日本人とドイツ人の美的センスの違い。

Question

新型NSXやLF LCも素晴らしいデザインだと思いますがBMWの
http://www.youtube.com/watch?v=QxqZmedDNEY
http://www.youtube.com/watch?v=wy2PYRl78Us
は完全に未来型の車でした。
デザインやカラーリングに美的センスが感じられます。
ポルシェも911とか芸術的なデザインです。

TOYOTAにしては
http://www.youtube.com/watch?v=YURY28Ps3GQ
これでも凄くがんばったと思うのですが・・・。
美的センスがドイツ人の方が一歩も二歩の先を言ってるような・・・。
芸術的なセンスというのはドイツは絵画にしても音楽にしてもルネサンスなどの影響もありずっと昔から培ってきた美的センスは日本人が急にやろうとしても難しいでしょうか？
モノづくりの精度や技術であれば全然負けないと思いますが。
外人のデザイナーを雇うとかどうなのでしょう？
VWはビートルという大衆車でもあんな独創的な面白いデザインの車を作れます。

Answer 1

フェラーリ エンツォ
シボレー カマロ
ダッヂ バイパーコンセプト
上記はすべて日本人デザイナーによるものです。どれも素晴らしいデザインだと思いますが・・・。日本の車のデザインのいけないところは「日本らしさ」がないことです。例えば、べネスのような欧州の雰囲気プンプンの街もいいですが、私は、京都の街の雰囲気もいいと思います。それぞれの国にはそれぞれのよさがある・・・はずなのに、日本人は、「外国のデザインが新しい」という偏見があるらしく、日本らしさが皆無なんですよね。最近だと、マツダ(アテンザなんかの)のデザインがゆういつ日本らしいかなｗ一昔前なら日産 フェアレディZ(S30)やトヨタ ２０００GTなんかが日本らしいデザインでしたねｗ日本人が欧州のデザインを真似たって本家に勝てるはずがないｗならばこっちは和風でしょうぶｗ日本刀や仏像などデザインのコンセプトになるものはいくらでもあるはずですｗ

質問者からのお礼コメント

ありがとうございました。
そんな凄い所で日本人が活躍してたんですね。
和風な車で勝負しないのは確かに勿体ないですね。

Answer 2

戯言として聞いてください。

僕にはレクサスが一番かっこよく見え、BMWには全然シンパシーを感じませんでした。


そもそも日頃思っていることは、最近の日本車のデザインがいまいちなのはもちろんそうなのですが、
メルセデスはまだいいんですがBMW、とくにZシリーズがかっこ悪くてたまりません。何考えてるんだろう？と思ってしまいます。というか、あのグリルデザインを取り入れないといけない時点でBMWは重い十字架でも背負っているもの、という感じがしますねえ。かわいそうだとも思います。

もうひとつ嫌いなのはアウディです。グリルも嫌いですが、あのヘッドライトユニットやリアコンビランプの中のLEDをつかった線、あれはなんなんでしょう。今どきパチンコ屋のネオンでもあんなことはしないと思います。そもそもアウディなんて大衆車だったイメージのほうが強すぎて、最近の無理やり高級路線はなんだかなぁと思ってしまいます。

でも、まわりに聞くと同じようなことを思う人、結構多いようなんですよ。アウディだけは乗りたくない、というかアウディに乗ってる人はどういう心境でのっているのか、カッコいい、高級だ、と思っているのかどうか興味がある、というようなことを言ってる人がいました。

僕が、端的にカッコいいと思うのは、NSXだったり初代エスティマだったりというところですね。
バブルが終わって、コスト意識がデザインにも表れてきているようで、そのあたりが日本車のデザインが停滞した理由なのかなあと思っています。

youtubeにお示しになったBMWのデザインよりも、24年前の東京モーターショウの三菱のHSRIIのほうがカッコいいと思うなあ。
http://alphawiki.net/gran-turismo5/index.php?%BB%B0%C9%A9%20HSR-II%20%A5%B3%A5%F3%A5%BB%A5%D7%A5%C8%20'89

Answer 3

既に他の回答者さんからも出ているとおり、デザイナーの問題ではなくデザインを決定する会社の問題ですね。
そもそも思い切ったハイセンスなデザインの車を出してもなかなか売れないということや、デザインや走りの部分にコストをさいた上で（輸入車とは根本的に考え方の異なる）従来の国産車品質を実現しようとするとやはり高くなって売れない、という日本の顧客、マーケットに依るところも少なくないと思います。

少量＆高コスト生産でも熱狂的なファンに支えられ存続し続けられるプレミアムスポーツメーカーのポルシェやフェラーリのようなメーカーもありますが、世界的にはモータースポーツ後進国の日本ではそういうメーカーは生まれそうにないですね。

