1jzエンジンについて

Question

現在22歳のため、1jzというとシングルターボのイメージが強いです。
しかし90系マークツーやjzz30ソアラ前期等はツインターボと伺います。
乗り心地や耐久性、タービン容量、おすすめするならどちらか等、様々な比較をお聞きしたいです。
よろしくお願いいたします。

Answer 1

まずターボ車の
シングルタービンの場合は
シングルスクロール
ツインスクロール
可変スクロールがあります

ツインターボの場合は
シングルスクロール常時ツイン
ツインスクロール常時ツイン
シングルスクロールシーケンシャルツイン
可変スクロール常時ツイン等があります

シングルタービン車(JZX100等)のメリットは
まず部品点数が少なくてすむ事
これは価格や故障した時の金額が安くてすみます

また配管を太く出来るため大出力を絞り出す場合はこちらの方が適しています

デメリットは
大きな羽根車を回すために比較的高い回転数まで回さないと
ブーストが掛かりにくいこと
要するにターボラグが大きいシステムです

ツインスクロールシングルタービン(コペン等)は
排気の流れる通路を分割して低回転から回せるようにしたものです
その代わり高回転では排気抵抗が大きく、出力は望めません


常時ツインターボは(JZA80等)
シングルタービンの約半分程度のサイズのタービンが
６気筒車なら３気筒ずつ
(80なら1500ccに１つ)付いてます
これのメリットは羽根車が小さいので
比較的低回転からブーストが掛かります
ターボラグが少なくレスポンスに優れるシステムです

デメリットは
パーツが増えて重くなること
価格が高くなること
故障の可能性が増え修理代がかさむことです

また配管の取り回しやスペースに余裕が有りません
大きな出力を得ようとすると
２つのタービンを大型化する必要が有るため
熱問題等もでてきます

シーケンシャルツインターボ(JZX90等)は
大きさ(容量)の違う２つのタービンが付いていて
低回転では
主に小さな方に排気を優先して回し
排圧が大きくなると
大きなタービンにも排気ガスを回すようにしたシステムです

メリットは
ターボラグの低減です
またドッカン特性になりにくく乗りやすいと言われます

デメリットは
装置が複雑化し
重量、価格、修理額に跳ね返ってくること
大パワーを求めようとすると
小さい方のタービンが足かせになり
思うように上げられないことがあります
またどうしても大きいタービンへ排気を回し始めるとき
小さい方のタービンへの排気ガスが減少するため
一瞬ブーストが落ち込む
谷と呼ばれる現象が存在します

これを嫌う人は多いですね
アクセル全開加速中に一瞬加速感が鈍るので

Answer 2

ツインターボの方がブーストアップでのパワーは上げやすいと聞きますね。

ただいかんせん古いので、購入考えるのであれば極力新しいシングルターボ時代の車の方が無難ではあるかと思います。

Answer 3

走る場所や好みの問題もあるでしょうが
そもそもツインとシングルでは特性が違うので
街乗りや峠ならツイン、高速ならシングルかな。