トヨタ プリウス 「燃費とブレーキ、車として… 元々、ハイブリッドカーの燃費がいいのは、まずは回生ブレーキのおかげ。60kmからフルブレーキして発生する熱は１Ｌの水を沸騰」のユーザーレビュー

燃費とブレーキ、車として… 元々、ハイブリッドカーの燃費がいいのは、まずは回生ブレーキのおかげ。60kmからフルブレーキして発生する熱は１Ｌの水を沸騰

2010.3.5

総評

燃費とブレーキ、車として…
元々、ハイブリッドカーの燃費がいいのは、まずは回生ブレーキのおかげ。60kmからフルブレーキして発生する熱は１Ｌの水を沸騰させるほど(本当？かなりの熱エネルギーが発生することには変わらない）だが、普通の車は捨ててしまうのを電気に変えて蓄え、動力に再利用している。高燃費に欠かせない回生ブレーキだがこいつがある意味厄介者で、回生ブレーキのみで車が成立できないから油圧ブレーキと併用しなければならない。この２つの切り替えで問題を生じているのは皆さんも承知なところですね。
回生ブレーキの歴史は試験的なものを含めても２０年程度、従来のブレーキは１００年近く(100年前のものを現代のレベルでブレーキといって良いかは疑問ですが)あり、失敗と成功を繰り返しての進化の度合いが違います。初代プリウスを実用化する際の苦労話も聞いた事があります。文句ばっかり言っていいものかと思うところがありますが、乗る人・周りの人の安全に関わるものを販売しているからにはメーカーはその責任を負わなければなりません。行く末を見守りたいと思います。そして、初代から革新的な車とは認めておりますが、自分はもちろん、人にも薦めたことはありません。（理由は短所で)

満足している点

世界最高レベルの燃費
ＶＳＣ、サイドエアバッグを装備
低価格(ＳＡＩと比べるとかなり安いのが判る）
旧型よりパワーアップ（街乗りレベルでは感じ取れないのは残念)

不満な点

SAIのブレーキに比べプリウスのブレーキフィールは明らかに劣ること。寸前でのｲﾝｻｲﾄ対策でコスト削減の影響でしょうか？
アクセル操作に対して加速(応答性)が遅れ気味なこと。アクセルを大きめに開けるとピックアップの悪さが目立つ。ハンドリングは250万クラスとは思えないフィーリング。
非常に残念なのは車本来の動的(走る、曲がる、止まる）性質(ﾌｨｰﾘﾝｸﾞや質感)の低さです。
初代プリウスに比べればだいぶ良くなりましたが、それでも試乗レベルで、どんな人でもわかるぐらいプリウスのブレーキフィーリングは違和感があるものだと思います。ｲﾝｻｲﾄ,CR-Zはそれほどでもないです。ステアリングもブレーキのフィーリングも100年超の歴史で磨かれ、人間に適正なものになってきたんだと思います。プリウスにはこれが感じられません。トヨタはこれを将来の車の方向性だと示しているのでしょうか？燃費性能だけに特化して他はおざなりでは良い車とは認めません。
歴史的なセールスを記録しておりますが、不況に環境、そして減税と低価格戦略(対ｲﾝｻｲﾄ)、こんな状況にスッポリはまって購入されている方、多くないですか？理解は出来ますが、これって車選びではないと私は思います。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験