ボルボ XC40リチャージ ピュアエレクトリック 「乗った瞬間ほしいと思った車」のユーザーレビュー

乗った瞬間ほしいと思った車

2023.9.20

総評

とにかく回頭性、加速が気持ちよいため街乗りが楽しい。
静寂性と直進性がよく、大小どんな段差もしなやかに乗り越えるので、高速走行も楽しめてしまうEV
走り始めてわずか数分で、この車ほしい！と思ったのは初めてです。
加速、ブレーキフィール、コーナーリング全てにおいて楽しく自然と笑みがこぼれる車です。

満足している点

・出だしの加速はマイルドだが、ある程度速度が上がると気持ちよく加速していく。
・ステアリングフィールもすばらしい。
操作感は抜群。ステアリングをきるとすぐに向きたい方向に向き、曲がった後の挙動も安定。オン・ザ・レールとはこのことか。SUVでこんな曲がり方ができるのかと関心。
感触は、しっかりと路面の状態が手のひらに伝わってきて◎
少しハンドルが軽い気がするけど、設定で重くできる。
・ワンペダルが扱いやすい。
止まる寸前に自動でブレーキ力を加減してやんわり止まってくれます。IONIQ5はこの辺の介入が強かったが、この車はさり気なくアシストしてくれます。ワンペダルのオン、オフは、物理スイッチでなく設定画面から選択。
・全幅1875のわりには車幅がとてもつかみやすい。ボンネットの形状のおかげか。
360ビューカメラも優秀。頼りになります。
・Googleナビを標準搭載
　大型モニターで解像度が高く見やすい。サクサク動いて音声認識もしっかりしている。

不満な点

・ステアリングの人工皮革の手触りがペタッとしてて苦手
・航続可能距離をメーターパネルに常に表示しておいてほしい。（充電残量は表示されてるが）
・ドライブモードがない
・電費が悪い。車両重量2188kgを感じさせない味付けになっているので、仕方ないか。

デザイン

3

個人的には好きな外装です。内装はこの価格帯にしてはかなり落ち着いています。

走行性能

5

アクセル全開にするとシートに背中が押し付けられ、みるみる視界が狭まって行くのを感じた。
同乗者は何してるのー！と悲鳴。さすが408馬力（0-100km/h4.9秒）

【運転支援】
・オートクルーズコントロール
たまに設定速度オーバー（＋3km/h）することがあるのはご愛嬌
・ハンドル支援
ライントレースの精度はかなり高い。ラインを読み間違えることは一度もなかった。
ただ、ハンドルを軽くそえてるだけだと、ハンドルを握れと警告されることがある。
停止直前に、位置を微調整するためにブレーキが少し抜けるときがある。
・ブラインドスポットインフォメーション
サインが大きくて見やすい。
総じて優秀ですが、トヨタの方が停車時の制御が丁寧かな。

乗り心地

5

静寂性、直進性がよく、大小どんな段差もしなやかに乗り越える。
ただでさえEVの加速はシームレスで気持ち良いのに、４駆となるとさらに良いのが今回初めてわかりました。

積載性

-

燃費

2

電費は、4人乗車、クーラー入で4.2km/kWh(23.6kW/100km)でした。スペックは5.3なのでこんなものか。4駆のEVは電気食いますね。

充電性能は恐ろしいほど良いです。
90kW充電器で88kW
40kW充電器で38kW
44kW充電器で41kW

充電残量75％まではこの出力が出てました。こんなガラパゴス日本のためにCHAdeMO仕様に最適化してくれたVOLVOさんに感謝します。
ステランティスは見習ってほしい・・

（急速充電中、75%で強制終了させられました。電池保護のためだと思いますが、これで50%以上にして返せとは厳しいです。）

価格

-

故障経験

なし