ボルボ V90クロスカントリー 「最高の実用車」のユーザーレビュー

最高の実用車

2019.1.27

総評

ドイツ車の場合はシートに座った瞬間に高揚感が高まり、飛ばしてみたいという衝動に駆られるが、VOLVOの場合は癒しの空間を感じて、ゆったりとロングドライブを楽しみたくなる。これがVOLVOの持つ不思議な世界観なのかも知れない。
最低地上高が210mmとSUV並みの高さで多少の不整地でも問題なく走行できる上に、SUVほど車高が高くないので峠道でもロールは少ない。真にSUVとステーションワゴンの良いとこ取りの車だと思う。

満足している点

車体もそれなりに大きいが、輸入車では珍しくゴルフのキャディバッグが4個積める広いラゲッジスペース。
スカンジナビアンデザインの落ち着いた車内デザインで、ドイツ車とは違った癒しの空間を感じる。
初めてディーゼルモデルに乗ったが、40km/h以上の走行時は抜群の静粛性でアクセルレスポンスも良い。一方、燃費については2ｔ近いボディなのに、ECOモードだと都内で10km/L、高速では17km/Lと抜群の低燃費。勿論軽油なので燃料も安価。前車のA6と比べると燃料代は約半額。

不満な点

USB経由で音楽を取り込むと、何故か一部の文字化けが発生。
センターパネルのタッチ操作がメインなので、右ハンドルの右利きでは運転中は操作し難い。

デザイン

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走行性能

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スタート直後から40km/h位までは車の重さを感じるが、それ以後はレスポンスも良く、快適な走りができる。ディーゼルモデルなので過度な期待はしていなかったが、良い意味で裏切られた。

乗り心地

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乗り心地はソフトでストローク感もあり、道路の凹凸を上手く吸収している。標準のメカニカルサスだが、オプションのエアサスの必要性を感じない。
なお、納車日が12月だったため、最初からスタッドレスタイヤを装着していたので、多少割り引いて考える必要があるかも知れない。
追伸
3月に入って標準タイヤに交換し、大人4人とゴルフバッグ4個ボストンバッグ4個等、フル乗車で走行したが、特に違和感は感じなかった。その後1人で乗車すると多少バタつく感じはするが、問題となるレベルではない。標準で空気圧が2.8kgと高めなので、気になる方は少し落としても良いかも知れない。

積載性

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SUVのように高さは無いが、広さは十分。キャディバッグを手前に横積みできる数少ない輸入車の1台だ。

燃費

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ECOモードだと都内で10km/L、高速では17km/Lと抜群の低燃費。これは燃費を意識しない走行での結果なので、高速で省エネ走行に徹したら20km/L近くいくかも知れない。なお、Comfortモードでの高速燃費は14～15km/L位。
その後ECOモードでオートクルーズを100Km/ｈに設定して高速道路を60km程走行してみたら、燃費は20Km/Lを超えてビックリ！

価格

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故障経験

まだ無し。