」と「eKクロス」の登場
2022年が日本におけるEV元年といえるのは、「日産 サクラ」/「三菱 eKクロスEV」という軽EVが登場したことにあります。
標準的なグレードのメーカー希望小売価格は、サクラが239万9100円、eKクロスEVは239万8000円。急速充電の受け入れ性能を控えめにするなど、近距離ユースに絞ることでリーズナブルな価格を実現しています。想定通りの補助金を得られるとすれば、ターボエンジンの軽自動車と同等のコストで購入できるのは魅力です。
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アイオニック5、ソルテラ、サクラ/eKクロスEVに太鼓判!
・・・というわけで、まとめるとEVとしてのコストパフォーマンスだけでいえば、ヒョンデ アイオニック5が優位。同等クラスの国産EVでいえばスバル ソルテラが価格と性能のバランスが優れています。500万円台の予算でEVを探しているならば、この2モデルがおすすめです。
そして、絶対的な価格を抑えたいのであれば、サクラ/eKクロスEVの軽EVが理想の選択肢となります。今後のEV普及をにらんだときに補助金の是非は議論すべき大きなテーマではありますが、補助金を考慮するとアンダー200万円で新車のEVが手に入るというのが2022年のスタンダードです。まさにEV元年というわけです。
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文:山本 晋也
写真
1枚目:ヒョンデ アイオニック5
2枚目:テスラ モデル3
3枚目:日産 リーフ
4枚目:スバル ソルテラ
5枚目:日産 アリア
6枚目:日産 サクラ
7枚目:三菱 eKクロスEV
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みんなのコメント
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カービュー自らこのような提灯記事あげて責任持てるのか?
いい加減カネもらって記事書き日本国民を騙すようなマネは慎めや