トヨタ シエンタ 「フツーに潜む超ハイポテンシャル。同時に買...」のユーザーレビュー

ニックネーム非公開さん

トヨタ シエンタ

グレード:X(CVT_1.5) 2003年式

乗車形式:その他

評価

5

走行性能
-
乗り心地
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燃費
-
デザイン
-
積載性
-
価格
-

フツーに潜む超ハイポテンシャル。同時に買...

2003.11.29

総評
フツーに潜む超ハイポテンシャル。同時に買った友人もまったく同感。1万キロ乗ったモビリオからの乗り換えだったが、その差はチョイ乗りで感じる以上のものがある。モビリオはその斬新なデザインで衝動買いしたのだが、あまりに大きな窓で長距離走行では疲れたり、シフトやステアリングも当時の水準には達していたが、今ひとつ不自然な位置と操作性で、最終的によいのはシート程度だと思っていた。試乗でシエンタがこれらのネガをことごとくつぶしているのには感心した。しかも、エンジンのポテンシャルは比較にならないレベルで、高速でも燃費でも差がはっきりわかる。ホンダのCVTの進歩には感心していたが、CVTの積極拡大にコンサバだったトヨタが決して負けていないのには驚かされた。友人がGグレードということだったので、あえてXにしてみたが、個人的にモビリオでもパワースライドドアの恩恵はあまり感じていなかったから、Xで十分だった。  足回りのポテンシャルは友人と共々驚嘆のひとことにつきる。フランス車通の友人をうならせるほどの柔らかくて、しっかり粘るサスには本当に驚いている。超扁平タイヤや固めた足周りがむなしく思えるような不思議な足回りは、おそらくほとんどのユーザーに気づかれることなく、さりげなくセーフティードライブを支えるのだろう。ロールしないので速く感じていたモビリオだったが、モビリオのダンパーチューン後の比較でも、実家の裏山の峠道ではシエンタの70タイヤをはいたノーマルの方が若干スピードが出るのだ。ロールによって遅いと感じるユーザーが多いだろうが、安全ドライブのためのアラームがわりとして役立つポジティブな面を評価すべきで、実際のポテンシャルはかなりのモノである。  エンジンがこのクラスでベストの定評があるだけに、燃費もかなり満足いくレベル。空力の問題もあって、モビリオは高速になると一気に燃費が悪化したが、シエンタはうまくコントロールすれば、3000回転で追い越し車線の相当速い外車族の流れにすらついていける上、燃費もあまり悪化しない。
何といっても、どの回転域でもストレスなく吹き上がるのは、大昔のハイメカツインカムと比較してエンジンも進歩していることを実感させられる。 トヨタの中では非常に地味な位置づけのクルマだろうが、実売価格からすると非常にCPが高く、使い勝手も走りのポテンシャルも高い車だ。
満足している点
とてもスムースで、低速トルクも十分なエンジン。市街地でも高速でも加速に不満なし。CVTとのマッチングがよく中間加速もスムースで追い越しでも不安はない。  乗り心地は非常にソフトで、快適。それでいてネバリはなかなかで、常識的なロールを伴いながらワインディングや首都高でミニバンとしては相当のハイスピードコーナリングが可能。限界が穏やかにやってくるので、いきなり破綻することもない。ステアリングはクルマの性格にあわせたスローで軽いものだが、このクラスの電動パワステとしては最高の出来。軽くてもあいまいさはなく、情報フィードバックも適切なので、自然な操作ができる。速度に応じたアシストの変化もとてもリニアで、どこまでも安定している。  空力特性のよさも特筆モノで、横風注意となっている状況でも方向性が乱されることはほとんどなく、風切音も100キロ程度ではまったく気にならない。高速をハイペースで走っているときの燃費計を見ていると平均でモビリオあたりより15~20%よいのも空力特性の恩恵だろうか。
遮音、それも特にボディー前半部が優れており、大変静か。結構ノイジーなチープな純正タイヤの音もそれなりにカットできている。
隠れたオススメオプションの寒冷地仕様も、北関東の実家の里帰りでいきなり役立った。ワイパーデアイサーはなかなか便利。リアのモールディングは別に雪道でなくても、小石はねなどからボディーを守るのにも有効。
不満な点
淡い色を選んだのであまり気にはならないが、リアゲートの内側の一部が鉄板むき出しでチープな感じであること。これはこれでデザインとしてはバランスがとれているとは思うが、軽自動車でもフルトリムが多くなっているので要改善。 装着されているタイヤがあまりにプアで横剛性、ノイズともに不満。サスのよさで走りは問題ないが、同時に購入っした友人アップグレードした60も同様で、タイヤのコストは削りすぎ。クライスラーもどきの穴あきサンバイザーは謳われているほど使い勝手はよくない。グローブボックスの収納力が著しく低いのは不便。車検証入れは苦肉の策だが、しっかりしめないとガタツキ音のモト。
テールランプユニットは交換に手間取る上、ハーネスが簡単に着脱できないので、ユニットの仮置きに困る。エンジンルームはこのクラスで最大の余裕スペースだが、純正ホーンの交換は単純なボルトオンができないので不便。セットオプションで2列目センターヘッドレストも自動的についてくるが、あまり意味がなく邪魔。2列目の3人がけそのものがおすすめでないクルマだ。 オーディオは、ホンダのような抜けの悪い音でもなければ、ニッサンのような厚みのない音でもない、バランスのとれたモノだが、レンジは狭く、BGMユース専用。スピーカーがリベット止めなので交換は容易でない。
デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験

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