中古車購入 [2024.07.20 UP]
【2024年】大学生の車購入ガイド!おすすめの車のタイプや予算は?
新年度を迎えて早や2か月、これまでとは違う環境に身を置き、新生活をスタートさせたという方も少なくないことでしょう。特にこの春から大学生となった皆さんは行動範囲が広がり、行ってみたい場所が増えているかもしれません。中には免許を取得し、マイカーを持ちたいと考えている方もいるのではないでしょうか。
しかしクルマを買うとなると、車両本体の価格に加えて、車検や保険、ガソリン・充電など維持費用が発生することとなり、決して安価な買い物ではありません。現在マイカーを保有している大学生や、学生時代にマイカーを保有していたという方は、どんなクルマに乗り、どの程度の費用をかけていたのでしょうか。
今回は大学生でクルマを保有している・保有していた人にアンケート調査を実施しました。
【データ概要】
調査方法:Uvoice調べ ※記事内の一部項目はグーネット取得データではありません
調査対象:車保有者
調査期間:2024年5月23日~2024年5月28日
回収サンプル数:32,321
サンプル属性:
男女比:男性(49.9%)、女性(50.1%)
年代別:10代(1.5%)、20代(15.0%)、30代(19.0%)、40代(24.4%)、50代(21.6%)、60代以上(18.5%)
居住地域:北海道(5.5%)、東北(7.8%)、関東(33.0%)、中部(17.3%)、近畿(17.1%)、中国(5.9%)、四国(3.0%)、九州(10.4%)
1. 大学生が車を購入する理由
大学生が車を購入する理由(回答数=3,069)
はじめに「大学生の時に車を購入する(した)理由」について尋ねたところ、最も割合が大きかったのは「通学のため」(25.1%)。続いて「運転に興味があったため」(19.6%)、「旅行や外出のため」(16.1%)、「自分の好きな車が欲しかったため」(14.4%)といった理由が多く挙げられました。
全体男性女性通学のため25.123.131.2運転に興味があったため19.621.713.2旅行や外出のため16.115.617.4自分の好きな車が欲しかったため14.415.610.7アルバイト先への移動のため7.67.19.5サークル活動・部活動での移動のため6.16.83.8その他2.82.53.6特にない8.37.610.6
大学生が車を購入する理由(男女別、単位:%)
男女別で見てみると、回答の傾向に違いがありました。
男性では「運転に興味があったため」(21.7%)、「自分の好きな車が欲しかったため」(15.6%)といった理由の割合が女性に比べて高い傾向に。一方で女性では「通学のため」(31.2%)、「旅行や外出のため」(17.4%)、「アルバイト先への移動のため」(9.5%)という理由の割合が高くなっています。
今回の結果では、男性は女性に比べてクルマを“趣味のアイテム”として捉えている傾向が高く、また女性は男性に比べてクルマを“移動に便利なツール”として捉えている傾向が見て取れました。
2. 大学生が保有している車種
(左上から)トヨタ・カローラ、日産・マーチ、ホンダ・アコード
続いて、現在大学生で車を保有している・これまで大学生の時に車を保有していた人に対して、保有していた車種について調査しました。大学生が保有する車のメーカーとして最も名前が挙げられたのはトヨタで、日産・ホンダが続く形となりました。
保有していた車種として多く挙がったのは、トヨタ・カローラやセリカ、ホンダ・シビックやアコード、日産・スカイラインやマーチなど。今回の調査では30代以上の回答者の割合が高いことから、当時の流行が色濃く出た車種が並びました。
2-1. 大学生が保有している車のボディタイプとは
大学生が保有している車のボディタイプ(回答数=2923)
大学生が保有している・保有していた車のボディタイプについて聞いたところ、「軽自動車」が30.1%を占めて最多に。以下、「セダン」(21.8%)、「クーペ」(11.9%)が続きました。セダンやクーペの割合が高くなったのは、30代以上の回答者の割合が高いためにその傾向が表れたものと考えられます。
全体男性女性軽自動車30.124.548.0SUV4.64.64.7ミニバン3.93.94.0セダン21.824.612.9ハッチバック8.29.34.9ワンボックス3.32.84.9ステーションワゴン3.74.02.5クーペ11.914.34.4コンパクトカー11.210.513.6その他1.31.60.2
大学生が保有している車のボディタイプ(男女別、単位:%)
男女別で見ると、女性では「軽自動車」が48.0%とほぼ半数を占めたのに対し、男性は「セダン」が24.6%と最も高い結果になりました。この後の「2-3. 【男性・女性別】大学生におすすめの車とは」の項でも触れますが、女性は男性に比べて運転しやすいボディタイプとして、軽自動車を選ぶ傾向が強くなっています。
2-2. 大学生におすすめの車はどんな車?
大学生におすすめの車はどんな車?(回答数=2725)
大学生におすすめするならどんな特長があるクルマかを尋ねたところ、トップは「燃費が良い車」で、およそ4人に一人が回答しています。
社会人に比べると、比較的自由な時間を作りやすいのが大学生。一人気ままに、あるいは友人たちと一緒に、愛車一つで旅行に出るという機会もあることでしょう。また、自分の荷物を自由に積み込める使い勝手の良さもあることから、クルマで外出することも増えるかもしれません。
その一方で気になるのがガソリン・軽油などの燃料費。金銭的な余裕がない傾向にある大学生にとって、車両の維持費は悩みのタネと言えます。そんな事情も踏まえ、おすすめするクルマの特長に燃費の良さが挙がったものと思われます。
2-3. 【男性・女性別】大学生におすすめの車とは
大学生におすすめの車について男女別で回答を集計してみると、「燃費が良い車」のトップはどちらも変わらず。しかし2位は、男性が「デザインがかっこいい・かわいい・おしゃれな車」、女性は「コンパクトで運転がしやすい車」となっており、3位以下の順位も違いがはっきりと表れました。
女性は3位に「安全機能が充実した車」が挙がっており、上位3つすべてが機能性に関わる要素。女性が車に対して「移動手段のツール」という側面に価値を見出している傾向が強いことがうかがえます。
3. 大学生で車を購入した人の口コミ
車は購入時にまとまった金額が必要となるのに加えて、月々の維持費も発生します。そこでこの項では、“愛車とお金”にまつわる以下の質問について、大学生で車を保有している・大学生の時に車を保有していた人に尋ねた結果を紹介します。
・車は新車で購入したか、中古車で購入したか
・購入した車の金額
・購入した車の維持費用
3-1.大学生が購入する車は新車?中古車?
