VWはなぜ日本車とこれほどまで違うのか？

Question

VWは大衆車なのに運転の楽しさが雲泥の差でした。
ビートルに乗ってきました。
まるでスポーツカーみたいな楽しさがありました。
86には及びませんが大衆車とは思えない運転の心地よさ。
アクア、プリウス、ヴィッツ、フィット、アクセラ、アテンザとは雲泥の差でした。
加速力、スピード感、そして良く言われるドイツ車特有の堅さ？頑丈さ？
ビートルに乗った後にアクアで帰ったのですがアクアが妙に軽く感じました。

BMWじゃないですが駆け抜けるよろこびを感じられるものでした。
VWは特にスポーツカーメーカーでもないと思うのですがそれでもあの走り心地。
ビートルは1200ccしかないのにあのパワー。
アクア1500ccなのにボロ負け？
VWがプリウス並の燃費車作ったらヤバくないですか？
TOYOTAがVW並の運転の楽しいものを作れば凄いですけどTOYOTAは走るよろこびなど全く追求しない企業ですし。
しかもビートルは昔のクラシックカーみたいな趣があるデザインが素晴らしいです。
同じ大衆車メーカーでもコンセプトが違えばこれほどまで違うのでしょうか？

Answer 1

なぜ国産車がドイツ車に走りで負けるのかは、日本のメーカーにドイツ車並の製造能力が無いからではありません。

結論は簡単です。
新東名高速をアウトバーンに対応できる速度無制限の道路にすれば一気に解決します。ドイツでは、日常的にアウトバーンをゴルフやビートルやポロが時速180Km程で2時間、3時間の連続走行をします。

日本でも違反運転でこのぐらい出す人はいるのかもしれません。しかし、それは一時的なものであり連続走行ではありません。またユーザーから時速180Kmからのフルブレーキング能力も要求されません。

つまり、車に求められる能力がドイツと日本では雲泥の差なのです。ちなみに欧米の速度制限は、ドイツのアウトバーンは全線ではありませんが最高速度は無制限です(ちなみに、ポルシェで時速333Km出しても捕まりません)イタリアが140Km、アメリカは確か96Kmです。

フォルクスワーゲンは、足廻り等はアメリカと中国にはほぼ同じ仕様で供給しています。日本にはドイツ仕様で供給しています。日本のユーザーの求めは、コーナリング性能や後輪がマルチリンクである等厳しいからです。

ゴルフやヴァリアントやジェッタは、日本向けはマルチリンクですが、アメリカ向けのジェッタ(現在ジェッタは日本には輸入されていない)の後輪はリーディングトレーリングにグレードを落としています。

国産車も欧州に輸出する車の足廻り、ハンドリング、ブレーキング時のフィーリング等は変えてあります。欧州における国産車のトップブランドはマツダなのですが日本で売っているものと欧州向けでは全然違います。日本のものをそのままドイツに持ち込み時速180Kmで連続走行をされたら一発でぶっ壊れます。

ホンダにしても足廻りも替えていますし、ディーゼルエンジンをあれだけ沢山ヨーロッパに供給しているのに日本では全く売っていません。

元に戻りますと、日本でもドイツ並にアウトバーンができれば国内メーカーもドイツ仕様で日本に供給します。要は日本では名神高速道路が約50年前に開通して以来、全く高速道路の最高速度が進歩していないのです。ドイツとの違いは余りにも大き過ぎます。

これでは日本のメーカーは車の走りにはお金をかけません。通産は速度制限アップに賛成(輸出を増やしたい)、国交は微妙、警察は反対らしいですが、いくらなんでも未だに最高速度が50年前と同じ100Kmはおかしいですよね。

トヨタやホンダや日産やその他のメーカーも、日本の高速道路が『何年後に最高速度を何Kmに上げますよ』となればゴルフやビートル並に仕様を変更できます。プリウスをニュービートル並の足廻りとハンドリングとブレーキング性能と車体強度にすることは容易ではないのですが、日本メーカーにはその対応能力は充分にあります。

