「3日遅れの 便りをのせて」とは、昭和を代表する歌姫の都はるみさんの「アンコ椿は恋の花」の歌い出しだが、きょうのニュースの中にはそんな3日程度の遅れでは解決や決着しそうもない記事ばかりが目に入る。
その筆頭は大阪・関西万博の開幕まで1か月となったものの、会場内の海外パビリオン建設の遅れが目立ち、自前で出展する参加国が手掛ける計42棟のうち、外装が完成して「完了証明」を受けたのはわずか約2割に当たる8棟。展示の設置が間に合わない可能性もあり「開幕まですべて内装まで終えて、来場者を迎えられるかは見通せない」(朝日)という。
2025年春闘“泣き笑い”、トヨタ・マツダ・いすゞ「満額」、日産・ホンダ・三菱自「要求割れ」、スズキは「要求超え」の回答[新聞ウォッチ]
また、北海道新幹線の札幌延伸について国の有識者会議が開かれたが、開業時期の見通しを「2038年度末」としたうえで、「数年単位でさらに遅れる可能性もある」との報告書を提出する見通しなどと、きょうの各紙が伝えている。
そんななか、トヨタ自動車は、看板車種『クラウン』の新型SUV(スポーツ用多目的車)「エステート」をようやく発売したが、2022年に発表した4モデルのうち、発売が先延ばしになっていた最後のモデルで、当初は23年度中に発売予定だった。ところが、認証不正問題の発覚に伴い、市場投入が遅れての発売となったことから、きょう朝日は「遅れてきた新型クラウン」とのタイトルで報じている。
そして、気になるのは1週間前の3月6日、愛知県豊田市にあるトヨタ自動車系のバネメーカーの「中央発条」の工場で起きた爆発事故に伴う部品調達の影響である。爆発事故を起こした中央発条では安全確認を終えたラインで車の足回りなどに使われているバネの生産を再開したほか、別の工場での代替生産も開始したが、ダイハツ工業やスズキの工場では一部の生産ラインの停止が続いているという。
このうち、ダイハツはすでに稼働を停止している京都工場と滋賀工場で3月19日まで停止を決めたほか、大阪の本社工場でも来週19日まで稼働を停止するという。
また、スズキも軽自動車アルトなどを製造する湖西工場(静岡県湖西市)の1ラインを10日から停止しているが、19日まで延長。新たに相良工場(同県牧之原市)でも、小型車を作る1ラインを14日午後から19日まで停止するとも伝えている。
一方、お膝元のトヨタ自動車は一部の工場で生産ラインを停止していたが、供給を受けている部品の調達にめどが立ったとして、13日夕方から稼働を再開したという。
2025年3月14日付
●「万博の華」8割未完成、開幕1カ月前 (朝日・1面)
●遅れてきた新型クラウン、トヨタ認証不正が影響、22プロジェクト開発日程を変更 (朝日・7面)
●スズキとダイハツ、爆発事故の影響工場停止が拡大 (朝日・7面)
●北海道新幹線延伸遅れ、札幌まで38年度末に (毎日・4面)
●ガソリン暫定税率廃止来月?来年? 維新・青柳氏説明に齟齬 (産経・6面)
●日産の下請け法違反、公取委に改善報告(産経・11面)
●「日本車輸入多すぎる」トランプ氏不満、日米の溝鮮明、EU製には関税明言(東京・4面)
●自動車リース取扱高最高、個人のサブスク急成長、オリコは仲介業買収、昨年7100億円、18年ぶり更新(日経・7面)
●物流、高値TOBの目算、トヨタとホンダ、系列超え、喫緊の効率化相乗効果も(日経・20面)
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