大学生で車を購入した人が、新車での購入なのか、中古車での購入なのかを調査。その結果、「中古車で購入した」が62.3%に。およそ3人に2人が中古車を購入した計算になります。
新車に比べて価格を抑えやすいのが中古車の魅力の一つ。一般的な大学生の金銭事情を考えると、初期出費が抑えられる中古車を選ぶというのも納得です。
また、免許を取得して間もない時期は、自分自身の運転技術に不安を抱きがち。新車に比べて傷が付くことへの抵抗感が少ないという点も、中古車が選ばれている理由に挙げられそうです。
全体男性女性新車で購入した36.532.050.5中古車で購入した62.366.848.1その他1.21.11.4
購入した車は新車?中古車?(男女別、単位:%)
なお、男女別での回答の割合を見てみると、女性は僅かながら「新車で購入した」(50.5%)の割合が高いという結果になりました。
3-2. 大学生の車の費用相場は?
続いて購入した車の金額を尋ねると、「50万円~100万円未満」が全体の25.1%を占め、最も高い割合となりました。さらに僅差で「50万円未満」が続いており、100万円未満の価格でも購入可能である中古車が多く購入されていることを裏付ける結果となっています。
3-3. 大学生の車の購入金額は誰が負担する?
新車・中古車を問わず、車を購入するための費用は大きなもの。大学生が車を購入する際、実際の費用の負担者が誰だったのかについても調査しました。
全体男性女性自分のみ35.338.624.8自分と親・親戚25.825.626.5親・親戚のみ32.430.339.0その他1.11.01.4覚えていない5.44.58.3
車の購入費用の負担者(男女別、単位:%)
全体で見ると「自分のみ」が35.3%、「親・親戚のみ」が32.4%となっており、どちらかへの大きな偏りは見られませんでした。
男女別では、男性は「自分のみ」(38.6%)、女性は「親・親戚のみ」(39.0%)の割合がやや高くなっています。
3-4. 大学生の車の維持費用の相場は?
大学生が年間でどの程度、車の維持費用を負担しているのかを調査しました。なお、ここでの維持費用は、車検費用・ガソリン代・駐車場代・自動車保険代・自動車税金代を含むものとしています。
最も相場として回答が大きかった割合は「10万円~20万円未満」(26.3%)の金額帯でした。大学生が保有している車のボディタイプは軽自動車が最も大きな割合を占めていたことから、ガソリン代や車検費用などを加味しても上記の金額帯がボリュームゾーンとなっていると推察されます。
3-5. 大学生の車の維持費用で一番負担が大きい項目は?
先ほどの項目で挙げた通り、車の維持費用にはガソリン代や車検費用、駐車場代などさまざまな項目があります。そこで最も負担が大きかった項目について尋ねてみました。
すると最も大きい負担として挙がったのは、最も身近な出費項目である「ガソリン代」(37.7%)。ひと頃に比べると落ち着いたものの、2024年5月時点でのレギュラーガソリン価格は170円/L前後と高額な水準で推移している事もあり、負担の大きさを感じる人が多いようです。
一方で、「車検費用」(22.3%)も負担が大きいイメージですが、実際には車の大きさや排気量、状態などによって費用が変動することもあってか、ガソリン代に比べると最も負担が大きいと感じる人は少ないようです。
3-6. 大学生の車の保管形態とは
愛車を保有する時に不可欠な、駐車場についてもリサーチしました。大学生はマイカーをどこに駐車しているのでしょうか。
全体男性女性駐車場代金支払い無し私有地54.652.660.9その他2.52.81.6駐車場代金支払い有り月極駐車場35.938.129.3年払駐車場5.55.16.7その他1.51.51.5大学生の車の保管形態(男女別、単位:%)
調査の結果、回答者の半数以上が「駐車場代金支払い無しの私有地」(54.6%)を駐車場として利用していることが判明しました。対して、約4割の人が有料の駐車場を利用。月極駐車場の利用者は35.9%でした。
3-7. 大学生の車の維持費用は誰が負担する?
ここまで車の維持費用の相場や、負担が大きい項目などについてリサーチしましたが、これらの維持費用は誰が負担しているのでしょうか。
全体男性女性自分のみ43.947.832.0自分と親・親戚30.230.229.9親・親戚のみ18.916.127.6その他0.60.60.6覚えていない6.45.210.0
車の維持費用の負担者(男女別、単位:%)
購入費用とは異なり、全体の4割強が「自分のみ」(43.9%)で維持費用を負担しているという結果に。この事から、大学生は車を購入する時に親や親戚の協力を仰ぎ、その後の維持は自分自身で負担するというパターンが最も多い事が分かりました。
※回答率(割合(%))は、小数点第2位を四捨五入して、小数点第1位までを表記しました。このため、合計が100にならない場合があります。
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