SUPER GTのGT500車両は、なぜ市販車とかけ離れたものになっているのでしょうか？

Question

レギュレーションで決まっているから、という回答が欲しいのではなく、どういう経緯で今のレギュレーションになったのでしょうか。
DTMと共催するためでしょうか。
シャシー、エンジン、他・・・市販車と全然違うのに、市販車と同じような外見で、同じ名前というのはおかしい気がします。
GT3車両ですら、市販車とはかなり違うと思います。
市販車ベースのハコ車レースと銘打って？観客をバカにしているのでしょうか。
納得いきません。

補足

ウィキペディアに以下の記載がありました。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%84%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%AB%E3%83%BC#%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%84 ”ツーリングカーレースの車両はアマチュア色の強いレースほど市販状態に近く、プロフェッショナルレースに近づくにつれて改造度合いが大きくなる傾向にある。これは観衆としてもプロドライバーとしても速度の速いマシンの方が興味を増すというのが表向きの理由であるが、市販状態に近いとホモロゲーション条件を高いレベルでクリアする（＝戦闘力の高いベース車両を大量に売る）必要があるため、メーカーの負担が増すからというのも重大な理由である。 ” メーカーの都合によるところが大きいようですね。 S54A、BNR32のようなクルマの誕生は奇跡だったのでしょうか。

Answer 1

自ら走りも分かっている本物のモータースポーツファンはほんの一握りで非常に少ないです。何も分かってない素人モータースポーツファンの方が人数が圧倒的に多いので、その層に絞って興行してるとしか思えません。


スポーツ走行経験のない一般の人には箱車のレースは非常に遅く見えます。細かいスライドで車の能力を出しきって走行してるのも気づきません。

経験者なら一見スピード感のない86BRZやヴィッツのワンメイクでも、高速コーナーの侵入でユラユラ目に見えないスライドをしながら限界の攻防をしてるのが分かるので楽しめますが。

今のレースは素人にわかりやすい様に本来のベース車両全く関係無しで見た目速く、300との混走でパッシングの動きを見せる、ドライバーの速さの関係のないチーム戦略で逆転する等で非常にバカバカしいです。

スーパーGTにモーター"スポーツ"を語る資格はないです。モーター"ショウ"ですね。

こんな事やってるからサーキットの動員は増えてもレースで活躍してる実車の販売に結びついてないんだと思います。

質問者からのお礼コメント

ズバッと痛快に回答していただき、モヤモヤしていたものが晴れました。
ベストアンサーにさせていただきます。

Answer 2

ベースとなる車の性能が違い過ぎて、どこまで改造をOKにするかの線引きが難しくなりすぎたので、シャーシを統一して、エンジンの規格を限定することで、メーカー間の差を減らしてバトルが成立しやすくした。
来年からホンダに認められていたMRへの駆動方式の変更もNGになります。

レースというのは有る意味車の宣伝も兼ねて要るので、ガチなレーシングカーではなく、市販車のイメージを残したシルエットにしているだけ。

Answer 3

もっと市販車に近いのが見たいならスーパー耐久を見ればいい

なぜ今のレギュレーションになったか

迫力のあるレースを見せて、お客に来てもらいたいから

中身はフォーミュラカーに近いけど、外観を市販車に似せるほうが人気が出るのはスーパーフォーミュラとの集客の差でわかるでしょ

みんな中身が違うことは知っている

なら市販車レースはいくらでもあるから、それに行けばいい