トヨタ ライズ 「雪国でのコスパ◎」のユーザーレビュー

雪国でのコスパ◎

2020.12.5

総評

どのグレードでも4WDを選択すると寒冷地仕様になるので、雪国でのコスパ◎
本格クロカン車ではないので、豪雪を押しのけながらデフロックでスタック知らずというわけにはいかないが、最低地上高が185mmとそこそこ高く、アプローチアングル20度、ディパーチャーアングル32度と積雪路面で下部を擦る心配もない。
雪国の都市に住んでいて、街乗りメインでそこそこ燃費が良く、安いクルマを探している人にはオススメ。
山間部に住んでいる人や、雪が降らない地域の人なら他の車にした方が良いかと。

満足している点

5ナンバーサイズとは思えないスタイリング
扱いやすい1000ccターボ
装備のコスパ

不満な点

安いクルマだと覚悟して買ったのでほぼなし。

デザイン

5

個人的にはザ・SUVといった形で好き。
迫力があり素直にカッコいいと思える。

走行性能

4

1000ccターボエンジン(98ps、140Nm/2400〜4000rpm)と軽量ボディ(970〜1050kg)が相まってスムーズに加速する。
パワーウェイトレシオは4WDで約10.8kg/psと悪くない数字であり、PWRモードと擬似MTモードでワインディングでもそこそこ走りが楽しめる。
新開発DNGAプラットフォームということもあり、ボディ剛性が思ったより高く、ワインディングでも不自然なヨレ感などはない。

乗り心地

4

Zグレードで220万円の車ということを鑑みると、申し分ない。
ボンネット裏にも遮音材が貼り付けられてあり、3気筒1000ccとは思えない静粛性。
サスはスプリングがやや柔らかめであるが、ダンパーが入力に対して硬めなので路面状況をかなり拾う。個人的には好きだが好みは分かれる。

積載性

3

AセグメントSUVトップクラス。
ラゲッジボードによるアレンジも可能であり、ボードを外してシートを倒せばかなりのものが詰め込めるが、所詮Aセグメントなので荷室は狭い。
ウィンタースポーツをやる人は、板やブーツを積む時はシートを倒して、助手席を前へスライドさせないとキツイです。
4人乗車はほぼ不可能。
2人で1泊旅行へ行った時は2人分の荷物とお土産を買っても余裕でした。ボード下のサブトランクにテイクアウトした食べ物を入れれば匂いも気になりませんでした。

燃費

3

納車から300km走って、モニター上で平均燃費は11kmほど。(ワインディングでエンジン回してみたりPWRモードも試してる)
価格が安く、ガソリン車なのでこんなもんだと思う。むしろ良い方かと。

追記
初の給油をした。
ディーラー納車時満タンから、給油計ラスト1目盛でまた満タンで25.02L入った。
319キロ走って給油したので、319/25で約12.76km/Lという結果になった。
モニター上の表示より良かったので満足。
郊外の下道メインで往復約600km走った際は燃費計で平均18km/L、エンジンオフ時のエンディング演出では21km/L(!)を記録していた。

価格

3

最低グレードのFFが170万円〜
最高グレードの4WDが220万円〜
安いには安いのだが、ACCを選択するなら最上位グレードにしかつかないので実質一択になる。
自分はACC使用の機会が多いのでZを選択したが、ACC以外のZグレードの装備には魅力を感じないので、全車標準装備になると◎。

故障経験