Answer 4

確かにドイツの車のほうが未来的に見えた。

でもその国の求めてるものって違うんじゃない？
私にはレクサスのほうがかっこよく見えた。

もっと言えば、今から３０～４０年前のデザインの旧車が一番タイプだ。

Answer 5

日本メーカーでも海外メーカーでも、モーターショーなんかに出展しているコンセプトカーは同じ位のデザインレベルです。

問題はこれ等が市販バージョンになった時です。海外メーカーは基本コンセプトカーのデザインのまま市販しますが、日本メーカーは「えっ？これコンセプトカーと全然違うデザインじゃない！」と言った事になってしまうのが殆どです。

要はデザイナーが悪いのではなく、最終判断を下す経営首脳陣に問題が有るのでは？と思います。

Answer 6

ちなみに…
A6」もまた→日本人デザイナーです
(・ω・)ノはぃ☆

フェラーリ御用達→ピニンファリーナ」
イタルデザイン」ザガート」…
~~旦_(-ω-。)ずずず
名だたるデザイン会社にも→日本人は居ますし
数多くの作品」もあります

私の思う→問題点の一つ」は…
~~旦_(-ω-。)ずずず
企画→開発→生産」まで通して
同じデザイナーではない？
という体制？なのでは

例えば…プリウスα」
~~旦_(-ω-。)ずずず
開発段階では…
ヘッドライトから伸びる→サイドライン」が

生産型では…
ヘッドライトから外れ
ただの…くぼんだサイドラインに
Σ(゜∇゜|||)がーん
サイドを流れる☆優麗感が→消えた

生産デザイナーが
意図を汲んでいない？のでしょう

つまり…
統一感のない体制？が
デザイン性を→チグハグ？させている
んじゃないかな
~~旦_(-ω-。)ずずず
憶測ね

有能なデザイナーは
日本人にも→居るのよ

Answer 7

それぞれの民族がどういうものを美しいと感じるかという感覚は、その民族の風俗、習慣、歴史、環境などあらゆる要素がスープのように溶け合って生まれるものなので、単にドイツ人の感覚は素晴らしい、日本人はイマイチとは決められません。それは「差」ではなく「違い」なのです。現に欧米ではいま日本の盆栽がブームですし、日本の仏像や武具（鎧兜）、日本刀やお寺などは欧米のデザイナーからも高い評価を受けています。

日本人のいけないところは、こうした「違い」を「差」だと思い込み、盲目的に欧米のデザインを真似たがることです。コンプレックスなんでしょうね。培って来た土壌が違うのですから欧米には欧米のデザイン、日本には日本のデザインがあって然るべきなのに、ドイツで開口部の大きなフロントグリルデザインが流行ると、お、あれが今のヨーロッパの流行か、とばかりに日本でもあんぐりとバカ口を開けた車が次々に生まれています。最近のレクサスやクラウンを見ていると情けなくなるほどです。

日本の工業デザイナーの多くは欧米のデザイナーのように天性の才能を持っているわけではなく、単に○○美大を卒業しました、みたいな学校教育デザイナーなので、同じインプットを与えられると同じアウトプットを出すように授業で作られています。そうでないと期末試験でいい点が取れないですから。だから同じ時期の日本車はメーカーは違えど同じようなデザインになるのです。

そういうデザイナーに未来的なデザインをしろと言っても無理なわけですよ。過去のデザインは教科書に載っていても、未来のデザインは教科書に載っていないのですから。

Answer 8

あんた、「メルツェデス」とか「ジャグァ」」「マゼラーティ」とか言ってるでしょ。

Answer 9

全くご指摘の通りと思います。
メルセデスもBMWもアウディも其々の車両を遠くから見てもどのメーカーのものか理解できますね。
それぞれのクルマがそのデザインになった背景の理由がしっかり存在し、フルモデルチェンジしても
どことなく旧車のデザイン要素が残っています。
多分アイデンティティというのがしっかりあるのがドイツをはじめとする欧州車の特徴で、
日本車というのはその時々によって方向性が定まっていないように思います。
その積み重ねが美的センスの差に繋がっていると思うので、外国人デザイナーをいきなり採用しても
いきなり改善するというわけではないと思います。
私は以前ドイツに住んでおり、それなりに色々なクルマに乗ってましたが、
日本車なんてシェアもかなり低く走っているのは大半が欧州車なので、どれも同じように見えました。
メルセデスも沢山走っているので日本と同じようなブランドバリューがあるようにも見えませんでした。
だから悪く言えば、欧州車のデザインはどれを取っても極めて保守的、日本車は独創的なのかもしれませんね。