世界ラリー選手権(WRC)最終戦ラリージャパンのSS7終了時点では、TOYOTA GAZOO Racingのエルフィン・エバンス/スコット・マーティン組が総合首位に立った。僚友の勝田貴元/アーロン・ジョンストン組はSS5からSS7にかけて、ステージ3連勝を挙げた。
ラリージャパンのDAY2(11月17日)はイベントフルな1日となった。大雨が降った早朝に行なわれた伊勢神トンネルでのSS2では3台がクラッシュ。稲武ダムでのSS3でもドライバーごとのタイム差も大きく、設楽町でのSS4が天候不順によってキャンセルとなった。
■諦めるには早すぎる。SS2でクラッシュの勝田貴元、WRCラリージャパン2日目にして後退も「まだまだ先は長い」原因はコース状況の変化
午後かけては雨が小康状態となったが、ところにより深い霧がかかるコンディションとなった。
2回目の走行となる伊勢神トンネルでのSS5では、勝田がステージ優勝。午前中にはこのSSでクラッシュを喫していたが、アクシデントまでに最速タイムを上回るペースを見せており、勝田の好調は間違いないようだ。
総合2番手につけていたヒョンデのティエリー・ヌービル/マルティン・ウィダグ組は、SS5で勝田から3.3秒差のステージ2番手に立ったことで、総合トップのエバンスとの差を縮めたが、続く稲武ダムでのSS6ではスタートからたった100mというところで側溝に足を取られてクラッシュ。ラリー続行不可能となり、ふたりはそのままマシンを降りることになった。
SS7は、ラリージャパンで珍しい速度域が高めの設楽町SSが舞台。午前中の走行がキャンセルとなったため、ドライバーにとっては初のタイムアタックとなった。
エバンスは22.53kmのステージを14分34秒7で走りきり、ステージ2番手。総合順位を堅実に守った。
そのエバンスを1.1秒差で下してSS7を制したのは勝田。最速の14分33秒6をマークし、SS5から3連続でのステージ勝利となった。勝田はクラッシュの影響により午前の走行を終えた時点で総合24番手となっていたが、SS7を終えた時点では総合9番手に浮上した。
走行後に勝田は「上位に追いつくために今できることはベストタイムを叩き出すことだけ」として、2年連続での表彰台獲得を諦めていないと語った。
なお、ヌービルの脱落によってトヨタ勢が総合順位でトップ3を独占。ヒョンデはSS2で既にダニ・ソルド/カンディド・カレーラ組を失っていたため、上位に残るはエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組のみ。ただ、そのラッピは難しいコンディションの中でペースに悩んでおり、総合首位ではトップ3からWRC2勢を挟んでの6番手となっている。
M-スポーツ勢もオット・タナク/マルティン・ヤルヴェオヤ組のみとなったが、そのタナクもマシントラブルにより全開アタックができない状況。総合8番手につけているが、その後方からは勝田が猛追している。
DAY2残りの走行は、豊田スタジアムでのSS8(スーパーSS)となる。ステージの予定開始時刻は19時35分となっている。
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