7.4リッターのモンスターマシンも登場
日本のストリートから派生した、モータースポーツカテゴリーのひとつが「ドリフト」。いまやその人気は海外のほうが上とも言えるが、なかでもアメリカへ輸出されて大ブレイクし、さらに日本へ逆輸入のような形で開催されているのが『フォーミュラドリフトジャパン』シリーズだ。
機械審査が軸となる”D1グランプリ”に対し、3人の審査員によるジャッジで判定。レジェンド級の大ベテランから、若手、学生、女性、外国人まで、同じ条件で競い合う。たまに起こる”番狂わせ”もフォーミュラドリフトジャパンならではの醍醐味だ。
2019年の開幕となったのが、5月18・19日の鈴鹿ツインサーキット。45台のエントリーは例年より多く、激戦模様。昨年のチャンピオン、マッド・マイクが不在で混沌としそうなシーズンだが、本命と言われるのが風間俊治社長(KAZAMAオートサービス)率いる『Team kazama with powervehicles』。表彰台の常連、アンドリュー・グレイを始め、ニアン、ベンジャミンの外国人勢、そしてD1でも大活躍中の末永直登を新たにチームへ迎え、最強の布陣となった。事実、鈴鹿ツインでも、4台中3台がトップ8に駒を進め、今後の躍進を予感させる開幕戦となった。
そして、新マシン投入で話題をさらっているのが、飯塚一哉選手のアウディA5。なんと7.4Lのシボレーエンジンを搭載し、800psオーバーを発生。スタイルもめちゃくちゃカッコイイんだけど、実況席のレポートもまったく聞こえなくなってしまうほどの、凄まじいサウンドも参戦マシン中トップクラス。初戦はまだ本調子とは言えずトップ32止まりだったが、これからの活躍に期待が高まる。
一方、ベテランの神谷剛(かみやごう)選手は、今回「BRIDE V35スカイライン」として、日産スカイラインの2ドアクーペでエントリー。理由を聞いてみると、「ドリフト車というと、シルビアとツアラー系ばかり。それもいいんだけど、200万円もする中古を買ってきてドリフトってのも、学生や若い連中からしたらハードル高いじゃないですか。ところがV35型なら、MTの人気グレードでさえ数十万円で手が届く。現実味があるでしょ。だから、あえて改造範囲も最小限でどこまでやれるかをアピールしたい」という。初戦は残念ながらミッショントラブルで予選敗退となったが、夢のチャレンジに注目していきたい。
トップレベルのドリフトを間近に楽しめるフォーミュラドリフトジャパン、2019年シーズンも大いに盛り上がりそうだ。
[フォーミュラドリフトジャパン ROUND1 鈴鹿ツインサーキット]優勝 益山 航(益山板金)2位 山下広一(Team Weld×Work×Arais×Valino)3位 植尾勝治(sift)
<フォーミュラドリフトジャパン2019年スケジュール>ROUND 2:6月22・23日 エビスサーキット西コースROUND 3:7月26・27日 富士スピードウェイROUND 4:8月24・25日 奥伊吹モーターパークROUND 5:10月5・6日 岡山国際サーキット
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