最廉価クラスのEVモデル
BYDの新型コンパクトEV『ドルフィン・サーフ(Dolphin Surf)』が、2025年後半に欧州で発売される予定だ。欧州向けのEVとしては最も低価格な部類に入る。
【画像】日本でも買えるコンパクトEV【BYDドルフィンを写真で見る】 全23枚
ドルフィン・サーフは中国市場では『シーガル』という名で販売されており、現地での価格は約150万円に相当する。欧州仕様車では安全装備の追加など、洗練性を高めたものになる見込みで、ドルフィン・サーフとして投入される。
BYDのステラ・リー副社長は、ドルフィン・サーフについて「最も安価というわけではありませんが、最もお買い得なモデルになるでしょう」と述べた。
現在欧州で販売されているEVの中で最も安いダチア・スプリングは1万5000ポンド(約290万円)で、これを下回ることはないと考えられるが、フィアット・グランデ・パンダやシトロエンe-C3などを下回る2万ポンド(約390万円)以下の価格設定となる可能性が高い。航続距離は最大で320kmを超えると予想されている。
中国では、30kWhまたは38kWhのバッテリーが選択でき、CLTCサイクルによる航続距離はそれぞれ305kmと405kmである。モーター出力も75psと100psの2種類が用意されている。
一部の市場ではドルフィン・ミニとも呼ばれているが、英国および欧州ではドルフィン・サーフとして発売されることになった。
ドルフィン・サーフの前には、英国におけるBYDの6台目のEVであるシーライオン7の発売が控えている。
BYD英国部門の代表であるボノ・ジェ氏は、国内のBYDの店舗数を現在の62から年内に120に拡大する計画を示した。長期的な目標は150~170店舗で、フォードやヴォグゾールと同程度の規模だ。
ジェ氏は、BYDは3月末までに昨年1年間の英国での販売台数8700台を上回るだろうと述べたが、2025年の予想販売台数や長期的な目標については明言を避けた。
BYDは世界最大の自動車メーカーを目指しており、英国はそのための重要な市場と見なされている。英国でトップ5に入るために、年間10万台以上の販売が目標になることは間違いない。ジェ氏によると、BYDのブランド認知度は2024年初めの1%から、年末には31%まで上昇したという。
またBYDは、テスラの急速充電網スーパーチャージャーに対抗し、2つの充電コネクターを備えた1360kW充電器も発売した。リー副社長は、英国にもこれを導入したいが、まだ先のことだと述べた。
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みんなのコメント
日産・ホンダは早くコンパクトBEVを販売しろよ。