持てる力量を発揮できない日本メーカーは可哀想ですね。日本メーカーが世界で活躍するにはドイツ並に日本での下地が必要なのです。車は高速性能が高まるとブレーキング性能や車体強度も比例してアップします。

橋下さん、国が動かないならば、日本の輸出力を高めるためにも関西からでも真剣かつ前向きに考えてみて下さい。お願いします。

質問者からのお礼コメント

ありがとうございました。
日本とドイツのお国の事情が大きな理由でしたか。
確かに日本とドイツでは求められる車が違うかもしれません。

Answer 2

そのままズバリ！！
消費者の求める物です。
ドイツ人（欧州）と日本人の車に対して求める物の違いです。

仏車やイタ車、アメ車のも乗ってみられる事をオススメします。
みんな違いますよ。
それもこれも国民の求める物の違いです。
これが車のお国柄…どれが優れているとかではないのです。

Answer 3

ビートルで絶賛ってｗｗｗうぇうぇうぇｗｗｗ

Answer 4

日本では柔らかい乗り心地が好まれることと、チューニングの文化があるためかと思います。

走り重視にしたい場合は自分の好きな方向と程度に合わせてカスタマイズするというのが暗黙の了解的になっていますから。

Answer 5

ああ８６は、もう終わったんですね。
ビートルは私も試乗しましたが、ヴィッツのほうが
走りは良かったと思います。
１２８０ｋｇで１０５馬力ですよ、パワーウェイトレシオ１２．２ｋｇ。
これで何の走りを評価すれば良いのでしょうか？
雰囲気だけを楽しむくるまです、
価格帯の競合で言えばマークⅩのＶ６・２．５Ｌ
パワーウェイトレシオ７．５ｋｇですな。
高速安定性、ハンドリング、加速、居住性はマークⅩだと思います。
輸入車も国産車と同じ価格帯で比較すれば
どう考えてもドイツ車にはたどり着きません。
日本で良い車とは国産車です、ドイツで良い車はドイツ車です。
使用環境が違うのです、ドイツ車のファンってド素人なんですか？

Answer 6

低カロリーで病人食のように安全だが味気ない国産車と、少しはカロリーが高くても美味しい味付けをした輸入車。
日本人の多くは前者を好み、それに満足できない人が後者を選ぶ。
VWに限らず今はそんなイメージではないでしょうか？

Answer 7

アナタの偏見も混ざってるわね。

昔のVWはもっと楽しいクルマが溢れてました。最近のはどうにも・・・
そう、昔は国産でも楽しいクルマが溢れてました。 それはまだクルマという製品が一部の「余裕」ある人のみに限られてた（購入出来た）からもありますし、安全面で今みたいに厳しいモノを要求されてなかったコトも絡んできます。

アナタはクルマを購入する際、何を参考になさりました？

クルマはユーザーが育てるモノ。
雑誌の受け売りなどを信用することなく、自分自身の目で見、身体で感じ、本当に自分の要求に満たすクルマを購入するコトの出来るユーザーが多くなるコトを願わずにいられません。

Answer 8

まず単純に価格が違います。
挙げられている日本車はプリウス以外は200万もせずに買えますが、ビートルは300万はします。
プリウスも300万はしますが、かわりに燃費がとてもいいです。

Answer 9

日本とドイツの大衆が違うからです。

Answer 10

一時期カローラが相当頑張ってゴルフに追いつこうとしましたが、結局追いつけませんでした。メーカー側が「所詮ユーザーなんてこんなもんだろ！。」と見切ってしまったのが原因だと自分では解釈しています。ただ、一つ苦言を言わせてもらうなら、新型のビートル車幅が１８００超えています（１８１０だったかなぁ？）。安全性の確保とは言えあまりにも大きすぎる感は強いと思います。幅だけで言ったらクラウンといい勝負とはいくらなんでもどうかなとは個人的には思います・・・。

Answer 11

あんさん、典型的な「ｷﾓｦﾀ」ですな。