現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 燃費・サイズ・価格 新型プリウスZ 370万円 vs シビックe:HEV vs ゴルフTDI ライバル比較 じつはハリアーHEVも

ここから本文です

燃費・サイズ・価格 新型プリウスZ 370万円 vs シビックe:HEV vs ゴルフTDI ライバル比較 じつはハリアーHEVも

掲載 更新 22
燃費・サイズ・価格 新型プリウスZ 370万円 vs シビックe:HEV vs ゴルフTDI ライバル比較 じつはハリアーHEVも

新型プリウスのグレード構成は?

新型プリウス U 1.8L+シリーズパラレルハイブリッドで車両価格は299万円2.0L+シリーズパラレルハイブリッドのZ FFモデルは車両価格370万円新型プリウスのグレード構成は
1.8L+シリーズパラレルハイブリッドのU:299万円
2.0+シリーズパラレルハイブリッドのG:320万円
同じくZ:370万円

で、それぞれ22万円高で4WDが設定されている。

38mm→30mmへ 新型プリウスは「虜にさせる走り」の実現させるためにオルガン式を選んだ

前型の最上級グレード「Aプレミアム ツーリングセクション(FF)」が344万2000円だったから、25万円程度の価格アップとなっているが、それ以上の商品力アップとなっている。

同じ2.0LハイブリッドのGと比較すると、内外装のグレードアップのほかに
・緊急時操舵支援+フロントクロストラフィックアラート+レーンチェンジアシスト(11万5500円 UのKINTOのみオプション設定)
・パノラミックビューモニター(8万8000円でGにオプション設定)
・トヨタ・チームメイト(アドバンストパーク)+パーキングサポートブレーキ(他のグレードにはオプションでも設定なし)
・フロントディスプレイが12.3インチ(G以下は8インチ)
・ETC2.0ユニット
・運転席パワーシート
・シート表皮:合成皮革(Gは上級ファブリック)
・前席シートベンチレーション
・ワイヤレス充電
などが付く。価格差は50万円(ZのFFモデルは320万円)だが、上級のZを選ぶ人が多そうだ。

新型プリウスのライバルは?

新型プリウスの潜在ユーザーはどんな人か?

まずは、先代プリウスのオーナー、燃費のいいクルマがほしい人、SUVではない4ドアセダン、ハッチバックが欲しい人、大きすぎず小さすぎずのサイズ(Cセグメント)が欲しい人、予算が350~400万円程度ある人……と推測できる。
となると、ライバルは

ホンダ・シビックe:HEV:車両価格394万0200円
VWゴルフTDIアクティブベーシック:車両価格359万9000円

あたりになるのではないか。比較してみよう。

ホンダ・シビックe:HEV:車両価格394万0200円VWゴルフTDIアクティブベーシック:車両価格359万9000円(PHOTOは Active Advance398万9000円)ボディサイズ比較

トヨタ・プリウス

全長×全幅×全高:4600mm×1780mm×1430mm ホイールベース:2750mmトレッド:F1560mm/R1570mm最低地上高:150mm 最小回転半径:5.4mプリウス Z(FF)
全長×全幅×全高:4600mm×1780mm×1430mm
ホイールベース:2750mm

ホンダ・シビックe:HEV

全長×全幅×全高:4550mm×1800mm×1415mm ホイールベース:2735mmトレッド:F1535mm/R1565mm最低地上高:135mm 最小回転半径:5.7mホンダ・シビックe:HEV
全長×全幅×全高:4550mm×1800mm×1415mm
ホイールベース:2735mm

VWゴルフTDI

全長×全幅×全高:4295mm×1790mm×1475mm ホイールベース:2620mm(PHOTOはeTSIモデル)トレッド:F1535mm/R1505mm最小回転半径5.1m
VWゴルフTDI
全長×全幅×全高:4295mm×1790mm×1475mm
ホイールベース:2620mm

もっとも伸びやかなボディサイズを持つのは新型プリウスだ。全長4600mmはCセグとしては大きい。ちなみにカローラセダンの全長は4495mmだ。シビックもCセグハッチバックとしては大きい部類に入るが、それでもプリウスより短く、低い。VWゴルフはCセグハッチバックのベンチマーク。そのゴルフと比べると新型プリウスが伸びやかなプロポーションを持つことがわかる。

パワートレーン&燃費比較

トヨタ・プリウス

WLTCモード燃費:28.6km/L
市街地モード26.0km/L
郊外路モード29.3km/L
高速道路モード28.2km/L


エンジン2.0L直4DOHC(M20A-FXS)最高出力:152ps(112klW)/6000rpm最大トルク:188Nm/4400-5200rpmフロントモーター:1VM型交流同期モーター最高出力:113ps(83kW)最大トルク:206Nm

