オートエアコンについて、詳しい方お願いします。

Question

素朴な疑問です。
最近、１時間程度運転した後、のどをやられることが多いことに気がつきました。
エアコンが原因と決め付けたわけではありませんが、
オートエアコンは、湿度はどの程度に保たれるのでしょうか？
それとも、乾燥するいっぽうでしょうか。

運転中は、常時ＯＮしています。
車種はトヨタＳＡＩです。
気のせいか、エアコンは強力な気がします。

Answer 1

tora_taka_tokyoさん

オートエアコンだからＡＣはオンになるはず。
車のエアコンは湿度調節なんかできない、温度調節だけなので、湿度は下がるばっかり。

オートなんで気にしていないかもしれませんが、外気導入にしておけばかなり改善できるはず（標準で外気導入）
それでだめならときどき窓を開けて換気。

そもそも冬は湿度低いですからね。

Answer 2

●車室内の湿度

★外気導入 室温＝25℃
・外気15℃，相対湿度30%
車室内湿度 ＝ 16.2%

・外気10℃，相対湿度30％
車室内湿度 ＝ 11.6%

→ この2つの条件では，エアコンONにしても，露点温度に達しないため，除湿量がなく，エアコンOFFと同じ湿度になります。

★内気循環 室温＝25℃
・エアコンOFF時 乗員1名，1時間で 相対湿度＝19.6% ずつ増える
・エアコンON時 乗員がある程度あり，除湿していれば， 相対湿度＝22.7％ に落ち着く

ただしガラス窓付近は，温度が低いため，相対湿度は高い （上記件で，10℃なら，相対湿度＝51.5%）

●考察
当然ながら，内気循環にすることで，車室内湿度は上昇します。ただし窓ガラス付近では，低温度により露点温度に達しやすくなり，窓曇りが危険性があります。

外気導入では，エアコンONしてもOFFしても同じ湿度です。これは，もともと水分量が少なく，露点温度に到達しないためです。

●ご質問への回答
15年ほど前，日産のセドリック／グロリアには，超音波加湿器がオプションであり，これで乗員の喉や眼の乾きが緩和されました。しかし当時は湿度制御の技術がなかったため，窓曇りが発生し，乗員の加湿器操作が煩雑になり，次期モデルでは消えました。しかしアフター市場には，時々，加湿器があり，乗員の判断で使うのは良いと思います。

その意味で，一番，良いのは，加湿器です。次の方法は，内気循環です。ともに窓曇りの危険性がありますので，適宜，エアコンスイッチをONしてください。なお外気温が0℃以下では，冷凍サイクル保護のため，エアコンONと表示されていても，コンプレッサはOFFです。この時は，吹き出し口モードをでデフロスタモードにし，風量MAX，温度MAX，外気導入で，窓曇りを晴らして下さい。

簡単ですが,ご参考になれば幸いです。

Answer 3

オートエアコンに限りません。暖房をすると相対湿度は下がります。これは中学校位の理科で習ったような気がします。
http://www.bfr-asahi.co.jp/keturo03.html

家の暖房だと、ルームエアコンの暖房や電気ヒーターといった暖房だと湿度はぐんぐん下がります。水分の供給が全くないからで、これは車の暖房方法と同じです。石油ファンヒーターや石油ストーブだと、灯油が燃焼したときに水が発生するのである程度の加湿になります。

冷房の場合は、これがまた湿度が下がります。温度が下がると相対湿度は上がるのですが（これが秋冬で夜に車の窓やボディが結露する原因です）、エアコンは熱交換機が熱を奪って冷えるときに結露してそれを車外に放出します。

オートエアコンの場合は、この冷房と暖房を同時開催していることが多いので、A/Cボタンを押して冷房機能をカットするだけで湿度はある程度保たれます。ただし窓ガラスが曇りやすくなりますよ。