トヨタの技術力に感銘!
今更ですが十数年前にこのようなハイブリッドシステムを作り上げていたトヨタの技術力に感銘しています。今まで約30年間ガソリン車に
2011.11.17
- 総評
- トヨタの技術力に感銘!
今更ですが十数年前にこのようなハイブリッドシステムを作り上げていたトヨタの技術力に感銘しています。今まで約30年間ガソリン車に乗り続けていました。私の最後のガソリン車となったのはホンダのオデッセィ3.0アブソルート4WDでした。この車もいいクルマだったのですが、流石に燃費は長距離ドライブで9km/L、街中のドライブでは6km/Lという、3L車としては普通の(?)数値でした。しかし毎月3~4万円のガソリン代は流石に懐に厳しく、ついに4WDへのこだわりを捨て(北海道ですので4WDが重要な選択肢なのです)、2WDであるプリウスに乗り換える決意をしました。ただ従来のプリウスでは室内が狭く、遠乗りや荷物を積むことが多いので決断には至っていなかったのです。そんな時に発売になったのがプリウスα。6月末にオーダーを入れ、4ヵ月半後の11月上旬に納車となりました。当初は1年後の納車の予定でしたが、トヨタさんの頑張りでググッと早まったのです。乗り心地、装備、広さ、そして燃費、それと所有する喜び、全てにおいて合格ですね。モーター(バッテリー)を基本として走行し、足りない場面ではエンジンがサポートする、その微妙なバランスが何とも素晴らしいですね。乗り心地は静かで足回りもしっかりしていて、前車と比べると数段素晴らしいものです。まだまだ乗っている人が少ないので、隣に並んだドライバーの視線を感じ、何とも所有欲をそそられるのも嬉しいです(笑)
ここ数年は車を運転するのが余り楽しくなかったのですが、プリウスαに替えてから運転が楽しくなりました。
- 満足している点
- 1、まずは何といっても燃費です。通勤で往復45kmほど使用していますが、20km/L前後といったところです。長距離ドライブだと25km/Lも超えてしまいます!問題なのが高速道路で時速100kmで走ると18~19km/Lと燃費が少し落ちてしまいます。それでも素晴らしい燃費といえるでしょう。まだ半月しか乗ってませんが、テクニックを覚えればまだまだ燃費は伸びそうです。ガソリン代は今までの3分の1以下になりそうです!
2、次に静粛性、プリウスにも時々仕事で乗りますが、αは路面からの突き上げ感がかなり改善されており、非常に静かで快適です。モーター走行の時はもちろんですが、エンジンが掛かった時のショックをほとんど感じず、常に静かな走行音です。そしてアクセルから足を離すとエンジンがストップしモーター走行に切り替わるのも素晴らしいです。
3、質感ですが、Sグレードなのでハンドルを革巻きに変え、スイッチパネルを木目調に変えたので、十分に満足しています。プリウスはドアの開閉が安っぽいとか言われますが、αに関していえば全くそんな感じはありません。
4、スピード。エコモードでも十分な走りが出来ます。峠などをパワーモードで走ると、結構素晴らしい加速を味わえます。(この車でそういう走りをするものでは無いと分かっていますが、いざという時は安心出来ますね)
5、おまけ・・・スマートキーですが、車に近づいただけで室内ランプがジワッを点灯し、ドアノブに触れるとドアロックが解除されます。最近の車では普通かもしれませんが、これって結構嬉しい装備ですよね。
- 不満な点
- 今のところ短所はありません。クラウンやレクサスと比べるとパワーも静粛性も乗り心地も、流石に落ちますが、「エコ」というこの車の開発された目的と存在する意味を理解していれば、一般に言われる「高級車」に劣る部分は全くないと思います。250万円でこのハイブリッドシステムと乗り心地、そして所有する喜びを与えてくれる車は他にないのではないかと思います。次に電気自動車に乗り換える時代が来るまでは、このプリウスαに楽しく乗り続けたいと思います。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験