ホンダ・シビックe:HEV

WLTCモード燃費:24.2km/L
市街地モード21.7km/L
郊外路モード27.6km/L
高速道路モード23.4km/L


エンジン2.0L直4DOHC(LFC)最高出力:141ps(104klW)/4500rpm最大トルク:182Nm/4500rpmフロントモーター:H4型交流同期モーター最高出力:184ps最大トルク:315Nm

VWゴルフTDI

WLTCモード燃費:20.1km/L
市街地モード14.9km/L
郊外路モード20.4km/L
高速道路モード23.6km/L


エンジン2.0L直4DOHCディーゼルターボ(DTT)最高出力:150ps(110klW)/3000-4200rpm最大トルク:360Nm/1600-2750rpmトランスミッション:7DCT

燃費は、やはりプリウスがいい。THSIIあらためシリーズパラレルハイブリッドと呼ばれることになったハイブリッドシステムは、大きなアップデートを受けて効率が上がった。ただし、それを燃費ではなく走りに振ったのが新型プリウス。それでもWLTCモード燃費が28.6km/Lというのだから、すごい。従来のTHSIIがやや苦手としていた高速燃費も新型では28.2km/Lと素晴らしい。

シビックe:HEVのモード燃費はプリウスに及ばないが、スポーティな走りがシビックの身上だ。

ゴルフTDIはディーゼルエンジン+7速DCT。WLTCモード燃費は20.1km/Lを「1km走るのにいくらかかるか」で計算すると

プリウス(レギュラー160円/Lで計算):5.59円/km
シビックe:HEV:6.61円/km
ゴルフTDI(軽油140円/Lで計算):6.97円/km

となる。3モデルとも、財布にとても優しい燃費性能を持つ。

ラゲッジスペースは?

プリウス:410L

ラゲッジスペース:410Lシビックe:HEV:420L

ラゲッジスペース:420LVWゴルフ:380L

ラゲッジスペース:380L 後席を倒すと1237Lとなる。インテリアは?

トヨタ・プリウスZ

室内長×幅×高:1840mm×1500mm×1130mmホンダ・シビックe:HEV

室内長×幅×高:1915mm×1545mm×1145mmVWゴルフTDI

(PHOTOは Active Advance398万9000円)タイヤ&ホイール

トヨタ・プリウスZ 195/50R19

F&R195/50R19 ヨコハマBluEarth GTホンダ・シビックe:HEV 235/40R18

235/40R18のミシュラン PILOT SPORT4を履くVW ゴルフTDI 225/45R17

225/45R17サイズ グッドイヤーEAGLE F1を装着もっともスポーツ志向のタイヤを履くのはシビック。サイズも銘柄(ミシュラン・パイロットスポーツ)もそうだ。対するプリウスは、クラウンから採用が始まった、タイヤ幅は狭いが大径のやや特殊なサイズを使う。

新型プリウスは「買わない」方がいい!? ディーラーでは納期未定のプリウスをサブスクで乗るのはオトクなのか?ハイブリッドカーといえば「トヨタ・プリウス」がアイコン的モデル。フルモデルチェンジしたばかりということもあって通常の購入方法では納期未定になっているという話も…motor-fan.jp新型プリウス、シビックe:HEV、VWゴルフTDIの3モデルともに、グローバルで認められたこのカテゴリーのベンチマーク的な存在だ。どれを選んでも後悔することはないだろう。プリウスの納期は、トヨタのHPでは「詳しくは販売店にお問い合わせください」となっている。

プリウスZ(FF)モデルの車両価格は370万円。この価格なら、じつはハリアーHEVにも手が届くのだ。
ハリアーHEVのFFモデル、Sグレードの車両価格は371万8000円である。

新型プリウスのプラットフォームがTNGAのGA-Cなのに対して、ハリアーはGA-K。ひとつ上のプラットフォームを使う。ボディサイズも
全長×全幅×全高:4740mm×1855mm×1660mm
ホイールベース:2690mm
と大きい。

ハリアーS(FF)371万8000円

全長×全幅×全高:4740mm×1855mm×1660mm ホイールベース:2690mmハリアーS(FF)371万8000円全長×全幅×全高:4740mm×1855mm×1660mmホイールベース:2690mm室内長×幅×高:1880mm×1520mm×1215mmエンジン2.5L直4DOHC(A25A-FXS)最高出力:178ps(131klW)/5700rpm最大トルク:221Nm/3600-5200rpmフロントモーター:3NM型交流同期モーター最高出力:120ps(83kW)最大トルク:202Nmサスペンション:Fマクファーソンストラット式/ダブルウィッシュボーン式タイヤ:F&R225/65R17最小回転半径:5.5m駆動方式:FFWLTCモード燃費:22.3km/L 市街地モード19.5km/L 郊外路モード25.1km/L 高速道路モード22.1km/Lラゲッジスペース:409L(1045L)

