現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 軽自動車レース「東北660選手権」の特別戦は60分セミ耐久! 2025年はタイムアタックも新設される「東北660シリーズ」に注目です

ここから本文です

軽自動車レース「東北660選手権」の特別戦は60分セミ耐久! 2025年はタイムアタックも新設される「東北660シリーズ」に注目です

掲載 3
軽自動車レース「東北660選手権」の特別戦は60分セミ耐久! 2025年はタイムアタックも新設される「東北660シリーズ」に注目です

2024年を締めくくった東北660選手権・特別戦

軽自動車で戦うレースとして人気となっている「東北660選手権」。耐久レースやターボ車だけのカテゴリーといったさまざまなレースが設けられ、幅広い年齢層に親しまれています。2024年シーズンを締めくくる12月に行われた「特別戦」は60分のセミ耐久レースでした。2025年も行われる東北660シリーズの雰囲気を紹介しましょう。

スズキ現行「アルト」だけのワンメイクレース「HA36カップ」最終戦を制したのは!?「SUGOの魔物」で波乱の展開…漁夫の利を得たのは?

優勝すれば来季のSUGO戦は無料で招待!

軽自動車によるレースシリーズ「東北660選手権」の特別戦が2024年12月1日に開催された。通常のシリーズ戦が1名のドライバーによるスプリントレースなのに対して、特別戦は60分のセミ耐久レースとなりドライバーは2名まで登録が可能だ。

ステージは宮城県のスポーツランドSUGOで、各クラスの優勝者には、翌シーズンの出場が無料(スポーツランドSUGOに限り)という特典が付く。そのためシリーズポイントが付与されないエキシビションとはいえ、エントラントの本気度やバトルの熾烈さはシリーズ戦と変わらず。また翌シーズンにステップアップを予定しているドライバーは車両を仕様変更して臨んだり、東北660に興味を持つ人が誰かのマシンでセカンドドライバーとして参加することもある。それでは各クラスの模様を振り返ってみよう。

1クラス:悲願のポール・トゥ・ウィンを達成

1クラスは何度か優勝に片手をかけながらも、マシントラブルなどで涙を飲んだ90号車 新関 透が、見事に悲願のポール・トゥ・ウィンを達成。最大のライバルと目されていた10号車 アベは前戦に続きトラブルでリタイヤを喫し、70号車 村松正剛/志賀卓弥が準優勝で、154号車 小松日高/茂木勇輝が3位に入賞した。

2クラス:ベテランの61号車が優勝

また2クラスは今シーズンこそスポット参戦ながら、豊富な経験を持つ61号車 高橋康平/アベユウヤが優勝。予選のポールポジションこそ200号車 石川颯人/野村 充に譲ったものの、石川/野村はレース後の再車検で車両規定の違反が見つかり失格となる。

そして準優勝は2024年の3クラスで大活躍し、2025年は2クラスに挑戦する86号車 竹中康平だ。スポーツランドSUGOは2本の長いストレートを有し、ハイグリップタイヤを履くと転がり抵抗が大きすぎ、逆にタイムを落としてしまうケースが往々にしてある。しかし竹中は練習走行から好タイムを連発。2025年は2クラスでも台風の目となりそうだ。

そして3位に入ったのは43号車 大平崇文/阿部優翔。大平は2クラスのルーキーイヤーだったがシリーズランキング3位、コンビの阿部も2024年のHA36カップで2クラスを制した強者だ。

3クラス:驚異のルーキーが準優勝

もっとも台数の多い3クラスは601号車 大堀隼夢が初優勝。2024年はシリーズの半分で表彰台に上がるも、優勝には惜しくも届かないでいたドライバーだ。ポイントに無関係な特別戦とはいえ、最高の締めくくりとなったに違いない。準優勝はシーズン最終戦でデビューしたにもかかわらず、準優勝し話題となった驚異のルーキー929号車 高岡 威だ。2025年はフル参戦できる環境さえ整えば、シリーズチャンピオンの最右翼と思われる。3位はHA36カップとターボGPで活躍する294号車 岡部皓輝/岡野智大で、上記ふたつのカテゴリーに続いてNAの最激戦区にも確かな爪痕を残した。

4クラス:2ペダルのミライースが開発進行中

4クラスは優勝こそスズキHA36型「アルト」の168号車 高杉俊太郎/皆川一茶だったが、準優勝にはダイハツL275型「ミラ」の4号車 佐藤和音/大友裕一郎が食い込みCVTの底力を見せ付ける。ちなみに2ペダルでは「ミライース」の開発も着々と進んでおり、そろそろHA36の対抗馬として名乗りを上げるかもしれない。3位はHA36にマシンを変更したばかりの、391号車 佐久間航平/松山雄大のコンビだった。

5クラス:ビギナーたちの今後に期待

ビギナー限定の5クラスは204号車 フジムラヨシト/ヨシダケンジが優勝、27号車 齋藤 俊/齋藤和彦が準優勝で303号車 佐野心優/岩崎悠人が3位。いずれも3クラスで十分に戦えるタイムを叩き出しており、ステップアップ後の活躍が期待されるドライバーばかりだ。

* * *

なお2025年の東北660選手権は、4月13日(日)のスポーツランドSUGOからスタート。15年目のアニバーサリーを迎える東北660選手権を筆頭に、ターボGP/36カップ/耐久レースといった従来のイベント、さらに軽自動車だけのタイムアタックも新たにスタートする。どんどん幅が広がっていく東北660シリーズ、2025年はぜひ自分の愛車で参加してみよう!

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

新車購入のマツダ「ロードスターNR-A」の内装を切り取る…Z世代がワンメイクレースに参戦するためにDIYでロールバーを装着するも最大の難関は…!?
新車購入のマツダ「ロードスターNR-A」の内装を切り取る…Z世代がワンメイクレースに参戦するためにDIYでロールバーを装着するも最大の難関は…!?
Auto Messe Web
子供の頃に見たマツダ「サバンナRX-3」が忘れられず購入! 自宅にリフトも導入し各部のリセットもバッチリです
子供の頃に見たマツダ「サバンナRX-3」が忘れられず購入! 自宅にリフトも導入し各部のリセットもバッチリです
Auto Messe Web
無敵だったマツダ「サバンナRX-3」を完コピ!! ステッカーに至るまで忠実に再現した片山義美仕様とは?
無敵だったマツダ「サバンナRX-3」を完コピ!! ステッカーに至るまで忠実に再現した片山義美仕様とは?
Auto Messe Web

みんなのコメント

3件
  • oto********
    スバルのロゴでミラのバン。異様なコダワリを感じる
    (⁠。⁠♡⁠‿⁠♡⁠。⁠)
  • zpf********
    こういうのはミライースが標準的
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

99 . 2万円 144 . 7万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

7 . 7万円 178 . 0万円

中古車を検索
ダイハツ ミライースの買取価格・査定相場を調べる

査定を依頼する

あなたの愛車、今いくら?

申込み最短3時間後最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!

あなたの愛車、今いくら?
※1:本サービスで実施のアンケートより (回答期間:2023年6月〜2024年5月)
メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

99 . 2万円 144 . 7万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

7 . 7万円 178 . 0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

あなたの愛車、今いくら?

申込み最短3時間後最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!

あなたの愛車、今いくら?
※1:本サービスで実施のアンケートより (回答期間:2023年6月〜2024年5月)
メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村

マイカー登録でPayPay1万円相当があたる