なぜ兄弟車は激減したのでしょうか？ バブル期に人気だったセドグロのセドリックとグロリア 、マークII三兄弟と呼ばれたマークIIとチェイサーとクレスタをはじめとした兄弟車が数多くありました。

Question

しかし近年は統合される傾向があり激減しました。2010年以降でもサクシード、ライトエース、タンクがそれぞれプロボックス、タウンエース、ルーミーに統合され、ヴェルファイアはアルファードに比べて極端に売れていない状態が続きます。

現在、まともに機能を果たしている兄弟車はノアとヴォクシーしかありません。現行型ではノア、ヴォクシーがそれぞれ半々くらいの割合で販売され、先代もヴォクシーが一貫して多いものの、ノアも一定の台数を販売しています。

Answer 1

同じトヨタディーラーでも、販売店名によって名前が違うと販売できる車が違ったためですね。

しかし、トヨタカローラもネッツトヨタ・トヨペットなど今は同じ車種を売っているためにラインナップを増やす必要がないため、生産コストを抑えるために統合されました。
ノアやとヴォクシーだけは、ユーザー目線で残されました。

Answer 2

販売台数が稼げた頃は、販売チャネル毎に専用車種を設ける事が可能でした。
なのでカローラが欲しければカローラ店に行かないといけませんでした。
それでも商売が成り立っていました。
しかし2代目プリウスが発売する際に、1つのチャネルだけで販売すると、その系列店だけ売り上げが上がってしまうので全店での販売がなされました。
それに加えて、今では国内の自動車販売台数は右肩下がりです。
いくら兄弟車とはいえ、開発コストがかかります。
なので専売車種というのを無くし1車種に統合する事で開発コストを抑える事が出来るし、顧客側も、どの販売店に行っても希望の車が買える様になったのです。

アルファード/ヴェルファイアに関してですが、ヴェルファイアはマイナーチェンジしてやり過ぎ感が出てしまい人気が無くなりました。
販売チャネルを一本化した事により、その販売台数の格差がより如実になりました。
なので次期モデルは無く、廃盤になるでしょう。

ノア/ヴォクシーに関しては、先代モデルの時に販売チャネルが統一化され、エスクァイアは廃盤となり、ヴォクシーはカスタム系グレードの人気はあったので、そのグレードのみを残す形で販売。
フルモデルチェンジしてもヴォクシーはカスタム系グレードのみの展開となりました。

Answer 3

まともに機能を果たしている兄弟車の意味が分からないのですが。
両方とも売れていれば兄弟車であって、片方でも売れてなければ兄弟車じゃないって感じで書いてますが・・意味不明ですね。

アルファードとヴェルファイアはフレームが同じ兄弟車ですよ。
顔面のパーツ移植も簡単でアルファード顔のヴェルファイア・ヴェルファイア顔のアルファードだって簡単に作れますから。

カリーナとES、C-HRとUX、ハリアーとRXも兄弟車で育ちが違うだけです。

Answer 4

販売系列が統合され、全販売店で全モデルを買えるようになったからです。

セドリックは日産モーター店、グロリアはプリンス店とチェリー店のほか全モデル併売店でも取扱があったけど、2000年代以降は日産の販売店が統合されて全店舗で全モデルを取扱うようになったので、車名を分ける意味がなくなりました。

マークiiはトヨペット店、チェイサーはトヨタオート店、クレスタはビスタ店の取扱モデルだったけど、これも販売系列の再編や段階的な統合で車名を分ける意味がなくなり、最終的にマークXに集約されました。

ノアはカローラ店、ヴォクシーはネッツ店、エスクァイアはトヨペット店の取扱モデルでした。先述の通りトヨタは販売系列を統合し、全店舗で全モデルを取扱うようになっていますが、ノア・ヴォクシーは双方にそれなりに人気があったので名前が残り、不人気のエスクァイアは消滅しました。

ヴェルファイアも次期モデルはアルファードに統合される可能性が高いと思います。