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

日産「新型スカイライン」発売! 歴代最強「匠“手組み”エンジン」×旧車デザインの「特別仕立て」登場も「次期型」はもう出ない…? 「集大成」完売した現状とは
日産「新型スカイライン」発売! 歴代最強「匠“手組み”エンジン」×旧車デザインの「特別仕立て」登場も「次期型」はもう出ない…? 「集大成」完売した現状とは
くるまのニュース
実は大きく違う!? モータースポーツ総合エンターテイナー濱原颯道が開催した「クシタニライダー台湾人スクール」で感じた台湾人ライダーと日本人ライダーの練習環境の違いとは
実は大きく違う!? モータースポーツ総合エンターテイナー濱原颯道が開催した「クシタニライダー台湾人スクール」で感じた台湾人ライダーと日本人ライダーの練習環境の違いとは
バイクのニュース
旧車への憧れ、理由の1位は「デザイン」、人気車種は…旧車王が調査
旧車への憧れ、理由の1位は「デザイン」、人気車種は…旧車王が調査
レスポンス
いずれスポーツカー[バブル]は崩壊する!! その時あなたは買う勇気があるか!?
いずれスポーツカー[バブル]は崩壊する!! その時あなたは買う勇気があるか!?
ベストカーWeb
レゴとF1、パートナーシップを締結…2025年からクリエイティブな遊び提案へ
レゴとF1、パートナーシップを締結…2025年からクリエイティブな遊び提案へ
レスポンス
メルセデスが3セッション連続で最速! 終盤の赤旗中断で、アタック未完了のマシン多数……勢力図は不明瞭|F1ラスベガスGPフリー走行3回目
メルセデスが3セッション連続で最速! 終盤の赤旗中断で、アタック未完了のマシン多数……勢力図は不明瞭|F1ラスベガスGPフリー走行3回目
motorsport.com 日本版
ルノーがハイブリッド車に使ったF1直系の技術……って聞くとなんかたぎる! 「ドッグクラッチ」ってそもそも何?
ルノーがハイブリッド車に使ったF1直系の技術……って聞くとなんかたぎる! 「ドッグクラッチ」ってそもそも何?
WEB CARTOP
F1ラスベガスFP3速報|赤旗で消化不良に。ラッセルがトップタイム、RB角田裕毅は16番手
F1ラスベガスFP3速報|赤旗で消化不良に。ラッセルがトップタイム、RB角田裕毅は16番手
motorsport.com 日本版
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
くるまのニュース
WRCラリージャパン、SS12キャンセル原因は“無許可の車両によるステージ侵入”とFIA発表
WRCラリージャパン、SS12キャンセル原因は“無許可の車両によるステージ侵入”とFIA発表
motorsport.com 日本版
山脈貫通!「新潟‐福島」結ぶ国道が建設着々 “延長21km・トンネル15本”におよぶ大規模道路いつ開通?
山脈貫通!「新潟‐福島」結ぶ国道が建設着々 “延長21km・トンネル15本”におよぶ大規模道路いつ開通?
乗りものニュース
昭和の名車とワーゲンがぎっしり…茨城県の江戸崎商店街でホコ天イベント
昭和の名車とワーゲンがぎっしり…茨城県の江戸崎商店街でホコ天イベント
レスポンス
ドゥカティ現行車では唯一!? 空冷Lツインを搭載する第2世代スクランブラー「アイコン」の魅力
ドゥカティ現行車では唯一!? 空冷Lツインを搭載する第2世代スクランブラー「アイコン」の魅力
バイクのニュース
ホーナーの言うことは「信用できない」とウォルフ。妻に対するFIAの調査の際に不信感を募らせたことを明かす
ホーナーの言うことは「信用できない」とウォルフ。妻に対するFIAの調査の際に不信感を募らせたことを明かす
AUTOSPORT web
バスドライバーを疲れさせる「プルプル運転」とは何か? 自動運転時代の落とし穴! 過剰な安全対策が招く危険とは
バスドライバーを疲れさせる「プルプル運転」とは何か? 自動運転時代の落とし穴! 過剰な安全対策が招く危険とは
Merkmal
46台の輸入EVが丸の内に集結!「JAIA カーボンニュートラル促進イベント」リポート
46台の輸入EVが丸の内に集結!「JAIA カーボンニュートラル促進イベント」リポート
LE VOLANT CARSMEET WEB
【プロカメラマン】が大量画像で記録!「腐っていたKLXが終に熟成!四国MSBR撮影後の修理と詰めの改良!」(最終回)  
【プロカメラマン】が大量画像で記録!「腐っていたKLXが終に熟成!四国MSBR撮影後の修理と詰めの改良!」(最終回)  
モーサイ
「運転席の横に“クルマが踊っている”スイッチがありますが、押したら滑りますか?」 謎のスイッチの意味は? 知らない「使い方」とは
「運転席の横に“クルマが踊っている”スイッチがありますが、押したら滑りますか?」 謎のスイッチの意味は? 知らない「使い方」とは
くるまのニュース

みんなのコメント

22件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

275.0460.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

0.0999.9万円

中古車を検索
プリウスの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

275.0460.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

0.0999.9万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村