トヨタ RAV4ハイブリッド 「トヨタRAV4ハイブリッド」のユーザーレビュー

トヨタRAV4ハイブリッド

2019.7.8

総評

国内で発売されていた3代目RAV4よりもかなり大きくなりました。それなりに運転には気を使うかと思いますが、そのマイナス面を超える所有満足感を得られる車だと思います。今までのRAV4ではないですね。もはやハリアーと肩を並べるレベルと言っても過言ではないです。


時に静かで、時に上品で、時に驚く程の加速走行が出来るのは、ハイブリッドSUVならではだと思います。




また、今時の車にとってステータスな安全性能、燃費性能も高く、家族も安心して同乗出来ます。




大人5人が乗れ、広いラゲッジに荷物も満載してのロングドライブなんてのも楽に出来るかと思います。色々な趣味に対応出来るかと思います。

満足している点

私は3代目RAV4スポーツを4年程乗ってましたが、その3代目RAV4と比べると、色々な意味で比にならない程車格が上がりました。



具体的に申し上げますと、まずは安全性能。レーントレーシングアシストやレーダークルーズコントロール、プリクラッシュセーフティ、オートマチックハイビーム、ロードサインアシスト、インテリジェンスクリアランスソナー、リヤクロストラフィックオートブレーキ、ドライブスタートコントロール、ブラインドスポットモニター等々、小難しい横文字ばかり並べましたが、早い話が安全アシスト。それらが高速道路及び、街中、郊外の道路を安心して走れる様にアシスト、サポートしてくれます。




私個人的に大変お世話になっているのは、インテリジェンスクリアランスソナーとレーダークルーズコントロールとレーントレーシングアシスト位ですね。いずれにせよ、ドライバーは安心してハンドルを握れます。




走行性能で申しますと、2.5L＆ハイブリッドなのでパワーは申し分ありません。EVでの走行距離も長いです。高速の合流等では静かで凄い加速をします。燃費もリッター20以上を軽く叩き出します。

不満な点

しかしながら、どんなに優れた車でも不満な点も勿論あります。


乗っていて直に思うのは、車内のドアグリップが奥にあるので、駐車場でドアを開ける時はとても気を使います。車幅的にドアパンチを食らう側でもありますが、逆にこちらがドアパンチをしないかただただ不安です。小さなお子様がいるご家庭は要注意かと。



ボンネットもそれなりに長いので、見切りの悪い丁字路等ではとても気を使います。ハリアーの様にブラインドコーナーモニターを出来れば全車標準装備して欲しいですね。




それから細かい事になりますが、エンジンが始動した際や、フル加速した際のエンジン音が気になりますね。正直あまり上品ではない音です。レクサスRXハイブリッドや先代ハリアーハイブリッドの様にV6エンジンならまだ良いですが…。私、ハイブリッド車はRAV4ハイブリッドが初めてなのでこんなものなのかなと思っていましたが、同システムのカムリ等はもっと遮音されている様です。レクサスも同様かと。その辺りは試乗で確認された方が良いと思います。



あとこれは私個人的な不満なんですが、メーカーオプションのパノラマムーンルーフを全開にした時の存在感があまり無いです。兄弟車？の現行カムリのパノラマムーンルーフの存在感は強烈ですし、30ハリアー、現行ハリアーのムーンルーフの存在感はそれはもう抜群です。ムーンルーフの開口部をもっと大きくして欲しかったですね。

デザイン

4

好みが分かれる所ですが、内外装共に好みですね。ただ、樹脂パーツがPHVのようにブラック仕様なら尚良かった。

走行性能

5

2.5L＆E-fourなので、パワー面での不満は一才ありません。とても静かで、とても上品で、とてもパワフルな走りが可能です。EVの走行距離もとても長いです。



ハンドルもすこぶる軽いです。私はあまり片手でハンドルを切るのは好きではないのですが、余裕で出来ます。コンパクトカー並の軽さです。車幅は…慣れですが…(笑)

乗り心地

4

私のはハイブリッドGなので、標準で18インチです。前車RAV4も18インチでしたが、それよりも乗り心地は良いと思います。簡単に言葉にすると柔らかい様な印象ですかね。若干のタイヤサイズの違いもあるかとは思いますが。



ハイブリッドなのですこぶる静かです。EV走行の時の静かさはそれはもう…(笑)

積載性

5

ラゲッジもすこぶる広く、積載性は文句なしです。


ホント色々積めますよ。



…ただ、あまり重い物を積むと、ラゲッジのボードの耐久性に難ありですが…。

燃費

5

前車RAV4の倍は軽く走ります。


リッター20㎞以上を軽く叩き出します。満タン給油で1000㎞近く走れます。

価格

3

ハイブリッドの四駆のGにほぼフルオプションで、限りなく総額が片手に近くなり、もはやプラドのTXが視野に入ってしまう価格帯…。

故障経験

令和2年の11月29日にルーフレールからの雨漏りを発見。