2015年1月
■2015年1月
トヨタは人気の上級ミニバンであるヴェルファイアハイブリッドをフルモデルチェンジし、新しい大空間高級サルーンとして魅力を大幅に向上させ、2015年1月26日に発売した。
外観デザインは大胆不適をテーマに開発され、威圧感のある顔全体の押し出しの強さを表現した。2段ヘッドランプは従来からの特徴で、フロントバンパーを支えるラッセル車のような大型バンパーやブラックのフォグランプカバーなどがアンダーグリルのワイド感を強調する。
リヤビューは大胆な立体構成と抑揚のあるバックドアによって勢いの良さが表現されている。コーナーエッジを際立たせたリヤクォーター部分も印象的だ。上下をブラックアウトしたリヤコンビランプが横基調の広がりを感じさせている。テールランプも2段構成でフロントとの統一感を備えている。
スポーティグレードに設定されるエアロボディは、重量感を強調したワイドでいかつい表情により、ダイナミックかつ迫力ある低重心スタイルを作っている。サイドビューは専用のマッドガードが採用され、ボディの厚み感と低重心の地べたスタンスとしている。
室内空間はおもてなしを重視してデザインされ、広々とした居心地の良さと堂々とした車格感が追求された。随所に手の込んだ作りの良さが盛り込まれ、インテリア回りの質感も高いレベルにある。大きくワイドなセンターコンソールや高い位置に配置されたカーナビなどが特徴だ。
インテリアの表面素材には、金属の面質を表現した金属調加飾や、3種類が設定された木目調加飾、またグレードによってプレミアム本革シートが採用され、ソフトな手触りの内装パッドと合わせて高い質感が表現されている。ハイブリッド車には専用のオプティトロンメーターが採用されている。
豊富な収納スペースを確保したほか、メーカーオプションでおくだけ充電を用意するなど、室内の使い勝手は上々のレベルにある。
ボディは標準車を基準にすると、全長は少し長くなって4915mm、全幅も少し拡大されて1850mm、前回に指摘している。高は少し低くなって1880mmになった。全高は下がったが、床面を下げることで室内高は従来と変わらない寸法を確保している。またホイールベースを20mm延長したことで室内空間が拡大し、逆に最小回転半径は5.6mに縮小している。
乗車定員は7人乗りと8人乗りがあり、7人乗りは左右スライド&ロングスライドが可能な2列目シートを持つほか、2列目に100mm拡幅した超豪華仕様の専用シートや装備を備えたエグゼクティブラウンジの設定もある。
ハイブリッド用のパワートレーンは、搭載エンジンが直列4気筒2.5リッターの2AR-FXE型で、112kW(152ps)/206N・mを発生し、前輪用の2JM型モーターが105kW(143ps)/279N・m、後輪用の2FM型モーターが50kW(68ps)/139N・mを発生する。ハイブリッド車は全車とも4WDで、6速シーケンシャルシフトマチックが組み合わされる。
足回りは前輪はストラット式で、後輪に新開発のダブルウィッシュボーン式サスペンションを採用したのが特徴。これによって後席の乗り心地を大きく向上させている。このほか、スポット溶接の打点を大幅に増やしたり構造接着剤の採用でボディ剛性を向上させ、さらに吸遮音材の採用で静粛性を高めている。
装備はシースルー機能付きのパノラミックビューモニターを始め、インテリジェント・パーキング・アシスト、レーダークルーズコントロールなどが採用されている。プリクラッシュセーフティシステムはミリ波レーダー方式が採用されるが、今回は最新のトヨタセーフティセンスPは設定されなかった。
■2015年12月
トヨタは人気の上級ミニバンであるヴェルファイアハイブリッドをフルモデルチェンジし、新しい大空間高級サルーンとして魅力を大幅に向上させ、2015年1月26日に発売した。
外観デザインは大胆不適をテーマに開発され、威圧感のある顔全体の押し出しの強さを表現した。2段ヘッドランプは従来からの特徴で、フロントバンパーを支えるラッセル車のような大型バンパーやブラックのフォグランプカバーなどがアンダーグリルのワイド感を強調する。
リヤビューは大胆な立体構成と抑揚のあるバックドアによって勢いの良さが表現されている。コーナーエッジを際立たせたリヤクォーター部分も印象的だ。上下をブラックアウトしたリヤコンビランプが横基調の広がりを感じさせている。テールランプも2段構成でフロントとの統一感を備えている。
スポーティグレードに設定されるエアロボディは、重量感を強調したワイドでいかつい表情により、ダイナミックかつ迫力ある低重心スタイルを作っている。サイドビューは専用のマッドガードが採用され、ボディの厚み感と低重心の地べたスタンスとしている。
室内空間はおもてなしを重視してデザインされ、広々とした居心地の良さと堂々とした車格感が追求された。随所に手の込んだ作りの良さが盛り込まれ、インテリア回りの質感も高いレベルにある。大きくワイドなセンターコンソールや高い位置に配置されたカーナビなどが特徴だ。
インテリアの表面素材には、金属の面質を表現した金属調加飾や、3種類が設定された木目調加飾、またグレードによってプレミアム本革シートが採用され、ソフトな手触りの内装パッドと合わせて高い質感が表現されている。ハイブリッド車には専用のオプティトロンメーターが採用されている。
豊富な収納スペースを確保したほか、メーカーオプションでおくだけ充電を用意するなど、室内の使い勝手は上々のレベルにある。
ボディは標準車を基準にすると、全長は少し長くなって4915mm、全幅も少し拡大されて1850mm、前回に指摘している。高は少し低くなって1880mmになった。全高は下がったが、床面を下げることで室内高は従来と変わらない寸法を確保している。またホイールベースを20mm延長したことで室内空間が拡大し、逆に最小回転半径は5.6mに縮小している。
乗車定員は7人乗りと8人乗りがあり、7人乗りは左右スライド&ロングスライドが可能な2列目シートを持つほか、2列目に100mm拡幅した超豪華仕様の専用シートや装備を備えたエグゼクティブラウンジの設定もある。
ハイブリッド用のパワートレーンは、搭載エンジンが直列4気筒2.5リッターの2AR-FXE型で、112kW(152ps)/206N・mを発生し、前輪用の2JM型モーターが105kW(143ps)/279N・m、後輪用の2FM型モーターが50kW(68ps)/139N・mを発生する。ハイブリッド車は全車とも4WDで、6速シーケンシャルシフトマチックが組み合わされる。
足回りは前輪はストラット式で、後輪に新開発のダブルウィッシュボーン式サスペンションを採用したのが特徴。これによって後席の乗り心地を大きく向上させている。このほか、スポット溶接の打点を大幅に増やしたり構造接着剤の採用でボディ剛性を向上させ、さらに吸遮音材の採用で静粛性を高めている。
装備はシースルー機能付きのパノラミックビューモニターを始め、インテリジェント・パーキング・アシスト、レーダークルーズコントロールなどが採用されている。プリクラッシュセーフティシステムはミリ波レーダー方式が採用されるが、今回は最新のトヨタセーフティセンスPは設定されなかった。
同年12月24日にはトヨタモデリスタインターナショナルが、リアキャビンを2席のみとして、専用VIPシートや24インチ液晶ディスプレイ、エクストラキャビネットなどを装備してインテリアの高級感を向上したコンプリート車「ロイヤルラウンジ/ロイヤルラウンジSP」を発売すると発表した。