車好きから見たプリウスα
購入後3000キロ走行した感想です。前車はオデッセイRA6でした。考慮して下記文章をお読みください。自分のことを車好きと言っ
2012.2.28
- 総評
- 車好きから見たプリウスα
購入後3000キロ走行した感想です。前車はオデッセイRA6でした。考慮して下記文章をお読みください。自分のことを車好きと言ってますが、スポーツ系やコテコテのカスタム車は興味ありません。
まず、結論ですが「いい車」です。広くて燃費がいいから。買って良かったです。
乗り心地は高速と一般道ともに快適です。一般道では少し硬めのサスペンションですがうまく段差などのショックを吸収してくれます。直列四気筒で1800ccですがTHS2のハイブリッドシステムと良くマッチしています。よくネットや雑誌等でハイブリッド車を買って元が取れる取れないの話がありますが、発進がモーターになることで発進時に唸る直列4気筒の欠点を打ち消してくれています。そして発進が滑るように滑らかになりトルク感抜群のモーターの特性がありガソリン代で元が取れなくても価値は十分にあります。
ハイブリッド車はエコカーで運転が楽しくないと言う意見も多々あるかと思いますが、走行するのに2つのトレインがあるのは楽しいです。ターボ付きじゃなくてモーター付きと考えればいいのです。踏み込むと早いです。昭和の時代に青春を過ごされた方には理解できないかもしれませんが。
発進時はとても静かです。速度が上がるとノイズは入ってきますが、他の同じ値段帯の車と同等くらいです。走行は常にフラットでコーナーも安定しています。後ろに電池を積んでいるので前後重量バランスがとてもいいのが全部の走行状況にいい影響を与えているのがわかります。あとブレーキの効き制動力はものすごくいいです。
次に、デザインですが個人的には先進感はあるけどかっこよくはないかな・・・
内装は普通です。エアコンやシフトノブなど未来感があるのはプリウスならOKです。センターメーターもデジタル速度表示も回転数が見れないのもプリウス(未来感がマッチするので)なら許せます。シートは安っぽいです。使い勝手がいいように収納などの工夫があり重宝しています。
納車後に車を上から下から中から観察しましたが最近のTOYOTAらしくコストダウンが結構ひどいです。がっかりするところもありますが、燃費がいいので許せる範囲です。
まとめると、長所は先進性や未来感です。短所もありますが文の最後に「燃費がいいから」を付けるとすべて許せてしまいます。スペースに低燃費がくっついたオンリーワンモデルですのでお勧めできます。
- 満足している点
- 燃費がいい。
社外ナビがほぼ何でも付く
人気車だけありアフターパーツが多い
暗いと評判のLEDヘッドライトですがLED+プロジェクターで前車のHID+マルチリフレクターに比べると非常に明るく見やすいです。
- 不満な点
- ラゲッジが広いが床が高く主婦などには不便とおもう
タコメーター、水温計が無い
ワイパーが車速感応式や雨滴感知でなく、普通の時間調節
寒冷地仕様にすると片側だけにリヤフォグが付く
ミラーウインカーが電球(30前期プリウスはLED)
サスペンションがストラット+トーションビームで、リヤのトーションビーム式はさすがに良くないです。段差乗り越えやマンホール、でこぼこ道など、場合によって突き上げや横揺れなどを感じてしまいます。ストラット+ストラットでいいので独立サスにしてほしかったです。まあトーションビームの特徴の一つである耐久性に優れるという点を考慮すればハイブリッドは多走行ユーザーが多いと考えられるので許容範囲でしょうか・・・。ホンダはストリームでさえ(あの価格でも)リヤサスが・・・アルファードにもトーションビームを使うTOYOTAですので仕方ないですかね。まさにトーションビームはTOYOTAのお家芸ですね。見えないところにもコストをかけていただきたいです。
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