ボルボ XC90 「●高い車だけれど買って良かった。深い水溜...」のユーザーレビュー

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ボルボ XC90

グレード:XC90_T-6_RHD_4WD(AT_2.9) 2003年式

乗車形式:その他

評価

5

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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●高い車だけれど買って良かった。深い水溜...

2004.1.27

総評
●高い車だけれど買って良かった。深い水溜りや45度の坂道は登れないかも知りません。もう少し追い越し加速が欲しい。7人乗りをつくる為に排気量を抑え、T6はスペース不足から5ATではなく4ATを選択。
 AWDの機能は現在のスエーデン製よりは以前のV70の機械式がずっと良かった様に思います。現在のAWDシステムは突然4駆に変わり、いやな感じがします。でも普通に走り、無茶な走行をしなければ4駆にはならないので、都会で乗る方は一度もAWDを体験しないかもしれません。笑い話ですが、実際僕も半年近く、コンピュータの不調の為、「FF、ABS無し」の状態で、知らずに走っていました。結構な雪の坂道や凍結路も走りましたが、問題なく山に通っていました。今になって思えば、結構FFでも登れるものだと感心しています。ある日、吹雪の下り坂で突然目の前に、雪の重みで折れた木の枝が現れました。難なく回避でき、自分ではABSとトラクションコントロールのお陰と思っていましが、やはり最新メカだけでなく、車本来の性能が大切だと実感しています。
 やっぱり安全が一番、VOLVOは何十年も昔から事故現場に実際に赴いて、事故現場を検分し、事故の起こった原因、どの部品が搭乗者に怪我を負わせたか、現場から得られた情報をもとに安全な車をつくっているそうです。XC90はどうしても車高が高く、転倒し易くなっています。転倒時にシートベルトを巻き上げ、シートベルトからの抜け出しや天井との衝突を防ぎます。更に天井部分は通常の鉄板の4~5倍の強度になっているそうです。予断ですが、以前友達の車に乗せてもらっている時に、雨で車がスピンし、中央分離帯にぶつかった事が有ります。確りドアの取っ手につかまっていましたが、窓に側頭部をぶつけました。そんなにスピードは出てなかったのに、かなりの衝撃でした。いくら丈夫なボディーをつくって衝突実験で5つ星でもダメだと思います。人間も壊れないような車造りが大切だと思います。
 良い事ばかり書きましたが、僕は全くVOLVOの関係者では有りません。乗ってみるとVOLVOの良さがわかります。ぜひ一度VOLVOに乗ってみてください。僕が初めてボルボを試乗した時(27歳)も、新車のV70を家内と2人で自由に試乗させてくれました。それから10年近い付き合いとなっています。
満足している点
最も満足している点は、3列目も大人が足を曲げずにゆったりと座れる事です。更に、3列目そのままで、車椅子まで積むことができます。
以前V70AWDを乗っていましたが、家族が増えたため、グランドボイジャーAWDに乗り換えました。この車も非常に良い車でしたが、走行距離も増え、キャンピングトレーラーを牽引するには少し力不足であった為、「そろそろ乗り換え考えようかな」と思っている時にXC90にめぐり合いました。
 走りは、今時のSUVの様なスポーツカー並みの加速感はありません。しかし、日本車の280馬力とはいい勝負をします。ですがこの車の最も感心するところは、雪道の下り坂を安心して下れる事です。ナイタースキーによく出かけますが、その時に性能を試しています。下り坂でのエンジンブレーキが非常に滑らかに優しくつながってくれるので、時速70kmから急に1速に落としても、タイヤがロックしスピンする様な事が有りません。1速と2速の繰り返しで、結構急な坂道もノーブレーキで安全に下れます。もしカーブ中でブレーキを踏んだとしても、本当にきれいに止まってくれます。雪道の性能は登坂能力では無く、いかに安全に曲がれて止まれるかが大切ではないでしょうか。車の性能だけでなく、VOLVOの安全なボディーと7席全てに着けられたテンショナー付きシートベルト、3列目まで有るサイドエアカーテン等に守られている安心感が運転に余裕を生むのかもしれません。
 最後にVOLVOを買って本当に良かったと思うことは、ディーラーのアフターが本当に良い事です。
不満な点
第一に値段が高いこと、アメリカでオプションを全て付け500万円で買える車が、日本では700万円もする。更にオプションが日本とアメリカでは3倍も価格差がある物がある。特に高いオプションに多い。
 第二に燃費が悪い。6km走る事は殆ど有りません。しかし、トレーラーを引っぱってもあまり変わらないのは何故?
 第三に海外のパーツが直接日本から購入できない事、XC90用純正トレーラーヒッチを購入するのにとても苦労しました。VOLVOで取り決めがあるらしく、日本のディーラーを通しても、パーツを輸入する事ができません。結局アメリカに居る知り合いに一度買ってもらい、それを個人輸入するかたちになりました。良いオプションが沢山有るのにもったいない限りです。ちなみにヒッチはバンパーを少し切るだけでそのまま装着でき、日本仕様にもすでに、リアバッテリーの傍迄カプラーの配線がビルトインされています。そこにつなぐだけで、トレーラーの電源やウインカーのラインが取れます。その他、ヒッチにベースユニットを差し込んで、スキーやバイクキャリアーを車体後部に付ける事が出来ます。結構優れもので、それらをそのまま後方に傾け、荷物を積んだまま下側のリアハッチを開ける事も出来ます。トレーラー用の補助ミラーも格安であります。
 第四は雪道走行に付いてですが、登りのカーブの途中で、わざとアクセルを大きく踏んでやると、突然アンダー(自然ではなく機械的に)が大きく出て、コースアウトしそうになります。普通に走っていればこの症状は現れません。
 XC90に関しては、現行の70シリーズのような安っぽさはあまり感じません。
デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験

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