トヨタ ヤリス 「ヴィッツからヤリスへ」のユーザーレビュー

ヴィッツからヤリスへ

2021.3.4

総評

先代までのヴィッツから、ワールドブランドのヤリスへ名称変更。それと同時に車のキャラクターも大きく変わったように思う。
操作系のデジタル化、近代化は最初の取っつきにくさがあるが、プリウスが最初に出てきたときほどではないので慣れてしまうと快適。
とにかく走りが格段に良くなってる。GRヤリスを持ち出すまでもなく、ベーシックグレードのヤリスでもそれを感じられるのが凄い。
その分お値段に跳ね返ってきてそうだけど。
リアシートが狭いのが不満だけど、それがほぼ唯一と言えるくらい不満点を探すのが難しい。

満足している点

走行性能はベーシックなグレードでも先代以前のヴィッツを大きく上回っている。
とにかく速い、スムーズ、危なっかしさがない。
コンパクトカーがこれほどまで良くなるのかと素直な驚き。

不満な点

前後重量配分を50:50に近づけたいからか、フロントシートがやや後ろ寄りになっているせいでリアシートがやや狭い。
これはトヨタのTNGA共通の問題のような気がする。

デザイン

4

ヴィッツの頃に比べるとやや獰猛さがあるデザインになって好みは多少分かれそう。

走行性能

4

走る、曲がる、止まる、基本的なことがちゃんと出来る、当たり前なようでコンパクトカーには難しい話。
しかしヤリスはちゃんとそれが出来るようになったように感じる。
1クラス上の走行安定性を感じる。
国産の1リッターオートマ車でこれほど感嘆する日が来るとは思ってなかった。

乗り心地

4

少し硬めだが、不快なほどではなくしなやかさもある。
不安定さがないので、かなり安心できる。

積載性

3

ラゲッジの面積はクラス平均的。特別よく載るわけではないが、程々不満なく載る。

燃費

4

トヨタやダイハツの3気筒エンジンとしては一般的になってきた1KR型を搭載しているため、良くも悪くも期待していなかったが、思っていたよりも燃費が良かった。
車重と空力が効いているんだろうか。
そろそろ給油かなと思っている頃合いよりはもう少し長く走る印象。

価格

3

故障経験