男子禁制で熱気ムンムン！ 地下で行われたクルマ好き女子だらけのオフ会の中身とは

　クルマはもちろんファッションにもこだわりまくり！

　男子禁制！　女子だけのカーイベント「TOKYO GIRLS CAR COLLECTION（東京ガールズカーコレクション）」が、11月3日（金）に、東京・秋葉原のUDX駐車場で行われた。

　参加車両は全部で40台！どのクルマも自慢のカスタマイズが施され、ヴォオオーーン！　と重低音の迫力あるエキゾーストノイズが会場に響き渡り、「ほ、本当に女子のカーイベント？」と目を疑ってしまう。スポーツカーから降りてくるのは、可愛いらしい女子ばかり。このイベントは、NAOさん、あぐさんの女子2人が中心となり準備が進められてきた。

　2016年よりスポーツカー女子会が発足、今年の夏の開催時では、20数台が集まり好評だったことを受け、もう少し女の子を集めてイベントをしようという意見がきっかけで、今回の開催に至ったそう。イベントのコンテンツには、決められたコースでしっかり車をアピールしてから、レッドカーペットの上で自らもポージングをする、カーショーも含まれており、とても華やかで乙女心をくすぐる内容だ。

　また、カッコイイスポーツカーと、オシャレ女子はセットであってほしいという開催者の思いが込められており、ドレスコードは「赤」に設定され、赤を取り入れたファッションで颯爽と登場する女子たちの姿は、最高にクールでキュートあった。

　筆者もクルマ好き女子で、それなりにカスタマイズしているが、彼女たちの本気度には脱帽（笑）。サーキット走行を楽しんだり、レーシングチームに所属していたり、ベタに峠を攻めてみたりと、彼女たちのカーライフは非常に熱い、熱すぎるものだ。

　女子会らしく、おしゃべりに華を咲かせる彼女たちの会話は、エアロやドレスアップなどについて。車種は違えど、向いているベクトルは同じだからこそ、意気投合し、結束力も生まれたに違いない。

　主催者のNAOさん、あぐさんにお話を伺ったところ、第2回も開催予定であり、具体的な日程は未定だが、コンテンツを変えてパワーアップさせるらしい。

　また、ステアリングホイールやシフトノブを販売するMOMOジャパンや、コーティングやケア商品を扱うダイワプロテックなども出店・協賛し、賑わいを見せていたことも次のステップに繋がるだろう。今回、この地下駐車場を選んだのは、雨風がしのげ、また女子の大敵である日差しを気にすることなく楽しめるからだそうだ。

　女子ならではの発想で、次回のイベントも細やかな配慮がされることがうかがえる。NAOさんから、「我こそはスポーツカー女子」という人にどんどん参加してもらいたいとメッセージをいただいた。筆者も次回は参加者として、ランウェイを歩きたいなぁなんて思うほど、素敵な時間であった。

　参加者の女子に直撃取材！

　立花未来さん DODGE CHALLENGER（ダッジ・チャレンジャー）

　お母様もアメ車好きという彼女の愛車は、チャレンジャー。一際、そのサイズ感で圧倒的な存在感を放っていたが、もともと大きなクルマが大好きという未来さん。前車はなんとシボレー・サバーバン！　大きなクルマを扱うのは手馴れたものだ。サバーバンに乗っていたのは学生の時で、食費を削ってでもガソリン代や維持費にお金を充てていたと話してくれた。

　今のクルマのお気に入りポイントは、ヘッドライトだそう。ボディカラーの白と相まって、ディズニーキャラクターのベイマックスに似て可愛いところが好きとのこと。とりあえずは現状維持でいくらしいが大きさへの魅力から抜け出せないそうで、またサバーバンが欲しいなと目を輝かせていた。立花さんは、イベント最後に行われた表彰式で、おしゃれ部門賞に見事輝やいていた。

　まりりさん DAIHATSU COPEN（ダイハツ・コペン）

　お父様がずっとトヨタのセリカに乗られていたそうで、父親譲りのスポーツカー好き女子の登場。クルマがあっての人生。と言い切るまりりさんは、過去お付き合いした男子から「俺とクルマどっちが大事なんだよ」と言われるほどのクルマ好き。

　愛車は、シックなガンメタのボディに、カーボンでアクセントをつけた大人な雰囲気のコペンだ。レーシングチームに所属しているそうで、これからサーキット仕様に仕上げるため、まずはシートをレカロのフルバケやステアリングを換えるところからカスタマイズしていきたいそうだ。

　インテリアも、エアコンのダイヤルをシルバーの丸形に変えたり、エアコンの吹き出し口の枠を、DIYでメッキ加飾したりなど、抜かりのない仕上がりだ。もともと愛知に住んでいて、仕事の関係で関東に来たそう。まだ、こちらに来て1年ほどで、クルマ仲間を作りたいなと思い、今回の参加を決めたそうだ。

　交流もできるし、カスタマイズの情報交換もできたし、とても楽しかったと話してくれた。これからクルマ女子仲間をどんどん増やして、充実したスポーツカーライフを送ってほしい。