長距離出かけるには最適な車
ISパッケージに乗っており、走行距離は約125000Kmです。当時、車体が大きく、エンジンが大きい車はたくさんありましたが
2008.12.23
- 総評
- 長距離出かけるには最適な車
ISパッケージに乗っており、走行距離は約125000Kmです。当時、車体が大きく、エンジンが大きい車はたくさんありましたが、室内が広くて車体が小さく軽く、馬力があり燃費もいい車はこの車くらいだったので、乗ってた車を2年で早々に手放し、購入しました。
乗って最初の印象はCVTということもあってか「あれ?」というものでした。アクセルを踏んでも期待したほどの加速はせず、1500ccレベル。CVTオイルの影響かと思って1万キロ毎に交換していましたが、CVTオイルを交換すると更に滑るように感じることもあり、2回目の交換で止めました。
また、高速道路で100km巡航する場合、起伏の多い箇所ではCVTと回転数のマッチングが悪く、登り坂で失速していくか、エンジンが3000rpmくらいになり騒がしいのどちらかです。このへんは1.8のAT車のほうが優れると思います。
D4エンジンということもあり、今ではアクセルを強く踏み込むとバックミラー越しに黒煙が出るのがはっきりとわかります。直噴&電子スロットルであるため、微妙なアクセルワークに追従し、トルクを発生するのはいいですが排ガスは気になります。この車は、エンジンの回転数で走る車ではなく、1500~2200rpmを使ってトルクで走る車であると感じます。このような走り方をしていればリッター13km程度はいきます。2000ccクラスで実用燃費が13km走る車は、現在売られている車の中で探してもなかなか見つからないです。
ハンドリングですが、直進は得意ですがワインディングは得意ではありません。リヤサスが柔らかく、ロールを伴うのでタイヤを鳴らすほど攻め込むと運転者も同乗者が不安になります。レガシー等とは別物です。トヨタレベルです。室内は、後部座席に工夫が見られます。広さは国産車最大級です。また後部座席はスライドして荷室を拡大することもできます。さらに、後部座席を畳むと、長さ170cm以上のフラット荷室になります。オートキャンプに行ったときなどは布団を敷いて寝ることができます。このような特徴のある車ですので以下のような用途の人に向きます。
・高速を使うよりは流れの良い幹線国道を使い、長距離移動する人
・オートキャンプなどで車中泊する機会のある人
・燃費などの維持費が気になるがある程度の質感や乗り味はほしい人
・起伏のない地域に住む人
- 満足している点
- ○細かなアクセルワークに対する応答性
○燃費 普段13km/L 遠出14km/L
○回さなければ静かなエンジン音
○時速80Kmまでなら2000rpmちょっとで走れてしまうところ
○バッテリーが小さくて済む38B19L
○スキー場などで一晩エンジンをかけっぱなしにした時のガソリンの減りが少ない(希釈燃焼)
○始動性が良い
○スピードを出さなければハンドルは指を添えているだけでまっすぐ走る
○ハンドルが軽くすえぎりが楽
○5万キロ位までは乗り味に角がなく段差もスッキリ超えられたところ(以後固くドスっ)
○タイヤが195/65/15で夏冬ともにリーズナブルに買える
○運転席前の小物入れにETCが収まる
○後部座席が広い
○長大フルフラット空間を作れる
○後部座席の座面を起こすとチャイルドシートがちょうどはまる
○標準でフォグ、小さいエアロなどがついていて後でオプションしなくていい
- 不満な点
- ×距離を乗るごとに排ガスが悪くなる(アクセル踏み込むとディーゼルかと思う)
×登り坂が苦手(起伏の多い所に住んでるなら絶対1.8AT)
×3000rpm以上まわすとうるさい
×6000rpmくらいまわしてもパワーが発生した感じがしない(快い吹きあがり感ゼロ)
×舗装の良い所は良いがわだちや段差に予想外に大きくハンドルを取られる
×1年に1回くらい信号待ちでエンストする
×社外品のディスチャージライトをつけようとするとヒューズBOXと干渉する
×タイヤは前のみが減り、後ろは全然減らない
×緊急回避的に急ハンドルを切るとリヤの挙動が乱れやすい
×前照灯が紫外線で黄色味を帯びてくる
×リヤゲートのダンパーがへたり、ゲートが勝手におりてきて頭をぶつことがある(冬の朝)
×エアコンスイッチを押すと押したまま戻らないことがある
×フロントシートのレールにガタがあり重心移動するとカチと音が出る
×リヤゲート付近に砂塵があたり汚れやすい
×特にリヤシートでアイドリング時の振動が大きく感じられる
×雨の日など始動した時エンジンからギリギリという擦れた音がしている(放っておけば消える)
×まったくドライバーの気持ちを無視した設定のステアシフト
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