ハイブリッドシステムのメリットは?
購入後約1000キロ走行したので評価します。車両はアメリカ仕様なのですが、5人乗りGにメーカーオプションを全て装着
2012.1.17
- 総評
- ハイブリッドシステムのメリットは?
購入後約1000キロ走行したので評価します。車両はアメリカ仕様なのですが、5人乗りGにメーカーオプションを全て装着したものと同等です。
購入後の総燃費は39㍄/㌎。約16.4km/lです。カタログ値で42㍄/㌎(約17.7km/l)でしたので、そんなものかと思います。(日本の日本車のカタログ燃費はおかしい)なお使用状況は高速、一般道で半々、一部渋滞にも巻きもまれています。日本と異なるのは、信号からの加速はアメリカでは殆どの方々は約60キロくらいまでは一気に加速します。
ちなみに、制限速度以内でもゆっくり走って交通の流れを妨げると違反対象になります。要するに邪魔だから。私はカリフォルニア州在住ですが、州の運転免許試験でも「信号が変わったら即座は加速しなさい」って言われます。
室内は一般道ではそれなりに静かですが、遮音が良くなく、タイヤやロードノイズが凄く入ってきます。せっかく静かなハイブリッドなのに。高速ではフラットで巡航なら良いのですが、アップダウンがあったりするとエンジンは唸り、ロードノイズは拾いまくりで非常に煩いです。
ハイブリッドシステムには不満が大いにありますが、車としてはそれなりに気に入っています。
- 満足している点
- ☆外観
個人的な好き嫌いは分かれると思いますが、プリウスらしさは出ていると思います。パッと見でプリウスかな?って思えますし。個人的にはリアのスタイルは嫌いです。
☆内装
質感は100万円台後半~200万円台前半ですね。まぁ、ハイブリッドシステムがコストのかさ上げをしているので仕方がない部分なのでしょう。デザインなんかはこれまたプリウスらしい感じで良いとは思います。使い勝手も良いですし。
☆プリクラッシュセーフティ+レーダークルーズ
レーダークルーズは楽チンで多用していますし、いざというときのプリクラッシュはオプションで用意されているだけでも素晴らしいです。
☆スカイルーフ
晴天率の高い場所なので、あると嬉しい装備です。室内が明るく、広く感じます。
- 不満な点
- ☆ハイブリッドシステム(動力系)
正直イマイチ。完全にパワー不足で結果として燃費も良くない。システムに対して車重が重すぎるのでは?30系プリウスは相変わらず平均でも20km/l前後のようだし。
初めて20系プリウスが世に出たときのあの燃費の良さは他車が全く追従できるものでなく、他のネガを補っても有り余るアドバンテージで、多少の価格の高さも「ハイブリッド」で燃費が良いからと納得のできるものでした。当時、会社の20系プリウスに乗っていたく感動したのは今でもはっきり覚えています。
あれから数年、純ガソリン車の燃費も向上し、最近の車に乗ってみると同じような使用状況でも実燃費で高速で20km/l、一般道でも15lm/l以上ををたたき出す車もちらほら。1500cc~1800ccでは高速16~18km/l,一般道10~13km/lなんてザラです。ディーゼルに至ってはもっと燃費の良い車両もあると思います。
「ハイブリッド」のシステムが高いのは理解できますが、果たして一番の肝である環境性能の重要項目である燃費について、これだけの性能差に100万円以上のエクストラマネーを払うのはどうかと思います。車を道具として考えれば100万円以上安い「WISH」とか「ストリーム」、「プレマシー(ラフェスタ)」の方がよいのでは?車輛の製造・廃棄まで考えればハイブリッドシステムを積んでいない分、エコ度合も対して変わらないだろうし。または30万円くらいのエクストラですむホンダ系ハイブリッドの方がまだ良いかも。(それでもコストパフォーマンスは悪いと思いますが・・・)
折角トヨタが先陣きってハイブリッドを世界で初めて量産し、成功したのだから上手く成長させて欲しい。現状ではコストの兼ね合いも考えると、このトヨタ方式は消えていくんじゃないかとも思えてしまうほど、純ガソリン車の性能アップやディーゼル車の性能アップ、Voltのようなレンジエクステンダー方式の電気自動車などほかの追従も激しい。日本の会社として頑張ってもらいたい。
☆JBLオーディオ
オプションでセットになっていた為、勝手についてきました。音質、最悪ですね。
- デザイン
-
-
- 走行性能
-
-
- 乗り心地
-
-
- 積載性
-
-
- 燃費
-
-
- 価格
-
-
- 故障経験