トヨタ プリウス 「無意味なカタログ燃費数値 ”21世紀に間に合いました！”という粋なフレーズで登場したトヨタの先進性をアピールする御存知ハイブリッド車”プリウス”。10」のユーザーレビュー

無意味なカタログ燃費数値 ”21世紀に間に合いました！”という粋なフレーズで登場したトヨタの先進性をアピールする御存知ハイブリッド車”プリウス”。10

2008.11.22

総評

無意味なカタログ燃費数値
”21世紀に間に合いました！”という粋なフレーズで登場したトヨタの先進性をアピールする御存知ハイブリッド車”プリウス”。10系は無理矢理世に送り出した感が有り、かなりのネガティブな要素が目立ったが、20系になった事で10系の弱点はかなり克服された。
　投機筋による原油価格の高騰で更なる注目を浴びて登録台数を増やしたが、現在は落ち着いている。それもそのはず、実はカタログ燃費とは全くかけ離れている実燃費で、下道の長距離移動では良い燃費を叩き出すのだが、一番利用頻度が高い街乗りでは良いとこ15Km～16Kmくらいで、この車輌代金を回収するにはどのくらいの月日を費やせば良いのでしょうか。有る程度お金に余裕の有る人は優越感も含めて勧められるが、正直私も社用車購入後に失敗したと痛感している。
　最近特に思うのだが、神経質な人には購入前にレンタカーで１日借りる事をお勧めする。ディーラーでの試乗は全く参考にならず、特に燃費を重視する人は必ずレンタカーで借りた方が良い。ドライバーの癖によってもちろん実燃費も変わるだろうが、そういう意味でやはり実際に1日以上運転した方が良いかと思う。
　走行性能その他に関しては全く問題無く素晴らしいのだが、300万オーバーのプライスタグを考えるとそれも普通か？と我に返ってしまう。
　ただ来年には次世代型が登場するので、それへの期待も含めてあえて辛口のコメントとさせて頂きました。最後に顧客の混乱とディーラーへのクレームを多々招くので、10.15モード燃費はもう辞めてくれ！全くの無意味！

満足している点

1.他が出遅れているハイブリッド車で、優越感を得られる事。
2.環境に気を付けているという世間にアピールを出来る事。
3.自転車に乗っている人が気付かないほどエンジンが静か。
4.室内も同様に静かなので、会話が弾むという事で家族が仲良くなるかもしれないが、逆に冷え切った夫婦には拷問かも!?
5.1,500ccにしては燃費が良い
6.300万を超えるが、全く嫌味が無い。
7.下取りの安定性（新車は高いので中古車を狙っている人が多く、また海外の需要も期待出来るので乗り終わった後の買い取り価格も安定している。

不満な点

1.上記でも告知したが、カタログの燃費と余りにもかけ離れている実燃費（大体15Km/L平均）、思わずJAROに電話しようと思ったくらい。JEROもびっくりである。
2.燃費に対しての車両代金の高さ（償却するには何年掛かるのか？）
3.大分改善されたがまだまだブレーキは"カックン系"、慣れるまで戸惑うかもしれません。
4.メインバッテリーがへたると要サラ金。
5.長所でも有るのだが、エンジンが静か過ぎるので逆に事故を起こしそうになる。

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験