フォルクスワーゲン パサートヴァリアント 「満足している点にも書きましたが、プライムエディションはモデルチェンジ間近の車にありがちな、あれもこれもおまけを付けて売り切ろうという姿勢ではなく、新た」のユーザーレビュー

満足している点にも書きましたが、プライムエディションはモデルチェンジ間近の車にありがちな、あれもこれもおまけを付けて売り切ろうという姿勢ではなく、新た

2010.5.4

総評

満足している点にも書きましたが、プライムエディションはモデルチェンジ間近の車にありがちな、あれもこれもおまけを付けて売り切ろうという姿勢ではなく、新たなパワートレインを搭載して車そのものの魅力を高めている点で非常に好感が持てました。コストパフォーマンスも最高です。
モデルチェンジ後の姿が概ね想像できますので、冷静に比較して、現行モデルのデザインが受け入れられるなら、これほどお買い得な車は無いでしょう。
さらにダウンサイズして、人気の高いゴルフヴァリアントにしようかとも思いましたが、お尻周りのデザインがどうも好きになれず、全体的に余裕のあるパサートに決定しました。今はこちらにして良かったとつくづく感じています。

満足している点

ちょっとグラマーなボディに、善良そうな顔つき。つり上がってやたらに存在感を主張する目つきの車が多い中、古さよりむしろ好ましさを感じます。
プライムエディションになって、サイドスカートやリアスポイラーなどの専用エクステリアを身につけて、いっそうボリューム感が増しました。
今まで唯一不満だった燃費も、1800ccTSIと7速DSGとの組み合わせなどにより14㎞/lに向上し、中身は完全に最新のパワートレインに一新されています。日本の場合、モデルチェンジ前の車には内外装に豪華な装備がおまけで付けられることがありますが、パワートレインまでもがごっそり変わってしまうなどということは聞いたことがありません。その心意気に拍手したいくらいです。
以前、V6 4MOTIONにも試乗しましたが、動力性能としては1800ccTSIで何の不満もありません。むしろ、これ以上の性能は「過剰」でしかないと思います。ゴルフヴァリアントと比べて車重は60㎏の差がありますが、ゴルフの1400ccTSIよりも余裕を感じます。
また、予想外の改善点として、タイヤがモビリティタイヤに変わったために、スペアタイヤを積むべきスペースがごっそり空いて、ただでさえ大きなカーゴスペースの下に非常に大きな積載スペースが誕生したことがあげられます。高価なタイヤですので、交換の際はちょっと覚悟が必要ですが、収納スペースが増えたことのメリットの方が大きいと思います。

不満な点

まだ1000㎞も走っていないので、本来は評価するにはちょっと早いかもしれませんが、今のところ不満はほとんど見あたりません。
燃費も町乗りばかりで、一度も高速道路に乗っていませんので、あくまで参考値でしかありません。長距離ドライブではきっとカタログ値どおりの燃費にはなるでしょう。
さすがに内装の点ではナビの位置、操作などに少し古さと不便を感じますが、不満はその程度です。
あえて言えば、助手席のシート位置の変更が電動でなく、手動ダイヤルでの調整があまりスピーディに行えないことくらい。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験