トヨタ プリウスPHV 「EVとは何かを考えさせられる車」のユーザーレビュー

リチウム リチウムさん

トヨタ プリウスPHV

グレード:S“ナビパッケージ”(CVT_1.8) 2017年式

乗車形式:レンタカー

評価

4

走行性能
-
乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
-

EVとは何かを考えさせられる車

2017.7.16

総評
EV走行の素晴らしさは時速70キロまで。
それ以上はガソリン車と変わらない。
だったら、ノーマルのプリウスで良いのでは?

EV車はバッテリー製造まで含めると、CO2発生量はガソリン車とかわらないのだし。

しかし、EV走行のフィーリングは素晴らしい(しつこいが、時速70キロまで)。。。
なので、街中をEVモードだけで走っていると、なぜ重たいエンジンを積んでいるのかわからなくなり、高速道路をエンジンで走っていると、なぜ重たいバッテリーを積んでいるのかわからなくなる。

EV車の本質と存在価値を考えさせられる車である。

トヨタ外しの理不尽な世界的な規制のため、このような中途半端な車を作らなくてはならないのでしょう。PHEVとしては最強。トルクコンバーターをモーターに置き換えた、ゲトラグのシステムなど、足元にも及ばない。(しかし、あのエンジンと電気式無段変速機のフィーリングはなんとかならんですかね)。
なんだかんだ言って、トヨタの特許が切れる20年後には、燃料電池車に世界中がシフトするのでは?

車全体としてのバランス・気持ちよさはノーマルのプリウスが勝る。EV走行のフィーリングに価値を見出すかどうかが分かれ目。
満足している点
何と言ってもモーター走行時のフィーリング。ただし時速70キロまで。
トヨタならではの、サポート、何かあったときの安心感。
不満な点
全体的な剛性バランスの悪さ。そのため、今ひとつ操縦感覚がリニアでなく、ダル。

おそらくプリウス当初の設計より、バッテリー搭載のために増加した車重のため、全体のバランスが悪化。それをセッティングで解消できていない。
デザイン

-

走行性能

-

エコモードだとはっきり言って車が重い。しかしパワーモードにすると羽が生えたように軽くなる。

EV走行の加速フィーリングは素晴らしい。
17歳のときに初めて、好きな女の子をふわっと抱きしめたような感覚。うっとりする。

しかし、時速70キロを越すと、普通の大衆車のフィール。(これは他のどのEVも同じ)。抱きしめたはずの初恋の女の子は、くたびれた枕に変わってしまう。
ハンドリングは普通のトヨタ車。全体的に捻り剛性が不足していて、バランスが良くない。
ノーマルのプリウスはかなりバランスは良かったので、これはバッテリーによる車重増加のネガを、セッティングで解消できていないためだと思われる。このため、操作のリニア感、一体感が微妙に失われている。
乗り心地

-

良いのですが、今ひとつダンピングが安定せず、どこか頼りない。
また、シートの出来が今ひとつで、最後のコシが無いためにしっくりこない。
積載性

-

燃費

-

これについては言うことはありません。地味だけど、実は一番素晴らしいことなのかもしれません。しかし、ドライビング・プレジャーの向上には無縁でしょう。
価格

-

故障経験

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